薄型メカニカルゲーミングキーボードは、ゲームに特化した厚さが薄いキーボードのことです。
薄型のキーボードは、厚みが薄いことからパームレストの必要がなく、腕や打ち込む指への負荷を軽減してくれます。
ですので長時間ゲームをプレイしていても、疲れづらいので薄型のキーボードはおすすめです!
- 薄型ゲーミングキーボードのメリットとデメリット
- 薄型ゲーミングキーボードの選び方
- おすすめの薄型ゲーミングキーボード5選
あなたが「ゲーミングキーボードの買い替えようかな…」という時は、ぜひ本記事を読んで薄型ゲーミングキーボードの購入を検討してみてくださいね!!
薄型ゲーミングキーボードのメリットは?
薄型ゲーミングキーボードを使うことにより、以下のようなメリットが得られます。
- キーストロークが短いことで速いキータイプができる
- キーボードが高くて押しづらいことが無い
- パームレストが必要無いことでデスクスペースを十分使える
以上の点を踏まえて更に詳しく解説していきます!
キーストロークが短いことで速いキータイプができる
まず1つ目に、薄型ゲーミングキーボードを使うことにより、得られるメリットは「キーストロークが短いことで速いキータイプができる」です。
薄型ゲーミングキーボードは、キーを打ち込むまでの深さが浅いので、無駄な動作が無いです。
無駄な動作が無いことで、キーストロークが短くなりますので、ゲームを操作するときは早くキータイプができます。
FPSなどの対人戦ゲームでは、1秒の差が勝敗に繋がりますので、少しでも差を縮められる、キーを打ち込む深さが浅い薄型ゲーミングキーボードはおすすめです。
キーボードが高くて押しづらいことが無い
次に2つ目に、薄型ゲーミングキーボードを使うことにより、得られるメリットは「キーボードが高くて押しづらいことが無い」です。
薄型ゲーミングキーボードは、高さが無いので腕の負担を減らしてくれるパームレストが無くて良いです。
キーボードの位置が高いと、手首が上がったままで負担が大きくて、場合によっては手首が腱鞘炎になることもあるんです。
ですから、腕への負担を軽減してくれる薄型ゲーミングキーボードは、ゲームをプレイしている人に考えられた製品なんです。
また、キー入力がしやすいだけでなく、キーを入力したときも底打ちの音はしますが、そこまで打鍵音が大きくないので、静音なゲーミングキーボードが欲しい人にもピッタリです!
パームレストが必要無いことでデスクスペースを十分使える
最後に3つ目に、薄型ゲーミングキーボードを使うことにより、得られるメリットは「パームレストが必要無いことでデスクスペースを十分使える」です。
パームレスト付きのゲーミングキーボードは、やはりデスクのスペースを占領しがちです。
薄型ゲーミングキーボードはパームレストが無くても良いのですから、コンパクトにデスクをスッキリしてくれます。
デスクがスッキリできれば、別の作業もしやすいので、薄型ゲーミングキーボードはおすすめです。
薄型ゲーミングキーボードのデメリットは?
薄型ゲーミングキーボードを使うことで、以下のようなデメリットも生じてしまいます。
- 慣れないとミスタイプが多くなりがち
- 普通のメカニカルキーボードに比べて打鍵感が薄いので好みじゃない人もいる
- 種類が少ない上に価格が高い
以上の点を踏まえて、詳しく解説していきます。
慣れないとミスタイプが多くなりがち
まず1つ目に、薄型ゲーミングキーボードを使うことにより、許容するべきデメリットは「慣れないとミスタイプが多くなりがち」です。
いざ一般的なゲーミングキーボードから、薄型ゲーミングキーボードに切り替わると打ち込みの浅さからミスタイプが多くなりがちです。
ですが、これは慣れてしまうと逆に一般的なゲーミングキーボードに戻れないくらい使い心地が良いので、普段使いにも最適です。
最初の方は薄型に慣れるまで少し違和感があるかもしれませんが、いずれ慣れてきて薄型のほうが使いやすく感じるようになります。
普通のメカニカルキーボードに比べて打鍵感が薄いので好みじゃない人もいる
2つ目に、薄型ゲーミングキーボードを使うことにより、許容するべきデメリットは「普通のメカニカルキーボードに比べて打鍵感が薄いので好みじゃない人もいる」です。
これはやはり打ち込みの浅さから、打鍵感も薄くなってくるので、打鍵感が欲しい人には物足りなく感じるかも知れません。
ですが打鍵感が全く無いというわけでも無いのですが、どうしてもしっかりとした打鍵感が欲しい人は一般的なゲーミングキーボードの方が良いでしょう。
種類が少ない上に価格が高い
薄型ゲーミングキーボードを使うデメリットの3つ目は「種類が少ない上に価格が高い」ことです。
薄型のメカニカルスイッチを搭載したゲーミングキーボードが発売され始めたのは最近なので、まだまだ種類が少ないのが現状です。
デザインやメーカー・機能性で選びたい人には、選択肢が少ないので、自分好みのキーボードを手に入れるのが難しいかもしれません。
種類が少ないだけでなく、薄型の特に「メカニカルスイッチ」搭載のゲーミングキーボードは、価格も高いです。
なので、安い価格で高性能なコスパの良いゲーミングキーボードが欲しい人は、薄型では選ばない方が良いです。
薄型ゲーミングキーボードの選び方は?
薄型ゲーミングキーボードを購入するときは、以下のような選び方のポイントを抑えて購入するのが良いでしょう。
- キースイッチ(軸)の種類で選ぶ
- 機能性の違いで選ぶ
- テンキーレスかフルサイズかで選ぶ
- 無線か有線かで選ぶ
- 日本語配列と英語配列の違いで選ぶ
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
キースイッチ(軸)の種類で選ぶ
まず1つ目に薄型ゲーミングキーボードの選び方としては、「キースイッチの種類で選ぶ」です。
軸と呼ばれるキースイッチは多くの種類があり、それぞれ違った特徴を持っています。
キースイッチには、主に
- 赤軸(リニア)
- 銀軸(リニア)
- 青軸(クリッキー)
- 茶軸(タクタイル)
の4種類があり、「リニア・タクタイル・クリッキー」それぞれの違いは以下のような特徴があります。
タクタイル | |
---|---|
打鍵感 | 軽い |
打鍵音 | 静か |
リニア | |
---|---|
打鍵感 | 中間 |
打鍵音 | 中間 |
クリッキー | |
---|---|
打鍵感 | 重め |
打鍵音 | 大きめ |
また、薄型ゲーミングキーボードのキー専用のスイッチになっているため、一般的なゲーミングキーボードより薄い作りになっています。
できるだけキーストロークを早い方が良い場合は、タクタイルが良いでしょう。
薄型ゲーミングキーボードでも、しっかりとした打鍵感や打鍵音が欲しい場合は、クリッキーを選ぶと良いでしょう。
ただ打鍵音が大きいと、ボイスチャットに音が入り込み、相手に迷惑をかけがちですので、注意しましょう。
機能性の違いで選ぶ
次に2つ目に薄型ゲーミングキーボードの選び方としては、「機能性の違いで選ぶ」です。
ゲーミングキーボードには、それぞれゲームをプレイするのに便利な機能が備わっています。
例えば専用ドライブをインストールし、自由自在にマクロを組んで自動化設定ができて、保存できるキーボードがあります。
他にも暗いところでも手元を見やすくしてくれる、光る機能では、ゲームに合わせてライトを照らしてくれて没入感を味わえる機能も。
様々なゲームをプレイするのに便利でかっこ良い機能が搭載されている、キーボードもありますので、あなた好みのキーボードを選んでみましょう。
テンキーレスかフルサイズかで選ぶ
次に3つ目に薄型ゲーミングキーボードの選び方としては、「テンキーレスかフルサイズかで選ぶ」です。
ゲームをプレイするのに、テンキーは出番がないことから、テンキーレスを選ぶのを強くおすすめいたします。
テンキーレスですと、マウスの可動領域が広がり、マウスがキーボードにぶつかる心配がないです。
テンキーが必要になったら別途購入できますから、フルサイズではなく、テンキーレスを選ぶと良いでしょう。
無線か有線かで選ぶ
次に4つ目に薄型ゲーミングキーボードの選び方としては、「無線か有線かで選ぶ」です。
無線の性能は、とても性能が良くなっていて、有線と同等の応答速度でキーを入力できます。
ケーブルも無いことから、設置する場所に気を取られること無く、デスクをスッキリさせ、また持ち運びに便利です。
ただ、価格は有線と比べて高いので、安いゲーミングキーボードが良い場合は有線を選ぶと良いでしょう。
有線タイプでも、ケーブルをすっきりさせられるような、作りになっているキーボードもあります。
日本語配列と英語配列の違いで選ぶ
最後に5つ目に薄型ゲーミングキーボードの選び方としては、「日本語配列か英語配列どっちが良いのか」ということです。
結論からお伝えすると、「日本語配列のゲーミングキーボード」がおすすめです。
理由としては、英語配列と日本語配列では微妙にキーの配列が異なるため、入力したいキーが無い場合があるからです。
特に、「カタカナ/ひらがな、全角/半角、変換or無変換、¥」等のキーが無いので、ゲーム以外に使う時では不便に感じるシーンがあります。
また、「かな入力」も日本語配列でないと不可能なので、かな入力で慣れている人は、絶対に日本語配列の方が良いです。
おすすめの薄型ゲーミングキーボード5選!
ここからは、おすすめの薄型ゲーミングキーボードとして、以下の5つを紹介していきます!
更に詳しい性能なども解説していきますので、一緒に見ていきましょう!
Razer Ornata V3
まず1つ目にご紹介する、薄型ゲーミングキーボードは、「Razer Ornata V3」です。
こちらのキーボードは、メンブレンとメカニカルがブレンドした、クリック感のあって使っていて打鍵感が気持ちの良い製品です。
キーキャップはUVコートされており、耐摩耗性と耐傷性に優れていて、長く愛用できます。
またマルチメディアコントロールキーも搭載されていて、キーボード上で音声の調節や再生など操作できて便利です。
価格 | 11,800円 |
---|---|
キースイッチ | メカメンブレン (タクタイル) |
有線or無線 | 有線 |
英語配列or日本語配列 | 英語配列 |
- マグネット式の取り外し可能なパームレスト付き
- 英語配列なので、無駄なキーがない
- Nキーロールオーバーで、全ての同時押しを正確に検知してくれる
ROCCAT VULCAN TKL Pro
次に2つ目にご紹介する、薄型ゲーミングキーボードは、「ROCCAT」から販売されている「ROCCAT VULCAN TKL Pro」です。
このキーボードは見た目がおしゃれで、更にマルチコントロールコントロールキーでは、つまみで操作できるという珍しいデザインです。
またROCCAT独自の、「Titan Switch Mechanical」搭載なので、トップクラスな反応速度で耐久値も高いんです。
価格 | 12,200円 |
---|---|
キースイッチ | メカニカル(赤軸) |
同時押し可能な数 | 複数可能 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
接続方法 | 有線 |
- スイッチが飛びてている構造なので、バックライトが更に華やかに演出される
- メディアコントロールと音量ローラー付きなので便利
- 有線だがケーブルを取り外せる為、収納や持ち運びしやすい
COUGAR LUXLIM
次に3つ目にご紹介する、薄型ゲーミングキーボードは、「COUGAR LUXLIM」です。
このキーボードは、メカニカルスイッチに更にロープロファイルスイッチも採用しているので、キーストロークの距離がとても短いです。
またロープロファイルスイッチを搭載されていることにより、薄さが20mmと長時間ゲームをプレイしていても腕が疲れにくいんです。
価格 | 14,960円 |
---|---|
キースイッチ | メカニカル (光学スイッチ赤軸) |
有線or無線 | 有線 |
英語配列or日本語配列 | 英語配列 |
- 光学スイッチ採用で、とても薄い仕様
- 有線ですがケーブル着脱できるので、収納や持ち運びに便利
- 高さ調節のできる、マグネット式スタンド付き
Logicool G913 TKL
次に4つ目にご紹介する、薄型ゲーミングキーボードは、「Logicool G913 TKL」です。
このキーボードは、ロープロファイルGLスイッチなので、通常のスイッチの半分の薄さで、キーストロークの距離がとても短くなります。
また「LIGHTSYNC RGB」を扱うことで、ライディング機能をカスタマイズをできるだけでなく、ゲームやアプリに合わせた演出もしてくれてかっこ良いです。
またフル充電(4時間程度)から、最大40時間もキーボードが動作するほど、バッテリの持ちが良いです。
価格 | 22,788円 |
---|---|
キースイッチ | メカニカル (茶軸のようなタクタイル) |
有線or無線 | 無線,有線 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- 充電しながら有線接続で使用可能
- 薄型でクリッキーやリニアも販売されている
- ゲームを快適にプレイするのに便利な機能が豊富
「Logicool G913 TKL」は白バージョンもあります
「Logicool G913 TKL」には、タクタイル軸の白いバージョンもあるので、白が良い人はおすすめです!
Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless
最後に5つ目にご紹介する、薄型ゲーミングキーボードは、「Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless」です。
こちらのキーボードは、RAZER独自の薄型オプティカルスイッチで、アクチュエーションポイントが驚異の2.8mmと、圧倒的な反応速度でゲームをプレイすることが出来ます。
またバッテリー駆動が50時間と、電池の持ちも良いので、外出先でも安心して長く使うことが出来ます。
またキーキャップは超耐久性コーディングがされており、キーを打ち込んでいる摩擦にしっかり耐えてくれて、更に見た目も高級感があってかっこ良いです。
価格 | 32,890円 |
---|---|
キースイッチ | オプティカルスイッチ (リニア) |
有線or無線 | 有線,無線 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列or英語配列 |
- 最大バッテリー駆動時間が50時間と持ちが良い
- 厚みが2.6cmとトップクラスの薄さ
- 専用ソフトウェアをインストールすることで、マクロやプロファイルなど、自由自在に設定と保存ができる
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まとめ
本記事では、薄型のゲーミングキーボードについて、メリットやデメリット、詳しい解説や選び方までお伝えしてきました。
改めて、内容をまとめると以下の通りです。
- 薄型ゲーミングキーボードを使うことで、腕への負担を少なくして疲れづらく、キーストロークが早くなる
- 薄型ゲーミングキーボードに慣れると、一般的なゲーミングキーボードに戻れなくなるくらい使い心地が良い
- 薄型のゲーミングキーボードの選び方は、「好みの打鍵感や打鍵音」「機能性」「テンキーレス」「有線か無線」を重視しましょう
- おすすめの薄型ゲーミングキーボード5選
初めて薄型ゲーミングキーボードを使うと、違和感を感じるかも知れませんが、慣れてしまうと本当に一般的なゲーミングキーボードに戻れなくなるくらい快適です。
是非本記事を参考にして、薄型ゲーミングキーボードの購入を検討してみてくださいね。