青軸ゲーミングキーボードといっても、多くの種類がある為「ゲーミングキーボードの青軸でおすすめはどれなの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
青軸のゲーミングキーボードを実際に調べると、メーカーによって特徴が異なり、更には、同じ青軸と言っても値段が安いモデルと高いモデルがあります。
そこで本記事では、ゲーミングキーボードの青軸でおすすめな安いモデルから、テンキーレスモデルまで、青軸の特徴や選び方を踏まえてお伝えしていきます。
【ゲーミングキーボード】青軸でおすすめモデル
ゲーミングキーボードの中でも、青軸でおすすめのモデルを以下を基準に、詳しくお伝えしていきます。
- 青軸で人気のおすすめモデル
- 青軸で安いおすすめモデル
- 青軸でテンキーレスのおすすめモデル
ゲーミングキーボードの青軸を選ぶ際のポイントなど、詳しい内容はこの後詳しくお伝えしています。
では、青軸のおすすめキーボードについて、一つずつ見ていきましょう。
【ゲーミングキーボード】青軸で人気のおすすめモデル4選
ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデルは、以下の通りです。
では、一つずつ詳しく見ていきましょう。
「Cherry MX青軸」搭載の【Logicool】G610BL
ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル1つ目は、「Logicool G610」です。
青軸のおすすめキーボードである「G610」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Cherry MX Blue |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 2.2mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 5,000万回 |
機能性 |
|
「Logicool G610」は、Amazon売れ筋ランキング上位の人気モデルであり、価格も1万円前後とかなりコスパが高いと言えます。
キースイッチには、CherryMX製の青軸キースイッチが使われており、「カチカチ」とクリッキーな気持ちの良い打鍵感でタイピングできます。
そして、パフォーマンス重視のデザインという事で、見た目はシンプルは普通のゲーミングキーボードであり、バックライト機能も最低限な「白」一択が特徴です。
普段から、ゲーミングキーボードを何色にも光らせている人は物足りないかもしれませんが、シンプルなデザインが好みの人で、青軸が欲しい人は特におすすめです。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル1つ目として、「Logicool G610」が挙げられます。
「GX青軸」搭載の【Logicool】G512
ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル2つ目は、「Logicool G512」です。
青軸のおすすめキーボードである「G512」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Logicool GX青軸 |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 1.5mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 7,000万回 |
機能性 |
|
「Logicool G512」も、Amazon売れ筋ランキング上位の人気モデルであり、価格も1万円前後とかなりの高コスパと言えます。
キースイッチには「GX青軸」が使われており、青軸のクリック感はそのままで、アクチュエーションポイントが通常の青軸よりも浅いことで高い反応性が特徴です。
また、トップフレームには「航空機グレードのアルミニウム合金」が使用されており、頑丈なので耐久性が高く、見た目の高級感も非常に高いと言えます。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル2つ目として、「Logicool G512」が挙げられます。
「Razer緑軸」搭載の【Razer】BlackWidow Elite
ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル3つ目は、「Razer BlackWidow Elite」です。
青軸のおすすめキーボードである「Razer BlackWidow Elite」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Razer 緑軸 |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 1.9mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 8,000万回 |
機能性 |
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「Logicool G512」も、Amazon売れ筋ランキング上位の人気モデルであり、価格もRazerのメカニカルキーボードとしては、かなりコスパが高いと言えます。
キースイッチには「Razer 緑軸」が使われており、通常の青軸よりも僅かに反応性が高く、他の青軸に比べて最も高い「最高8,000万回のキーストローク」と、耐久性が非常に高いです。
また、プログラム可能なマルチファンクションダイヤルがあり、「再生・停止・音量調整」など機能を、他の機能に再割り当てすることが可能で、使い方は人それぞれ好みに変更できます。
さらに、ドライバーで設定することにより、「全てのキーの割り当てを変更、マクロ割り当て」など、全てのキーがカスタマイズ可能なので、設定の幅は無限大です。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル3つ目として、「Razer BlackWidow Elite」が挙げられます。
「GLクリッキースイッチ 」搭載の【Logicool】G813
ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル4つ目は、「Logicool G813」です。
青軸のおすすめキーボードである「Logicool G813」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Logicool GLクリッキースイッチ |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 1.5mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 5,000万回 |
機能性 |
|
「Logicool G813」のキースイッチには、「Logicool GLスイッチ」が使われており、通常の青軸よりも薄型であり、青軸の中で最も反応性が高いスイッチです。
キーが薄いことで、「クリック感や、耐久性」が損なわれる事は無く、薄いだけでしっかりとメカニカルキーボードなので、クリック感もあり、耐久性の高いです。
また、基本設計が「G512」と同様であることから、頑丈な航空機グレードのアルミニウム合金が使われており、非常に高い耐久性があります。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸で人気のおすすめモデル4つ目として、「Logicool G813」が挙げられます。
他にも、青軸としてのスイッチや、耐久性はそのままで無線モデルになった「G913」もあり、無線モデルが欲しいという人は、そちらがおすすめです。
【ゲーミングキーボード】青軸で安いおすすめモデル2選
次に、ゲーミングキーボードの青軸で安いおすすめモデルは、以下の通りです。
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
青軸で安い➀【HP】GK320
ゲーミングキーボードの青軸で安いおすすめモデルの1つ目は、「HP GK320」です。
青軸で安いおすすめキーボードである「HP GK320」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | メーカー不明 |
---|---|
押下圧 | 60g |
アクチュエーションポイント | 不明(恐らく2.2mm?) |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 5,000万回 |
機能性 |
|
「HP GK320」は、5,000円台から購入できる、ゲーミングキーボードの青軸の中でもかなり安いモデルですが、しっかり青軸が使われており、耐久性も高いです。
また、メーカーもパソコン機器メーカーで有名は「HP(ヒューレットパッカード社)」なので、安い価格でもそれなりに安心して購入できます。
しかし、キーの同時押し対応に関して普通に使うことは出来るものの、同時押しを確実に検出できる「ロールオーバー」ではなく、同時押しによる誤入力を防ぐ「アンチゴースト」機能なので、注意が必要です。
ただ、ゲーミングキーボードの青軸を安い値段で買いたい人には、おすすめできるモデルです。
青軸で安い②【e元素】青軸メカニカルキーボード
ゲーミングキーボードの青軸で安いおすすめモデルの2つ目は、「e元素 青軸メカニカルキーボード」です。
青軸で安いおすすめキーボードである「e元素 青軸メカニカルキーボード」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Outemu製 青軸(CherryMXと互換性あり) |
---|---|
押下圧 | 60g |
アクチュエーションポイント | 2.2mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 5,000万回 |
機能性 |
|
「e元素 青軸メカニカルキーボード」は、5,000円台から購入できるゲーミングキーボードの青軸としては、最も機能性に優れたコスパの良いキーボードです。
具体的には、Nキーロールオーバーの為、全てのキーの同時押しを確実に検出できる為、キーの同時押しをするゲーム用に最適です。
Nキーロールオーバー機能が付いて、ここまで値段が安いゲーミングキーボードは、e元素以外ほとんど存在しません。
また、キースイッチには中華製の「Outemu 青軸」が使われていますが、通常の青軸と変わらない使い心地で、5,000万回という高耐久も特徴です。
ゲーミングキーボードの青軸を安い値段で買いたい人には、非常におすすめできるモデルです。
【ゲーミングキーボード】青軸テンキーレスのおすすめモデル3選
ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスのおすすめモデルは以下の通りです。
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
青軸でテンキーレス➀【HyperX】Alloy FPS Pro
ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスなおすすめモデルの1つ目は、「HyperX Alloy FPS Pro」です。
青軸のテンキーレスでおすすめキーボードである「HyperX Alloy FPS Pro」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Cherry MX Blue |
---|---|
押下圧 | 60g |
アクチュエーションポイント | 2.2mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 5,000万回 |
機能性 |
|
「HyperX Alloy FPS Pro」は、最も多くのプロゲーマーに使用されているゲーミングキーボードです。(prosettings.netより)
キースイッチには、CherryMX製の青軸キースイッチが使われており、「カチカチ」とクリッキーな気持ちの良い打鍵感でタイピングできます。
また、テンキーレスの為、マウス操作の邪魔にならないコンパクトさが大きな特徴で、更にケーブルの取り外しが可能なので、持ち運びがしやすいです。
そして、強固なスチールフレームが使われている為、キーを押した時の安定感も抜群で、耐久性も非常に高くなります。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスのおすすめモデル1つ目として、「HyperX Alloy FPS Pro」が挙げられます。
青軸でテンキーレス②【Logicool】G PRO X
ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスなおすすめモデルの2つ目は、「Logicool G PRO X」です。
青軸のテンキーレスでおすすめキーボードである「Logicool G PRO X」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Logicool GXスイッチ |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 2.0mm |
接続方式 | 有線 |
耐久性 | 不明(他のGX Blueモデルは7,000万回) |
機能性 |
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「Logicool G PRO X」は、2番目に多くのプロゲーマーに使用されているゲーミングキーボードです。(prosettings.netより)
キースイッチには、「GX Blueスイッチ」が使われており、通常の青軸に比べて、アクチュエーションポイントが少し浅いことで、反応性が高くなっています。
さらに、大きな特徴である「キースイッチの入れ替え」が可能であり、好きなキースイッチを好みに配置できるので、自分だけのオリジナルキーボードを作ることが出来ます。
もちろんテンキーレスで、ケーブルの取り外しも可能なので持ち運びも楽で、マウス操作の邪魔になることもありません。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスのおすすめモデル2つ目として、「Logicool G PRO X」が挙げられます。
青軸でテンキーレス③【Logicool】G913-TKL
ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスなおすすめモデルの3つ目は、「Logicool G913-TKL」です。
青軸のテンキーレスでおすすめキーボードである「Logicool G913-TKL」の特徴をまとめると、以下の通りです。
青軸の種類 | Logicool GLクリッキースイッチ |
---|---|
押下圧 | 50g |
アクチュエーションポイント | 1.5mm |
接続方式 | 無線 |
耐久性 | 5,000万回 |
機能性 |
|
「Logicool G913-TKL」の最も大きな特徴は、有線よりも速い無線技術である「LIGHTSPEED」無線での接続です。
無線というと遅延や安定性に問題があると言われてきましたが、今では無線技術が進歩したおかげで無線は遅延や安定性に欠けるという認識は古いです。
また、ただ無線接続できるだけでは無く、従来の青軸スイッチに比べて半分の薄さで、アクチュエーションポイントが「1.5mm」と非常に浅い為、反応性が非常に高いです。
そして、テンキーレスである事だけでも持ち運びのし易さが違いますが、「G913-TKL」は無線でケーブルが必要無い為、簡単に持ち運びが可能です。
上記のことから、ゲーミングキーボードの青軸でテンキーレスのおすすめモデル3つ目として、「Logicool G913-TKL」が挙げられます。
【ゲーミングキーボード】青軸とは?特徴は?

画像出典元:https://www.cherrymx.de/en
ゲーミングキーボードの青軸は、爽快なタイピング音にこだわる人におすすめです。
青軸を簡単に説明すると、メカニカルキーボードのキースイッチの事で、詳しくは>>ゲーミングキーボードの軸とは?軸選びの基準や軸の種類による違いは?でお伝えしています。
中でも『青軸』は、キースイッチを押したときのクリック感も強く感じられるので、いかにもタイピングをしている気分になれます。
具体的に、ゲーミングキーボードの青軸とは、どんな特徴をまとめると、以下の通りです。
- 青軸はクリック感が強く押し心地が良い
- 青軸は打鍵音が大きいのでマイクに入る
- 人によって青軸は指が痛くなるかも・・・
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
青軸はクリック感が強く押し心地が良い
青軸神! pic.twitter.com/N1McE7oc51
— ないすぶれっど#️⃣🍞😅 (@BreChaso_) September 26, 2020
ゲーミングキーボードの青軸の特徴として1つ目は、「クリック感が強く押し心地が良い」ことが挙げられ、打鍵音が好きな人に青軸はおすすめです。
青軸の特徴かつ最大のおすすめポイントとして、ある一定の深さまでキーを押し込むと、クリック感があり、「カチッ」というという気持ちの良い打鍵音がします。
明確に大きなクリック感のある軸は、「青軸」だけなので、「カチッカチッ」という打鍵音と、クリック感は、青軸以外の軸では味わえません。
しかし、その反面、「押下圧が重く、アクチュエーションポイントが深い」ので、赤軸や銀軸といったキータッチが軽いキーボードに比べて反応速度が遅くなるデメリットもあります。
具体的にお伝えすると、ゲーミングキーボードの青軸は一般的に「押下圧60g」「アクチュエーションポイント2.2mm」と、キータッチは重めです。
しかし、青軸といってもメーカーによっては、アクチュエーションポイントや押下圧が違い、大まかにまとめると以下の通りです。
メーカー名 | CherryMX Blue | Kailh Blue | Razer 緑軸 |
---|---|---|---|
押下荷重 | 60cN | 50±10g | 50g |
アクチュエーションポイント | 2.2mm | 1.9±0.4mm | 1.9mm |
キーストローク | 4mm | 4mm | 4mm |
特徴 |
| 中国メーカーで値段が安い | 一般的な青軸より作動点が浅い |
ゲーミングキーボードの青軸でおすすめするなら、Razer独自の青軸に違い「緑軸」もしくは、Logicool独自の「Romer-Gクリッキー」が、反応性が良くおすすめです。
青軸は打鍵音が大きいのでマイクに入りやすい
ゲーミングキーボードの青軸の特徴として2つ目は、「打鍵音が大きいのでマイクに入りやすい」ことが挙げられます。
前述の通り、ゲーミングキーボードの青軸は、「カチッ」というクリック感があることで、他の赤軸や銀軸といったキーボードに比べると打鍵音が大きいことが特徴です。
その為、ゲーミングキーボードが青軸だと、ボイスチャットをしながらフレンドとゲームをしている時、大きな打鍵音で相手に不快な思いをさせる可能性があります。
青軸のゲーミングキーボードは、自分が使っている分には気持ちの良い「打ち心地、打鍵音」ですが、相手からすると「ずっとカチカチうるさい」という風にしか聞こえません。
その為、ゲーミングキーボードの青軸は、普段から良くボイスチャットをしてプレイする人や、実況・配信をする人にはおすすめ出来ません。
ただ、キーボードの打鍵音は、マイクの入力設定を適切に行えば、ほとんどマイクに入らないように設定できるので、青軸の購入を諦めるほど大きな問題では無いので安心してください。
また、ゲーミングキーボードの青軸はキースイッチを押した感触が強いため、誤入力を回避できるというメリットもあります。
なので、ゲーミングキーボードの青軸はゲーマー以外にも、プログラマーやライターにもおすすめできます。
人によって青軸は痛くなるかも
ゲーミングキーボードの青軸の特徴として3つ目は、「人によって指が痛くなる可能性がある」ことが挙げられます。
前述の通り、ゲーミングキーボードの青軸は、「押加圧が重いこと」と「アクチュエーションポイントが深い」ことで、他の軸と比べてしっかりキーを押し込まないと反応してくれません。
その為、青軸キーボードを使って、長時間ゲームをしていると「指が痛くなる」可能性もあります。
しかし、長時間ゲームをしていて指が痛くなることは、青軸以外のゲーミングキーボードを使っていてもあり得ることなので、青軸だけの問題ではありません。
逆に、キーを押す感覚が少し重いため、「誤入力によって変な動きをして負ける」という事にはなりにくいメリットがあるので、ゲーミングキーボードの青軸はおすすめです。
【ゲーミングキーボード】青軸で選ぶ際のポイント
ゲーミングキーボード買ってみたけどうるさすぎて草 pic.twitter.com/sTuCormPBO
— まだら (@Pien_x0) October 11, 2020
ゲーミングキーボードの青軸を選ぶ際にチェックすべきおすすめのポイントは、以下の2つです。
- 青軸の種類で選ぶ
- テンキーレスかフルサイズかで選ぶ
青軸と言っても、メーカーによっては独自の技術を盛り込んでいるので、押下圧やアクチュエーションポイントが違う場合があります。
その為、ゲーミングキーボードの青軸を選ぶときに、「青軸だから」という理由だけで買うと失敗する可能性があるでしょう。
そこで、ゲーミングキーボードの青軸の選び方に関して、詳しくお伝えしていきます。
青軸の種類で選ぶ
Romer-Gスイッチ採用の新型ゲーミングキーボードがデビュー https://t.co/sZNJGqJuXV pic.twitter.com/eNukkC5lLB
— ASCII.jp (@asciijpeditors) May 24, 2018
ゲーミングキーボードの青軸を選ぶ際のおすすめチェックポイント1つ目は、「青軸の種類で選ぶ」ことが挙げられます。
ゲーミングキーボードの青軸と言えば、Cherry MXをイメージする人が多いと思いますが、青軸はCherryMXだけではなく、他にも多くのメーカーが、独自のスイッチを開発しています。
青軸と言ってもメーカーによって、打鍵音が違いますしキータッチの感覚も違うので、ゲーミングキーボードの青軸を選ぶ際には種類があることを知っている事が重要です。
具体的に、Cherry以外に青軸の独自スイッチを開発しているのは、以下のメーカーです。
- Kaihua
- Logicool
- Razer
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
【Kaihua】Kailh Blue
ゲーミングキーボードを青軸で選ぶ際に重要になる、CherryMX以外の青軸の種類1つ目は、「Kaihua製 Kailh青軸」です。
Kaihua製のキースイッチは、多くのゲーミングキーボードに採用されていて、最初のころは「Cherry MX」の下位互換クローンと評判でした。
しかし、いろいろな製品を出していくことによって技術革新を重ね、今ではユーザーから高い評価を得ているのです。
Kaihua製のゲーミングキーボードのキースイッチ「Kailh青軸」は、「押下圧50±10g」でほかの青軸のキーボードとほぼ同じです。
キーストロークや、アクチュエーションポイントも他の青軸と変わりはないですが、中国メーカーということで値段が安いです。
ゲーミングキーボードの青軸でおすすめの安いモデルが欲しいという人は、「Kailh青軸」のキーボードの購入を検討すると良いでしょう。
【Logicool】Romer Gスイッチ・GX Blueスイッチ

出典元:https://gaming.logicool.co.jp/
ゲーミングキーボードを青軸で選ぶ際に重要になる、CherryMX以外の青軸の種類2つ目は、「Logicool Romer-Gスイッチ タクタイル、GX Blueスイッチ」です。
分かりやすく、Logicoolのゲーミングキーボードの青軸と、CherryMXの青軸を比較してまとめると、以下の表の通りです。
スイッチの種類 | CherryMX 青軸 | Romer-Gタクタイル | GX青軸 |
---|---|---|---|
アクチュエーションポイント | 2.2mm | 1.5mm | 1.9mm |
キーストローク | 4.0mm | 3.2 mm | 4.0mm |
押下圧 | 60cN | 45gf | 50gf |
タクタイル圧 | ー | 50gf | 60gf |
Logicool独自開発の青軸である、「Romer-G タクタイル」は、青軸のようなクリック感のある、気持ちの良い押し心地と、打鍵音です。
しかし、「Romer-G タクタイル」は、通常の青軸の懸念点だった、「押下圧をより軽く、アクチュエーションポイントをより浅く」することで、軽い青軸スイッチを開発しました。
一方の、「GX Blueスイッチ」は、「Romer-Gタクタイル」に比べると、押下圧は重く、アクチュエーションポイントは深いですが、CherryMXの青軸よりは軽いキータッチです。
分かりやすく、Logicoolのゲーミングキーボードの青軸の具体的な特徴をまとめると、以下の表の通りです。
【Razer】緑軸

出典元:www2.razer.com
ゲーミングキーボードを青軸で選ぶ際に重要になる、CherryMX以外の青軸の種類3つ目は、「Razer 緑軸(Green Switch)」です。
Razerの独自開発の「緑軸」は、青軸のようなクリック感と、気持ちの良い打鍵音が特徴ですが、CherryMXの青軸よりも少しだけキータッチが軽いのが特徴です。
分かりやすく、Razerのゲーミングキーボードの緑と、CherryMXの青軸を比較してまとめると、以下の表の通りです。
スイッチの種類 | CherryMX 青軸 | Razer 緑軸 |
---|---|---|
アクチュエーションポイント | 2.2mm | 1.9mm |
キーストローク | 4.0mm | 4.0mm |
押下圧 | 60cN | 50G |
Razerの緑軸は、ほとんどCherryMXの青軸と同じですが、わずかに「押下圧が軽く、アクチュエーションポイントが浅く」なっており、キータッチが少し軽いのが特徴です。
同じような特徴を持つ、Logicoolの「GX Blue」と「Razer 緑軸」は、ほぼ変わらないスペックなので、どちらを購入するかは好みです。
テンキーレスかフルサイズかで選ぶ
ゲーミングキーボードの青軸を選ぶ際のおすすめチェックポイント2つ目は、「テンキーレスかフルサイズかで選ぶ」ことが挙げられます。
結論からお伝えすると、ゲーミングキーボードの青軸を選ぶ場合で、おすすめはゲームをプレイすることが多い人は、テンキーレスがおすすめです。
理由としては、以下の通りです。
- マウスを大きく動かすことが多いから
- テンキーが無くて困ることが少ない
通常、ゲームをする時、特にFPSなどの視点移動が激しいゲームでは、マウスを大きく動かすことが多いので、テンキーがあると邪魔になる場合が多いです。
つまり、マウスの動きが制限されるフルサイズの場合は、ゲームをプレイする場合は不利な条件と言え、特にマウスを大きく動かす「ローセンシ」の人はテンキーレス一択です。
また、テンキーが無くて困ることが「正直、少ない」ので、特にゲーム目的である、ゲーミングキーボードの青軸なら、おすすめはテンキーレスです。
仮に、テンキーが必要になった場合は、別途テンキーだけを購入すれば、必要な時だけに使えるので、マウス操作の邪魔にならないのでおすすめです。
【ゲーミングキーボード】青軸で安いモデルは少し注意
ゲーミングキーボードの青軸で安いモデルは、5000円以下でも販売されていて、激安ゲーミングキーボードでも問題なく使用できます。
しかし、値段が安いのは、いくつかの理由があり、安いからと言って値段だけを見て購入するのは少し注意が必要です。
では、具体的に、ゲーミングキーボードの青軸で安いモデルを購入する際の注意点をまとめると以下の通りです。
- 青軸といってもCherryMXスイッチでは無い
- キーの位置ずれや、キーの印字が消えることも
では、詳しくお伝えしていきます。
青軸といってもCherryMXスイッチでは無い
【3F周辺機器】ミニキーボードに新作!発売は来週(11/22)ですがサンプルが先行して来ました!センチュリー『BLACK PAWN』予価12,800円。CherryMXスイッチ4色4モデル出るようです。(K) pic.twitter.com/phWKhTvbth
— ツクモパソコン本店リユース館(旧DOS/V館) (@TSUKUMO_DOSV) November 14, 2013
ゲーミングキーボードの青軸がCherryMXでなくても、入門用としてならおすすめできます。
ゲーミングキーボードの青軸タイプをいろいろと調べたことがありますが、安いモデルは「CherryMX」ではないケースが多く「中華青軸」と呼ばれています。
中華青軸は、前述した「Kailh製の青軸」を筆頭に様々な種類がありますが、使用感は一般的な青軸とほぼ同じで、値段がかなり安いです。
ただ、多少の使用感の違いや、デメリットもあることは事実ですが、ゲーミングキーボードの青軸でおすすめの安いモデルを探している人は購入してみるのも良いでしょう。
日本には「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、ゲーミングキーボードに関しては、そこまで大きな影響はないことだと感じます。
中華製の青軸でも問題なく使える
ゲーミングキーボードの青軸が中華製でも、値段が安いのでおすすめできます。
実は中華製の青軸でも問題なく使える場合が多く、「中華製だからゴミだろう」という考えはキーボードにおいてあまり通じません。
しかし、激安ゲーミングキーボードの中には、本当に使えない中華製もあるので注意が必要です。
例えば、変換キーが無い場合や、キーの位置がズレていることは実際にあり、押下圧のバラつきも報告されているので、CherryMXなど他の青軸と同等の使用感ではありません。
また、激安ゲーミングキーボードは、キーキャップの文字が消える可能性が高いということを覚えておきましょう。
私の経験ですが3000円以下でという安い値段で買えるゲーミングキーボードは、わずか3か月使用しただけでキーの文字が薄く見えなくなりました。
ゲーミングキーボードの青軸を安い値段で買いたい人はおすすめできますが、品質など気になる人は、CherryMXが使われたモデルを買うことがおすすめです。

まとめ
本記事では、ゲーミングキーボードの青軸のおすすめモデルについて、詳しくお伝えしてきました。
改めて、内容をまとめると以下の通りです。
- 同じ青軸と言ってもメーカーによって特徴は違う
- 青軸と言ってもCherryMXスイッチとは限らない
- 激安ゲーミングキーボードの青軸でも使えるものが多い
同じ青軸と言ってもメーカーによっては、打鍵音やキースイッチを押したときのクリック感も違います。
細かい部分にこだわる場合は実際に店舗に行き、目的のキーボードのキーを押してみるほうが後悔しなくて済むでしょう。