ゲーミングキーボードというと、「ゲームに特化したデバイスだから高いんじゃ…。」と思うのではないのでしょうか?
実は、1万円以下という安い価格でも高性能なゲーミングキーボードが手軽に買えちゃうんです。
- ゲーミングキーボードを使うメリット
- コスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方
- 1万円以下の有線で安いコスパの良いゲーミングキーボードのおすすめ8選
- 無線で安いコスパの良いゲーミングキーボードのおすすめ4選
しっかりゲーミングキーボードのメリットと、選び方を解説した上で実際に販売されているゲーミングキーボードもご紹介しちゃいます!
ゲーミングキーボードを使うメリットは?
そもそもゲーミングキーボードを使うことによって、得られるメリットは何でしょう?
- キーの同時押しを正確に入力できる
- ポーリングレートが高いので入力遅延が無い
この2点がメリットとなりますが、もう少しわかりやすく解説していきます。
キーの同時押しを正確に入力できる
まず1つ目のゲーミングキーボードを使うメリットとしては、「キーの同時押しを正確に入力できる」ことです。
キーの同時押しといえば、例えばFPSをプレイしている際に、移動中に武器を持ち替えたり、移動中にバックパックを開いたりする時に役立ちますよね。
これが正確にキーの同時押しができていないと、敵と戦闘中に武器の入れ替えができずにいたら、そもそも戦闘がまともにできないですよね。
こういった時のために、正確にキーの同時押しができるのが、ゲーミングキーボードの特徴なんです。
キーの同時押し正確にできないと、対人戦では動きが圧倒的に不利になりますので、やはり同時押しを正確にできるゲーミングキーボードのメリットと言えます。
ポーリングレートが高いので入力遅延が無い
次に2つ目にゲーミングキーボードを使うメリットとしては、「ポーリングレートが高いので入力遅延が無い」ことです。
ポーリングレートというのは、1秒間の間にPCへ情報を送信する回数です。
このポーリングレートが低くなるほど、PCがキーボード入力を認識するまで時間がかかります。
さらに、PCへの入力遅延が起きると、モニターに表示されるまでの遅延も増えるので、結果的にポーリングレートが低いことによるデメリットがかなり大きいです。
ゲーミングキーボードはそういった遅延が生じないように、ポーリングレートが高いので入力遅延がありません。
特にFPSといった対人戦ゲームは1秒も差が出てしまうと、圧倒的に試合が不利になりますから、結果ゲーミングキーボードは安くても揃えたほうが良いです。
コスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方
さっそくコスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方となると、何を基準に選べば良いのか悩みますよね。
- 安いかどうかは「キースイッチ(軸)」で決まる
- ゲーミングキーボードはキーの同時押し機能が重要
- マクロ機能などの機能性で選ぶ
- テンキーレスかフルサイズの違いで選ぶ
- 日本語配列・英語配列で選ぶ
この4つの点を踏まえて選ぶと良いのですが、もう少しわかりやすく解説していきます。
安いかどうかは「キースイッチ(軸)」で決まる
まず1つ目のコスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方は、安いかどうかは「キースイッチ(軸)」で決まります。
ゲーミングキーボードのキースイッチは、
- メンブレン
- メカニカル
- 静電無容量接点
の3種類がありますが、これらの構造や特徴は以下のとおりです。
メンブレンスイッチ
メンブレン
- 価格が比較的安い。
- 耐久性は低い
- 構造は1枚のシートの上に、ラバーカップがキーの数ずつあり、それを凹ませることによって、キーが入力される。
- 特徴はキーを押すと、ラバーカップが「ペコペコ」というので、押した感じがしっかりある。1つのキーが壊れると、全て取り替える必要がある。
一番安いメンブレンは、壊れてしまうとキーボードを買い直す必要があるので、できるだけ耐久値の高い製品を選びましょう。
ただ、耐久性は最も低いですが、静音性は「メンブレンが一番静か」なので、静音なゲーミングキーボードとしては最強といっても過言ではありません。
メカニカルスイッチ
メカニカル
- 価格は1万円前後~とメンブレンより高い
- 耐久性は5,000万回~1億回と寿命が長い
- 構造はひとつひとつのキーが独立されている。
- 特徴はキーを押すと、軸によって押した感じやクリック音が違うので気持ちが良い。自分好みにカスタマイズできる。
メカニカルキーボードは、「軸」と呼ばれるキースイッチの種類によっても、違った特徴があり、主にメカニカルキーボードに使われる軸は以下の4つです。
- 赤軸(リニア)
- 銀軸(リニア)
- 青軸(クリッキー)
- 茶軸(タクタイル)
の4種類があり、それぞれの特徴や違いについては以下の通りです。
銀軸 | 赤軸 | 黒軸 | 茶軸 | 青軸 | |
---|---|---|---|---|---|
打鍵感 | 無し | 静か | 比較的静か | 中間 | 大きい |
打鍵音 | 無し | 軽い | 重い | 中間 | 重い |
静電容量無接点スイッチ
静電無容量接点
- 構造はキーが物理的な接触無しで押し込むことにより、静電が一定レベルまで達することを検知して入力される。
- 特徴は耐久性が高く、心地の良い押し心地だが、比較的音が静かめ。タイピング音が苦手な人にはおすすめ。
- 価格は比較的高い。
静電無容量接点スイッチは、耐久性や機能性も良いですが、価格がかなり高いので予算を抑えめでコスパが良いのが欲しい場合はメカニカルを選ぶと良いでしょう。
ゲーミングキーボードはキーの同時押し機能が重要
次に2つ目のコスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方は、ゲーミングキーボードはキーの同時押し機能で選ぶことが重要です。
まずキーの同時押しはFPS等の対人ゲームでは、移動中に武器を持ち替えたり、斜め前に移動するのに必ず使います。
もしキーの同時押しができないと、テクニカルな操作ができませんから、戦闘等のシーンが圧倒的に不利になってしまいます。
ですからゲーミングキーボードを購入する際は必ずキーの同時押しができるかどうか、購入する前に確認したほうが良いでしょう。
マクロ機能などの機能性で選ぶ
次に3つ目のコスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方は、マクロ機能などの機能性で選ぶことです。
マクロ機能を事前に設定すると、ゲームをプレイ中に1つのキーを押すだけで複数のキー入力を一瞬でしてくれます。
マクロ機能などのゲームに特化したゲーミングキーボードを選ぶことで、プレイの操作性が向上して快適なゲームがプレイできます。
ただ、ゲームによってはマクロ機能を使うことを禁止しているので、マクロを使う際は注意してください!
テンキーレスかフルサイズかで選ぶ
安い価格でコスパの良いゲーミングキーボードの選び方として、4つ目は「テンキーレスかフルサイズか」で選ぶことが重要です。
結論からお伝えすると、ゲームメインで使うゲーミングキーボードは「テンキーレス」がおすすめです。
テンキーレスなら、サイズがコンパクトで、マウス操作の邪魔にならないので、特にFPSゲームのような激しいマウス操作が必要なゲームにピッタリです!
逆に、フルサイズでサイズが大きいと、マウスを操作した時に、マウスがキーボードと接触して、マウスが傷つくだけでなく、
「思った通りのマウス操作ができなくて負けてしまう」なんてこともあります。
また、基本的にゲームをプレイする上で、「テンキーが必要な場面は無い」です。
ただ、テンキーレスだからといって、価格が安いわけでは無いので、フルサイズでも良い人は、フルサイズのゲーミングキーボードでも良いでしょう。
テンキーレスよりも、さらにゲームに特化したコンパクトな「60%レイアウト」のキーボードもあるので、デスクが小さい人は、60%キーボードが最も最適です!
ただ、「普段使いできるか」と言われると、難しいので、ゲームメインのキーボードとして考えてください。
日本語配列・英語配列で選ぶ
コスパの良い安いゲーミングキーボードの選び方の5つ目は、「日本語配列 or 英語配列」で選ぶことです。
日本語配列と英語配列の大きな違いは、文字の配置の違いや、変換に関するキーが英語配列に無かったり、一部キーのサイズや形状が違います。
あとは英語配列のキーボードは、かな入力はできますが、かな入力用のひらがなが印字がないので、かな入力したい方には不便に感じます。
結局、日本語配列でも英語配列でも、ゲームをプレイする上で大きな違いは無いので、日本人が使い慣れている「日本語配列の方がおすすめ」です。
もしあなたが日本語配列で慣れているのであれば、無理に英語配列を選ばず、普段遣いにもできる日本語配列のキーボードを選ぶのが良いでしょう。
【1万円以下~】有線で安いコスパの良いおすすめゲーミングキーボード8選!
ここでは1万円以下で手に入れられる、有線で安いコスパの良いおすすめのゲーミングキーボードを8つご紹介します!
今回ご紹介する8つの製品を、更に詳しい性能やポイントもご紹介しますので是非購入時の参考にしてみてくださいね。
NPET K10
まず1つ目にご紹介させていただくキーボードは、「NPET」から販売されている「NPET K10」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 2,399円 |
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キースイッチ | メンブレン |
同時押し可能な数 | 26 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- メンブレンなので価格がとにかく安い
- 耐久性にも優れいていて防撥水性もある
- 購入後2年間もの保証付き
iClever G01
次に2つ目にご紹介させていただくキーボードは、「iClever」から販売されている「iClever G01」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 4,300円 |
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キースイッチ | メカニカルスイッチ(赤軸) |
同時押し可能な数 | 複数可能 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- リニアキーで赤軸のため、静音ながらもクリック感がしっかりしていて気持ち良い
- 防滴設計なので、万が一液体が侵入してもお手入れが簡単
- メカニカルキーボードなので耐久性が高い
logicool G213r
次に3つ目にご紹介させていただくキーボードは、「logicool」から販売されている「logicool G213r」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 6,300円 |
---|---|
キースイッチ | メンブレン |
同時押し可能な数 | 10 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- メカニカルに匹敵する程入力の速度が速い
- 初期設定不要で使えるため初心者でも扱いやすい
- 耐久性にも優れいていて防水性もある
- 一体型のバームレスト付きで長時間ゲームをプレイしても疲れにくい
Corsair K55 RGB PRO
次に4つ目にご紹介させていただくキーボードは、「Corsair」から販売されている「Corsair K55 RGB PRO」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 5,427円 |
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キースイッチ | メンブレン |
同時押し可能な数 | 12 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- 6つのマクロ専用キー搭載
- 耐久性にも優れいていて防水性もある
- 着脱可能なパームレスト付きで、長時間ゲームプレイしても疲れづらい
- アンチゴースト機能搭載で正確にキーの複数入力を検知してくれる
ROCCAT Pyro
次に5つ目にご紹介させていただくキーボードは、「ROCCAT」から販売されている「ROCCAT Pyro」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 6,255円 |
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キースイッチ | メカニカル(赤軸)orメンブレン |
同時押し可能な数 | 複数可能 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列or英語配列 |
- 2.0mm のアクチュエーションスイッチを搭載
- キーストローク寿命が5000万回でアルミニウムプレート採用で耐久値が高い
- 高度なアンチゴースト機能搭載で正確にキーの複数入力を検知してくれる
- 着脱可能なパームレスト付きで、長時間ゲームプレイしても疲れづらい
Razer Cynosa V2
次に6つ目にご紹介させていただくキーボードは、「Razer」から販売されている「Razer Cynosa V2」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 6,372円 |
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キースイッチ | メンブレン |
同時押し可能な数 | 26 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- キー1つ1つを個別に光の調整ができる為、好みにカスタマイズをすることでゲームの没入感を味わえる
- 耐久性にも優れいていて防水性もある
- 柔軟にプログラムが可能なキーボードの為、好みのマクロを組むことで効率的にゲームをプレイできる
- ケーブル配線が3箇所から引き出せるため、デスクがごちゃごちゃしづらくなる
- キーボード上で、音声の停止、再生、スキップや音量調整ができるため便利
SteelSeries Apex3 TKL
次に7つ目にご紹介させていただくキーボードは、「Steel」から販売されている「SteelSeries Apex3 TKL」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 8,080円 |
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キースイッチ | 静電無容量無接点 |
同時押し可能な数 | 24 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列or英語配列 |
- ANTI-GHOSTINGで複数の同時入力を正確に入力できる
- マルチメディアコントロール付きで、オーディオの音量調整等をキーボード上で調整可能
- テンキーレスなので、広くマウスを動かせるので快適に操作ができる
- 静音無容量無接点なのでクリック感がしっかりしているのに、打鍵音がとにかく静か
- 耐久性にも優れいていて防水性もある
Logicool G413
最後に8つ目にご紹介させていただくキーボードは、「Logicool」から販売されている「Logicool G413」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 9,900円 |
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キースイッチ | メカニカル(タクタイル) |
同時押し可能な数 | 6 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- 高級感があってオシャレなアルミニウム合金設計なので、耐久性がとにかく高くて頑丈
- フルサイズorテンキーレスが選択できる
- タクタイルスイッチなので、キーの打鍵感がとにかくしっかりしていて気持ち良い
- アンチゴースト機能搭載なので、複数同時入力が正確に検知してくれる
無線で安いコスパの良いおすすめゲーミングキーボード4選!
ここでは「有線ではなくて安い無線のキーボードを手に入れたい!!」という方に、無線で安いコスパの良いおすすめのゲーミングキーボードを4つご紹介します!
今回ご紹介する4つの製品を、更に詳しい性能やポイントもご紹介しますので是非購入時の参考にしてみてくださいね。
NPET K11
まず1つ目にご紹介させていただくキーボードは、「NPET」から販売されている「NPET K11」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 2,999円 |
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キースイッチ | メンブレン |
同時押し可能な数 | 26 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- メンブレンで無線なのに価格がとにかく安い
- 4時間でバッテリーがフル充電できる
- 購入後2年間もの保証付き
- 60秒間操作しなかったら、自動で電源オフになる
e元素 8483 (Z-88)
次に2つ目にご紹介させていただくキーボードは、「e元素」から販売されている「e元素 8483 (Z-88)」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 5,699円 |
---|---|
キースイッチ | メカニカル(赤軸or茶軸) |
同時押し可能な数 | 複数可能 |
英語配列or日本語配列 | 英語配列 |
- 色がピンクとホワイトの選択ができてかわいい
- 耐久性にも優れいていて防水性もある
- テンキーレスなので、広くマウスを動かせるので快適に操作ができる
- 英語配列なので日本語配列に慣れている人にとっては、英語配列に慣れるまで大変
WENRUI WR063-RD
次に3つ目にご紹介させていただくキーボードは、「WENRUI」から販売されている「WENRUI WR063-RD」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 6,480円 |
---|---|
キースイッチ | メカニカル(青軸,茶軸,赤軸,黒軸) |
同時押し可能な数 | 複数可能 |
英語配列or日本語配列 | 日本語配列 |
- 色がブラックとホワイトの選択ができる
- 軸の色も選択できて、好みのキーボードを選べる
- テンキーレスなので、広くマウスを動かせるので快適に操作ができる
- バッテリーの持ちが良い
GameSir GK300
最後に4つ目にご紹介させていただくキーボードは、「GameSir 」から販売されている「GameSir GK300」で、更に詳しい性能や機能は以下の通りです。
価格 | 9,527円 |
---|---|
キースイッチ | メカニカル(青軸) |
同時押し可能な数 | 10 |
英語配列or日本語配列 | 英語配列 |
- 青軸なのでしっかりとした打鍵感があって気持ち良い
- キーストロークが5000万回なので耐久値が高い
- パームレスト付きで、長時間ゲームプレイしても疲れづらい
- 英語配列なので日本語配列に慣れている人にとっては、英語配列に慣れるまで大変
【ゲーミングキーボード】安いのは理由がある!選ぶ際の注意点
ゲーミングキーボードは価格が安いとおすすめできないのかといえば、全くそんなことはありません。
例えば、有名メーカーが販売している価格が安いゲーミングキーボードでも、十分な機能が備わっており、耐久性も十分あるモデルもあります。
なので、価格が安いゲーミングキーボードのすべてが機能的な問題があるというわけではありません。
とは言え、価格が安いゲーミングキーボードは、価格が高いキーボードに比べて何らかの理由があり、安いゲーミングキーボードを選ぶ際の注意点としては以下の通りです。
- メンブレンスイッチである場合が多い
- 軸(キースイッチ)が中華製である事が多い
- 軸が中華製でも特に問題なく使える
以上のことを詳しく、実体験を基にお伝えしていきます。
メンブレンスイッチである場合が多い
ゲーミングキーボードの中でも価格が安いモデルを選ぶ際の注意点として、1つ目は「キーボードの種類がメンブレンであること」が多いです。
ゲーミングキーボードには、「メカニカルとメンブレン」の2種類があり、どちらも良い点がありますがゲーミングキーボードとしておすすめはメカニカルキーボードです。
しかし、メカニカルキーボードは価格が高いので、安い価格でゲーミングキーボードが欲しいという人には、あまり最適ではありません。
実際に、私が初めて買ったゲーミングキーボードは約3,000円と非常に安いメンブレンキーボードでしたが、使っていると不満が出てきて結局はメカニカルキーボードに買い換えました。
ただ、ゲーミングキーボードとしては価格が安いメンブレンにも良い部分もあるため、ここからはメンブレンのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
メンブレンタイプのメリット
ゲーミングキーボードの中でも安いモデルとして多い「メンブレン」のメリットは主に以下の2つです。
- 安い価格でゲーミングキーボードを購入できる
- 打鍵音がメカニカルに比べて静音
まず、ゲーミングキーボードの中でも安いモデルとして多い「メンブレン」の最大のメリットは、その安さです。
通常、メカニカル式のゲーミングキーボードを買おうと思うと「1万円前後」が相場で、価格が高いですが、メンブレン式であれば「5,000円前後」と2分の1の価格です。
さらに、打鍵音もメンブレン式のゲーミングキーボードはかなり静音性に優れており、メカニカル式のキーボードとは比べものにならないほど静かです。
しかし、一方でメカニカル式のような気持ちの良い打鍵感を、メンブレンキーボードで味わうことは出来ません。
メンブレンタイプのデメリット
ゲーミングキーボードの中でも安いモデルとして多い「メンブレン」のデメリットは主に以下の3つです。
- メカニカル式ほど打鍵感は良くない
- 使っている内に必ずチャタリングが起きる
- 耐久性が低く、壊れると買い換え
ゲーミングキーボードとしては、安い価格で買えるメンブレンキーボードは、メカニカル式に比べて打鍵感はあまり良くないというデメリットがあります。
例えると、メカニカルは「カチ・カチ」や「スコ・スコ」という気持ちの良い打鍵感ですが、メンブレン式は「ブニュン・ブニュン」という感じです。
もう一つ、メンブレン式のデメリットとして「使っている内に必ずチャタリングが起きる」ことがあります。
チャタリングは接点不良が原因で、一度キーを押しただけでも、意図しない連続入力が起きてしまう現象で、メンブレン式は長く使っていると必ず起きます。
また、メンブレン式は耐久性も低く、メカニカル式とは違いキースイッチ1つ1つが独立していないため、壊れた場合、壊れた部分の交換ではなく一式買い換えです。
価格が安いゲーミングキーボードを買うならメカニカルがおすすめ
ゲーミングキーボードの中でも安い価格で選ぶ際には、メンブレン式ではなく「メカニカル式」がおすすめです。
理由としては前述の通り、価格が安いというメリットはあるものの、耐久性や打鍵感など、長く使っていくことを考えれば、絶対にメカニカル式の方が後悔がありません。
また、メカニカルキーボードは軸の種類によって、その特性が異なり、反応速度もまるで別物なので自分の欲しいニーズに合わせて選ぶことが可能だからです。
私はメカニカルキーボードの銀軸を買っていますが、反応速度が速いほうがFPSでは有利だと考えたので銀軸を選びました。
また、銀軸の場合は打鍵音も静音で、キータッチが軽いため手が疲れにくいのもありがたい特徴です。
ゲーミングキーボードの中でも価格が安いモデルには、メンブレンが多くあるものの、メカニカル式が無い訳ではないので、選ぶ際には注意して見てください。
軸(キースイッチ)が中華製である事が多い
ゲーミングキーボードの中でも価格が安いモデルを選ぶ際の注意点として、2つ目は「軸(キースイッチ)が中華製であること」が多いです。
価格が高いゲーミングキーボードの軸は、「CherryMXスイッチ」が多く、中にはメーカー独自開発のスイッチもありますが、同様に価格が高いです。
しかし、安いゲーミングキーボードのキースイッチが中華製だからと言って、ガッカリすることはありません。
なぜなら、一般的なメカニカルキーボードと同じような感じで、普通に使用する分には全く問題なく使用できるからです。
メカニカルタイプのゲーミングキーボードでキースイッチが中華製でも、支障が出るということはないので安心しても良いでしょう。
ただ、信頼性を求めているなら少しお金を出して「CherryMX」スイッチや、「独自開発のキースイッチ」が搭載されているキーボードを選だほうが良いでしょう。
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まとめ
本記事では、ゲーミングキーボードを揃えるメリットや選び方をご紹介した上で、実際に1万円で揃えられるおすすめのゲーミングキーボードをご紹介してきました。
改めて、内容をまとめると以下の通りです。
- ゲーミングキーボードはゲームをプレイするなら用意するほうが良い
- コスパの良いゲーミングキーボードの選び方は機能性重視
- 1万円以下で買えるコスパの良いおすすめの有線のゲーミングキーボード8選
- 無線で安いおすすめのゲーミングキーボード4選
やはり普通のキーボードより、ゲーミングキーボードの方がマクロを組めたり、反応速度も速いので揃えたほうが良いです。
1万円以下からでも揃えられますし、普通のキーボードを使用している方は、この機会にゲーミングキーボードを検討してみてはいかがでしょうか?