ゲーミングマウスの中でも無線で安いとされているマウスには、文字通り「ケーブルがない」という強みがあります。
有線のマウスと比較して無線のゲーミングマウスには操作の可動限界がありません、有線のマウスと違い様々な入力方法をとれるというのは、無線のゲーミングマウスの大きな特徴のひとつと言えます。
では、無線のゲーミングマウスは普通の無線マウスと何が違うのでしょうか?、またコスパの面も含めてゲーミングマウスは無線の場合、安いモデルはあるのか?、これらの疑問について解説していきたいと思います。
無線で安いゲーミングマウスはゲームで使えるの?
ゲーミングマウスの中でも無線で安いモデルは、「ゲームでは遅延があって使えないのでは?」という人も多いのではないでしょうか?
しかし、結論からお伝えすると「ゲーミングマウスが無線の安いマウス」であっても、ゲームで問題なく使うことができ、有線マウスと比べて遅延などの問題で劣ることも一切ありません。
では、ゲーミングマウスの中でも無線で安いモデルは、どうしてゲームで使用できるのか解説を進めて参ります。
安い無線マウスでも遅延もなくゲームで使える
ゲーミングマウスは無線タイプの安いモデルでも、遅延を感じることなくゲームに集中することができます。
マウスパッドのどこにいても操作ができるという機能性、戦況の変化に柔軟に対応できるのが無線のゲーミングマウスの特徴と言えるでしょう。
私は精度の高さが求められるFPSゲームをするときには、有線から無線タイプのゲーミングマウスに切り替えて使うほど信頼を置いています。
ゲーミングマウスは無線であるメリットが大きいので、安いモデルでも持っておいて損はありません。
では、ゲーミングマウスの中でも無線タイプで安いモデルの特徴について、2つのポイントに分けて解説しますのでご覧ください。
1msで遅延や途切れもない
ゲーミングマウスの無線タイプは安いモデルでも、「反応速度が良い」という特徴があります。
1msとは、1秒の1/1000を示す数値です。
1ms表記のマウスの場合、入力から僅か0.001秒で反応するということになりますが、0.001秒をしっかり体感できる人間はいるでしょうか?
ゲーミングマウスは反応速度が高速すぎるので遅延が起きても、感じることができないというのが正解なのです。
また、入力の信号も同様にレシーバーが即座に応答してくれるので、途切れる心配もなく快適に操作することが可能です。
ゲーミングマウスは無線で安いモデルでも反応速度が高く、途切れる心配がないという特徴をもった優秀なマウス、と言えるでしょう。
センサーのトラッキング精度も高い
ゲーミングマウスの無線タイプは安いモデルでも、「トラッキング精度が高い」という特徴を持っています。
ゲーミングマウスに搭載されているセンサーには、IPS値が高く素早いマウス操作に追従してくれる機能が備わっています。
IPSとは、マウス操作の移動距離に対してどれだけセンサーが認識してくれるか、という数値です。
有線タイプに比べ、無線のゲーミングマウスは可動範囲が広いので、よりトラッキング精度の高さを実感することができます。
ゲーミングマウスで無線タイプの安いモデルでも、精度の高いマウス操作が可能ですのでゲームに取り入れるべき、だと言えます。
安い無線マウスはゲームで使えるが種類が少ない
ゲーミングマウスの無線タイプで安いモデルを探すというのは、とても簡単です。
裏を返せば種類の少なさがポイントなのです。
まだまだゲーミングマウスの無線タイプは種類も少なく、安い価格の無線マウスとなると数点に限られます。
有線タイプの種類の豊富さには敵いませんが、その分、選びやすいというメリットにもなりますので、ゲーミングマウスの無線タイプを選ぶ際は安いモデルも是非検討してみてください。
無線で安いゲーミングマウスの特徴
ゲーミングマウスは、無線タイプの中でも安いモデルの場合、電池式のものが多いです。
電池式のゲーミングマウスは、バッテリー式充電タイプのゲーミングマウスに比べ、重量が気になるポイントです。
その他にも、予備の電池や電池の交換などが必要になることから、このふたつのポイントについて詳細に解説してみました。
ゲーミングマウスの無線タイプでも安いモデルは、電池式のものが多い、高額な無線マウスに比べて重い、というカテゴリーに分けていますので是非チェックしてみてください。
無線で安いマウスは充電式ではなく電池式が多い
ゲーミングマウスの無線タイプの中でも安いモデルには、電池式を採用しているものがほとんどです。
なので、電池のストックが必要になります。
私も電池式の無線ゲーミングマウスを所持しているので、電池の予備はセールでまとめ買いするなどしています。
ただ、基本的に電池1本で平均して240時間(フル稼働で約10日)ほど持ってくれるので、残量を気にする機会はほとんどありません。
充電式のバッテリーは最大残量が劣化することもあるので、稼働で見る場合にバッテリー式と比べて電池式というのはそこまでデメリットにはなりません。
なので、ゲーミングマウスの無線タイプは、安いモデルでも充分に選んでいいマウスと言えます。
無線で安いマウスは高い無線マウスに比べて重い
ゲーミングマウスの無線タイプの中でも安いモデルには、電池式が多く、またバッテリ―タイプと比較しても電池の重さが気になってしまいます。
単三電池の平均重量は約23g~26gで、80gのマウスに対しては約103g~106gの総重量となってしまいます。
一方、バッテリータイプの無線ゲーミングマウスの場合、無線で安いモデルとは違って総重量が80g程度の軽量なものになります。
電池式の場合、重量の問題は仕方ないのかもしれません。
ただ、単四電池を単三電池のサイズに変換してくれる、電池の変換アダプターを使用する方法で軽量化することは可能です。
単四電池の平均重量は約11gなのでアダプターと合わせても13g程度、80gのマウスに装着した場合は総重量が約93gとなり100gを大きく下回ります。
ゲーミングマウスの無線で安いモデルは、工夫次第で軽さも追い求めることができるので、是非ご検討してみてください。
【ゲーミングマウス】無線で安いおすすめマウス4選
ここからは、ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめのマウスとして、以下の4つを紹介していきます。
では、1つずつ詳しくお伝えしていきます。
Logicool G304
接続方式 | 無線 |
---|---|
DPI | 200~12,000 DPI |
IPS | 400 IPS |
重量 | 99g |
駆動方式 | 電池式 |
カスタマイズ可能なボタン数 | 6個 |
ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめモデルとして1つ目は、「Logicool G304」であり、価格は「3,800円(Amazon)」と非常に安いです。
「Logicool G304」の主な特徴としては、以下の通りです。
- 「99g」と軽量
- LIGHTSPEED技術により「1ms」の高速な無線通信
- 精度の高い「HERO」センサー搭載
- 単三電池1本で「最大250時間」の連続使用が可能
上記の通り「Logicool G304」は、「LIGHTSPEED」と遅延の無い無線接続のゲーミングマウスですが、「5,000円」以下という非常に安い価格で購入できるコスパ最強マウスです。
ゲームに使えるレベルに遅延の無い無線ゲーミングマウスとしては最安値であり、無線技術に定評のあるロジクールのマウスなので安いからとはいえ機能性に問題もありません。
マウスの重量は、電池式なので「99g」と少し重めですが、それでも軽量と言える部類であり、電池の持ちも「単三電池1本で最大250時間」とかなり電池寿命が長いです。
形状は、左右対称マウスですが、マウス側面から後部にかけて「細くなっていく」ので、どんなマウスの持ち方でも快適に使用することが可能です。
上記のことから、ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめマウスとして、「Logicool G304」が挙げられます。
Logicool G603
接続方式 | 無線 |
---|---|
DPI | 200~12,000 DPI |
IPS | 400 IPS |
重量 | 112g(電池1本)、135g(電池2本) |
駆動方式 | 電池式 |
カスタマイズ可能なボタン数 | 6個 |
ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめモデルとして2つ目は、「Logicool G603」であり、価格は「5,100円(Amazon)」と非常に安いです。
「Logicool G603」の主な特徴としては、以下の通りです。
- LIGHTSPEED技術により「1ms」の高速な無線通信
- 精度の高い「HERO」センサー搭載
- 電池を1本か2本どちらでも作動する為、電池の本数で重量を調整可能
- モード切り替えによって電池寿命を長くできる
上記の通り「Logicool G603」は、「LIGHTSPEED」と遅延の無い無線ゲーミングマウスですが、「約5,000円」という非常に安い価格で購入できるコスパの高いマウスです。
電池を1本または2本、どちらでも作動させることが可能なので、入れる電池の本数によってマウスの重量を調整できます。
マウスの重量は、電池1本の状態で「112g」、電池2本の状態で「135g」とやや重めのマウスなので、重量感がしっかりあるマウスが好みの人には最適です。
上記のことから、ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめマウスとして、「Logicool G603」が挙げられます。
Razer Basilisk X
接続方式 | 無線 |
---|---|
DPI | 100~16,000 DPI |
IPS | 450 IPS |
重量 | 約106g(本体重量83g+電池重量) |
駆動方式 | 電池式 |
カスタマイズ可能なボタン数 | 6個 |
ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめモデルとして3つ目は、「Razer Basilisk X」であり、価格は「6,980円(Amazon)」と非常に安いです。
「Razer Basilisk X」の主な特徴としては、以下の通りです。
- 「Razer HyperSpeed」により従来の無線通信より25%も高速
- 「99.4%」のトラッキング精度を誇る「高性能センサー」搭載
- 電池1本で「最大285時間」の連続使用が可能
上記の通り「Razer Basilisk X」は、「Razer HyperSpeed」で遅延の無い快適なゲームプレイが可能であり、Razerの無線マウスとしては「6,980円」と最安値です。
安い値段とは言え、性能も高く「99.4%」のトラッキング精度を誇る「Razer 5G オプティカルセンサー」が搭載されているので、無線でも正確なマウス操作を検知してくれます。
重量に関しては、「約106g」と少し重めで、マウスの形状も左右非対称でサイズも大きいので、「手の大きいかぶせ持ちの人」に最適です。
逆に「手の小さい人」には、「Razer Basilisk X」は少し大きすぎると感じると思います。
上記のことから、ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめマウスとして、「Razer Basilisk X」が挙げられます。
SteelSeries Rival 3 Wireless
接続方式 | 無線 |
---|---|
DPI | 100~18,000 DPI |
IPS | 400 IPS |
重量 | 96g(電池1本)、106g(電池2本) |
駆動方式 | 電池式 |
カスタマイズ可能なボタン数 | 6個 |
ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめモデルとして4つ目は、「SteelSeries Rival 3 Wireless」であり、価格は「7,200円(Amazon)」と無線マウスとしては非常に安いです。
「SteelSeries Rival 3 Wireless」の主な特徴としては、以下の通りです。
- 「Quantum 2.0 デュアルワイヤレス技術」により高速な無線通信と長寿命のバッテリー
- トラッキング精度の高い「TrueMove Airセンサー」搭載
- 電池の本数でマウスの重量を調整可能
上記の通り「Rival 3 Wireless」は、「Quantum 2.0」で遅延の無い快適なゲームプレイが可能であり、SteelSeriesの無線マウスとしては「7,200円」と最安値です。
また、安い値段とは言え、センサーもトラッキング精度の高い「PixArt社」と共同開発された「TrueMove Airセンサー」が搭載されており、素早いマウス操作にも確実に追従してくれます。
重量も電池式では、かなり軽い「96g(電池1本時)」なので、非常に操作性も良く疲れにくいです。
上記のことから、ゲーミングマウスの中でも無線で安いおすすめマウスとして、「SteelSeries Rival 3 Wireless」が挙げられます。

まとめ
本記事では、ゲーミングマウスの無線タイプの中でも安いモデルの紹介と、特徴について解説をして参りました。
改めて、内容をまとめると以下の通りです。
- 遅延のストレスもなくゲームで使える
- 種類は少ないが選びやすい
- 電池式のもが多いが工夫もできる
- おすすめできるマウス
本記事を参考に素敵なゲーミングライフをお過ごしください。