【ゲーミングPC】自作予算15万円でどのくらい快適にゲームができる?

ゲーミングPCを自作したい人の中には、「予算15万円で作りたい」「ゲームができれば良い」という人から「とにかく安く抑えたい」「仕事にも使いたい」という人は少なくないのではないでしょうか?

ゲーミングPCは自作とBTOの2つから選ぶことになりますが、自作であれば自分が必要とするスペックだけ搭載できるので、価格を抑え込むことも可能です。

そこで本記事では、ゲーミングPCの自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツについて、目的別におすすめのパーツ構成を詳しくお伝えしていきます。

【ゲーミングPC】自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツ

【ゲーミングPC】自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツ

ゲーミングPCを自作予算15万円で組めるおすすめのパーツは、目的によって大きく変わります。

特にCPUとGPUによって、価格に大きく差が出ます。

また、PCのパーツは時期によっては価格が上下するため、本記事で紹介している価格はあくまでも現時点(2021年4月)での価格です。

ゲーミングPCの自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツについて、それぞれの説明だけでなくゲームや仕事に必要なスペックのおすすめも紹介します。

ゲーミングPCを自作予算10万円で組むおすすめ構成については、≫【ゲーミングPC】自作予算10万円でどのくらい快適にゲームができる?でお伝えしています。

CPU(予算3~6万円)

Core i7 10700K

出典:Amazon

Ryzen7 3700X

出典:Amazon

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、CPUは「Core i7 10700K・Ryzen7 3700X」といった、ハイエンド寄りの性能を持ったCPUがおすすめです。

CPUの中でもハイエンドな部類に入る「Core i7・Ryzen7」は、ゲーム性能が高いことはもちろん、動画編集やライブ配信といった処理にも適しています。

そのため、ゲームを快適にプレイすることはもちろん、クリエイティブな仕事も、とにかく良い性能でストレスなく動かしたい」という人の悩みを解決できます。

「Core i7」と「Ryzen7」どちらで選ぶかということに関して、ゲーム性能としては、ほとんど違いはありません。

ただ、動画編集やライブ配信には「Ryzen7」の方が向いています。まとめると、

で選ぶと良いです。

さらに、グラフィックボードのグレードを落とせば、より高性能な「Core i9 10900K・Ryzen9 3900X」といったハイエンドCPUを組むことも可能です。

ただ、「ゲームだけしかやらない」という人は、グラフィックボードの性能を落とすのは勿体ないので、「たまにゲームもするけど、主な使用用途は動画編集」という人には「Core i9・Ryzen9」がおすすめです。

CPUクーラー(約4,000円~約2万円)

CPUクーラー

出典:Amazon

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、CPUクーラーは搭載するCPUによって「空冷クーラー、簡易水冷クーラー」どちらにするか決めるのが良いです。

結論からお伝えすると、

にするのがおすすめです。

CPUクーラーには「空冷」と「水冷」があり、基本的には水冷の方が排熱性能も価格も高く、予算が15万円であれば水冷を選ぶことも可能です。

ただ、「Core i7」くらいであれば、空冷の「虎徹 MarkⅡ」でも十分冷やすことができて、安い価格に抑えられて、他のパーツに費用を回すことも可能なので空冷が最適です。

しかし、「Core i9」では、発熱量が多いため「簡易水冷クーラー」でないと冷やすことは難しいので、価格が高くなりますが水冷がおすすめです。

GPU(3~6万円)

ゲーミングPC グラフィックボード

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、GPUは目的によって大きくスペックや価格が変わります。

予算が15万円であれば、ミドルモデルと言われる「GTX16シリーズ」から「RTX3060Ti」までと幅広い選択肢があります。

基本的には、予算との相談になりますが、グラフィックボードの性能が良いほど快適にゲームをプレイできるので、予算内で最もコストを掛けて損はありません。

ただ、CPUに「Core i9」などのハイエンドモデルを搭載する場合は、グラフィックボードの予算が足りなくなるので「GTX1660Ti」などが最適です。

逆に、CPUを「Core i7」で選べば、ゲーム性能も十分に確保しつつ、グラフィックボードの予算に回すことができるので、「RTX3060、RTX3060Ti」あたりを選択できます。

CPUをどちらにするかは、ゲームを快適にできれば良いだけの人は「Core i7」を、動画編集やライブ配信をメインに使いたい人は「Core i9」の方が最適です。

マザーボード(1万円~2万円)

マザーボード

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、マザーボードは予算1万円~2万円前後で、CPUによって選び方が異なります。

なぜなら、CPUによって対応するマザーボードの種類が異なるので、マザーボードを間違うとCPUを搭載できないので注意してください。

具体的には、以下のように選ぶと予算15万円以内に抑えられておすすめです。

  • 「Core i7 10700K」でOCはせず安く抑えたい人は「H470
  • 「Core i7 10700K」でOCする人の場合は「Z490
  • 「Ryzen7 3700X」でOCせず安く抑えたい人は「B450
  • 「Ryzen7 3700X」でOCする人の場合は「X570

マザーボードは、それぞれのパーツを繋ぐ重要なパーツであり、「Core i7」なら基本的に品質も人気も高いZシリーズを、「Ryzen7」ならXシリーズを選んでおけば失敗することはありません。

ただ、大半の人は「オーバークロック」をせず定格で使うことが多いと思います。

なので、「Zシリーズ・Xシリーズじゃないと性能が下がる」ということも無いので、価格を安く抑えたい人は「HシリーズやBシリーズ」のチップセットで全く問題ありません。

メモリ(1万円)

メモリ

出典:Amazon

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、メモリは「16以上~32GB」程度がおすすめです。

メモリは一時的に複数のソフトを立ち上げる場合に重要になるため、多いに越したことはありません。

ゲームが目的の場合は「16GB」動画編集ソフトやゲーム中の配信を行う場合は「32GB」あると大きな問題が起こる事は少ないです。

ストレージ (6000~1万円)

SSD

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、ストレージの容量は使用用途によって異なりますが、ゲーム用途であれば「500GB~1TB」くらいがおすすめです。

一方で、動画編集といった大容量ファイルを扱うことが多い人は容量が大いに越したことはありません。

基本的にストレージは500GBあれば、入らないソフトは圧倒的に少ないです。

しかし、とにかく幅広く様々なゲームをプレイしたい人や、後からの拡張が面倒に感じる人は「1TB」にしておくことをおすすめします。

ただ、注意点として、予算を安く抑えるために「SSDではなくHDDで選ぶ」のは、読み書き速度が遅い上に耐久性もSSDより低いのでおすすめしません。

最低でも、OSをインストールする「Cドライブ」は、必ずSSDにすることをおすすめします。

また、動画制作する人で大容量が必要な人の場合は、SSDだと価格が高くなるので、価格を抑えられる大容量HDDを搭載することがおすすめです。

電源ユニット

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合、電源ユニットは「ゴールド電源」で、容量は「750W」程度がおすすめです。

電源ユニットには性能別のランクがあり、ブロンズ電源であれば安定して電源も供給でき、価格も安いのでコストパフォーマンスも高いです。

ただ、電源容量は多い方が、電圧供給に余裕が出て発熱量が少なくなるので、容量的には必要無くても大容量の電源ユニットを買っておいて損はありません。

コスパ重視で選ぶ場合は、「ブロンズ電源」で対応することも可能です。

80PLUS GOLD認証取得 高効率高耐久電源ユニット NE750 GOLD
ANTEC
優れた変換効率と低ノイズを実現するフルブリッジLLCとDCtoDC回路、ErP Lot 6 2013サポートにより待機電力0.5W以下を実現します

ケース(4000円)

ゲーミングPCの自作を予算15万円で作る場合、ケースは「5,000円前後」のモデルがおすすめです。

PCケースはこだわると、かなり多くの種類があり価格もピンキリで、大手の高いモデルで1~2万円ほどするので、その分他のパーツに予算を回す方が良いです。

ただ、「絶対、見た目は重要だ」といった見た目にこだわる人は、せっかくの自作なので価格が高くても好みのPCケースを選ぶこともおすすめです。

特に見た目へのこだわりが無くて、安い価格に抑えたコスパ重視で選ぶ人には「Thermaltake Versa H26」がおすすめです。

OS(17000円)

ゲーミングPCの自作を予算10万円で作る場合、OSは「パッケージ版Windows10」がおすすめです。

Windows10には、DSP版とパッケージ版がありますが、将来的に自作したパソコンを組み替えるのであればライセンスを流用できる「パッケージ版」一択です。

自作の場合は、パーツの劣化や進化に合わせて組み替える場合が多いため、迷ったらパッケージ版をおすすめします。

【新パッケージ】Windows 10 Home 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版
マイクロソフト
Windows 10 Home オペレーティング システムには、組み込みのセキュリティや、メール、予定表、写真、Microsoft Edge などのアプリが備わっており、安全かつ生産的に作業することができます。1 台の PC または Mac にライセンス付与されます。

【ゲーミングPC】自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツ構成例

【ゲーミングPC】自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツ構成例

ここまでは、ゲーミングPCの自作に必要かつおすすめのパーツを紹介してきましたが、人によっては「バランスのとれたゲーミングPC」や「とにかく安くしてほしい」と目的が違いますよね。

そこでここでは、ゲームも仕事もバランスよく楽しめる「王道モデル」、安い価格でゲームを快適にプレイしたい人向け「コスパモデル」、動画編集や配信も出来る「ハイエンドモデル」の3つのおすすめパーツ構成を紹介します。

※2021年4月、半導体不足によりグラフィックボードの入手が困難です。

【王道】ゲームも仕事もサクサク楽しめる(15万5,358円)

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合におすすめパーツ構成1つ目は、以下の通りです。

(価格は変動します。)

CPUIntel Core i7-10700K(36,364円)
CPUクーラー虎徹 MK2(3,825円)
グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX3060Ti(約5万5千円)
マザーボードASRock H470 Phantom Gaming4(12,038円)
メモリTEAM DDR4 16GB(8,280円)
ストレージCrucial SSD P2 500GB M.2 NVMe(7,973円)
電源ユニットANTEC NE750 Gold(10,900円)
ケースThermaltake Versa H26(3,978円)
OSWindows10(17,000円)
合計155,358円

CPUに「Core i7」を選ぶことで、ゲーム性能を確保しつつ、価格を抑えることで、GPU「RTX3060Ti」を搭載しています。

上記のようなスペックであれば、人気の「Apex Legends、フォートナイト、シージ」などを設定次第では240fpsで快適にプレイできる高い性能があります。

また、ストレージには「NVMe接続」のSSDを搭載しているので、パソコンの起動はもちろん、ゲームをインストールすれば、ゲームの起動やロードも速く、「処理が遅くてイライラすること」はありません。

【コスパ重視】安い価格でゲームを快適にプレイしたい人向け(13万6,493円)

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合におすすめパーツ構成2つ目は、以下の通りです。

CPUIntel Core i5-10400(18,691円)
CPUクーラー虎徹 MK2(3,825円)
グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX3060Ti(約5万5千円)
マザーボードASRock H470 Phantom Gaming4(12,038円)
メモリTEAM DDR4 16GB(8,280円)
ストレージCrucial SSD MX500(6,781円)
電源ユニットANTEC NE750 Gold(10,900円)
ケースThermaltake Versa H26(3,978円)
OSWindows10(17,000円)
合計136,493円

CPUをグレードダウンして「Core i5-10400」を搭載することで価格を抑え、グラフィックボードに「RTX3060Ti」を搭載したコスパ重視のゲーミングPCです。

「RTX3060Ti」を搭載しているため、人気の「Apex Legends、フォートナイト、シージ」などを設定次第では240fpsで快適にプレイできる高い性能があります。

また、CPUのゲーム性能も「Core i7」と大差ないので、CPUがボトルネックでフレームレートが出ないということも、ほとんど無いでしょう。

価格も「予算15万円」を下回っているので、余った予算に数万円プラスすれば、「240Hzゲーミングモニター」といった、より快適にゲームをプレイするための周辺機器にお金を掛けることができます。

ただ、ストレージ容量が少ないので、いずれ容量が足りなくなってきたら増設も視野に入れておく必要があります。

【ハイエンド】動画編集や配信などのクリエイティブ向け(18万7,868円)

ゲーミングPCを自作予算15万円で作る場合におすすめパーツ構成3つ目は、以下の通りです。

CPUIntel Core i9-10900K(54,422円)
CPUクーラーCorsair iCUE H100i(13,068円)
グラフィックボードGTX 1660Ti(約3万5千円)
マザーボードMSI Z490-A PRO(18,882円)
メモリTEAM DDR4 32GB 3200Mhz(18,880円)
ストレージWesternDigital NVMeSSD SN550 1TB(13,480円)
電源ユニットANTEC NE750 Gold(10,900円)
ケースCorsair 110R Tempered Glass(6,236円)
OSWindows10(17,000円)
合計187,868円

合計価格が18万円と予算の3万円オーバーですが、3万円追加するだけで前述した2つの構成より、圧倒的に動画編集やライブ配信などのクリエイティブ向けの性能になります。

CPUには「Core i9」を搭載することで、動画編集やライブ配信に最適な処理速度の速いスペックになります。

ただ、グラフィックボードには「GTX 1660Ti」と、前述した2つのモデルよりもゲーム性能としては劣るので、主な使用用途が動画編集などで、ゲームは軽くできれば良いという人向けです。

「軽く」とは言っても、人気の「Apex Legends、フォートナイト、シージ」などを設定を少し下げれば、144fpsで快適にプレイできる高い性能があります。

また、CPUクーラーには発熱量の多い「Core i9」を冷やす為に簡易水冷クーラーを選択していますが、予算の都合上ケースに取り付ける際は「前面吸気」でしか取り付けられないケースになるので注意が必要です。

少し予算オーバーしてでも、なるべく安い価格で快適に動画編集を行えて、144fpsで軽くゲームをプレイできれば良いという人におすすめです。

まとめ

本記事では、ゲーミングPCの自作を予算15万円で組めるおすすめのパーツについて、目的別におすすめのパーツ構成を詳しくお伝えしてきました。

ゲーミングPCは自作することでBTOよりも、自分にぴったりなスペックを搭載することができます。本記事を参考にしつつ、自分の目的と照らし合わせて、あなただけのゲーミングPCを作りましょう!