最近は音楽を聴くときワイヤレスイヤホンが主流になってきていて、ゲームをする時もワイヤレスのものを使っているという方も多いのではないでしょうか?
実はプロゲーマーの中にはワイヤレスよりも有線の方が良いという人もいるんです。
今回は、FPSをやるなら有線のゲーミングヘッドセットがおすすめな理由を紹介していきます。
最後におすすめの有線ゲーミングヘッドセットを紹介しているのでぜひ最後まで見てみてください。
有線ゲーミングヘッドセットのメリット・デメリット
まず最初は有線ゲーミングヘッドセットのメリットとデメリットについて紹介していきます。
メリットとデメリットをしっかりと理解して自分に合ったゲーミングヘッドセットを購入しましょう。
有線のメリット
有線の主なメリットは、
- 遅延の心配が一切ない
- 無線ヘッドセットよりも価格が安い
- 充電する必要がなくて楽
この3つです。
それではそれぞれ詳しく説明していきます。
遅延の心配が一切ない
まず1つ目の有線ゲーミングヘッドセットのメリットは「遅延の心配が一切ない」です。
無線ゲーミングヘッドセットの場合、技術の進歩でかなり遅延が少なくなったとはいえ、遅延がゼロになったわけではありません。
さらに無線ゲーミングヘッドセットだと接続が不安定になってしまって遅延が起きてしまったり、プツプツしてしまうことがあります。
ですが有線ゲーミングヘッドセットの場合は接続が不安定になることがまずありません。
なので遅延の心配が一切ない有線ゲーミングヘッドセットはFPSゲームをプレイするのに非常にぴったりです。
無線ヘッドセットよりも価格が安い
2つ目の有線ゲーミングヘッドセットのメリットは「無線ヘッドセットよりも価格が安い」です。
無線ヘッドセットの場合無線用の電子機器や有線にはない高度な技術が必要なのでどうしても価格が高くなってしまいます。
なのでできるだけヘッドセットの価格を安く抑えたいという方には非常におすすめです。
中には価格の安い無線ヘッドセットもありますが、遅延がひどかったり、音質も悪かったりなど良くないことがあるのであまりおすすめできません。
充電する必要が無くて楽
最後の有線ゲーミングヘッドセットのメリットは「充電する必要が無くて楽」です。
無線ヘッドセットの場合は、稼働時間に限界があるので一回遊んだら充電をしないと次遊ぶときに充電が切れてしまうことがあります。
またプレイ中に充電が切れてしまい、勝てるはずだった試合に負けてしまうこともあるかもしれません。
ですが、有線ヘッドセットなら、充電する必要が無いので途中で切れてしまったり、遊ぼうとした時に充電が無くて遊べないということがありません。
また、有線ヘッドセットはバッテリーが搭載されていない分無線ヘッドセットよりも軽いです。
有線のデメリット
ここからは有線ゲーミングヘッドセットのデメリットを紹介します。
有線の主なデメリットは、
- ケーブルが邪魔で使える範囲が限られる
- ケーブルがあるとデスクや部屋が乱雑に見える
この2つです。
それではそれぞれ詳しく説明していきます。
ケーブルが邪魔で使える範囲が限られる
まず1つ目の有線ゲーミングヘッドセットのデメリットは「ケーブルが邪魔で使える範囲が限られる」です。
有線の場合あたり前ですが、ケーブルで接続します。
そのため無線のゲーミングヘッドセットと比べてケーブルが邪魔になりやすいです。
またケーブルでつながれているので、トイレ等の離席時必ずヘッドセットを外す必要があります。
ケーブルがあることで行動範囲が制限されたり、邪魔になったりするのが嫌な人にはおすすめできません。
ケーブルがあるとデスクや部屋が乱雑に見える
2つ目の有線ゲーミングヘッドセットのデメリットは「ケーブルがあるとデスクや部屋が乱雑に見える」です。
1つ目のデメリットに繋がってきますが、ケーブルがあることで、邪魔になるだけでなくテーブルの上がごちゃつきやすいです。
無線ヘッドセットの場合はケーブルはないので、使用時だけでなく使っていない時であっても散らからずデスクも部屋もすっきりします。
ケーブルの処理が苦手な方やできるだけケーブル類はなくしたい方にはおすすめできません。
有線ゲーミングヘッドセットを選ぶ4つのポイント
ここからは有線ゲーミングヘッドセットを選ぶポイントを紹介していきます。
ゲーミングヘッドセットの選ぶポイントは
- 接続方式の違いで選ぶ
- ヘッドセットの軽さで選ぶ
- マイクの性能の違いで選ぶ
- 予算で選ぶ
この4つがポイントです。
有線だけでなくヘッドセット全体の選び方に共通する部分もあるのでぜひ参考にしてください。
接続方式の違いで選ぶ
有線ゲーミングヘッドセットの選び方最初のポイントは「接続方式の違いで選ぶ」です。
有線か無線かだけでなく有線のなかにも接続方式に違いがあります。
- 3.5㎜接続
- USB接続
この2つです。
それではそれぞれ詳しく説明していきます。
3.5mm接続
もっともメジャーで慣れ親しんだ形の「3.5㎜接続」
パソコンだけでなく、スマホやSwitch本体や、PS4・PS5のコントローラーに接続することができます。
汎用性が高く安定した接続が可能なので特にこだわりが無ければ種類も多いので「3.5㎜接続」で問題ありません。
USB接続
「USB接続」は3.5㎜接続と比べて高音質やサラウンド機能に対応しています。
PCはもちろんSwitchのドック、PS4・PS5の本体に接続して使うことができますが、スマホには基本的には接続できないので注意が必要です。
またサラウンド機能など多くの機能がPCに接続した時しか使えないものがあるので、基本的に「USB接続」はPC向けです。
ヘッドセットの軽さで選ぶ
有線ゲーミングヘッドセットの選び方2つ目のポイントは「ヘッドセットの軽さで選ぶ」です。
平均的なゲーミングヘッドセットの重さは約300gです。
軽いゲーミングヘッドセットと言っても人によって感じ方はそれぞれですが、基本的には300g以下のゲーミングヘッドセットであれば軽量と言われています。
まずは1つの基準として300g以下で探してみてください。
ただ、軽さだけでなくイヤーカップやヘッドバンドのクッション性なども快適さには非常に重要なので、ぜひクッション性も注意してみてください。
マイク性能の違いで選ぶ
有線ゲーミングヘッドセットの選び方3つ目のポイントは「マイク性能の違いで選ぶ」です。
ボイスチャットをするうえでマイク性能はかなり大事で、性能の悪いマイクを使っていると、周囲の雑音や話し声以外のブレス音やリップ音が入っていしまいます。
そのためコミュニケーションがとりづらくなってしまうだけでなく、中には不快に思う人もいるかもしれません。
選ぶポイントとしては「単一指向性」のものをできるだけ選びましょう。
無指向性や双指向性だと自分の声がする方向以外からも音を拾ってしまうので雑音も拾いやすくなってしまいます。
また少し値段が高くなってしまいますが、ノイズキャンセリング機能付きのマイクを選ぶことでもノイズを軽減してコミュニケーションを円滑に行うことができます。
予算で選ぶ
有線ゲーミングヘッドセットの選び方4つ目のポイントは「予算で選ぶ」です。
基準として、1万円以下、1万円以上、2万円以上の3つを紹介していきます。
- 1万円以下:安い価格で買える半面、サラウンド機能など機能性が劣る
- 1万円以上:機能性と価格のバランスが良く、一番コスパが良い
- 2万円以上:サラウンド機能やノイズキャンセリング機能など、機能性は最強
ご自身の予算と欲しい機能に合わせて納得のいくゲーミングヘッドセットを選んでください!
有線ゲーミングヘッドセットのおすすめ8選!
ここからは、おすすめの有線ゲーミングヘッドセットとして、以下の8つを紹介していきます。
まだ自分で購入したいゲーミングヘッドセットが決まっていない方はこの中から選べば問題ありません。
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
Logicool G335
価格(税込) | 5,809円 |
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重さ | 240g |
接続方法 | 3.5㎜接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | なし |
最初に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「Logicool」から販売されている「Logicool G335」です。
この「Logicool G335」は240gと非常に軽量で、価格も5,809円と非常に安い有線ゲーミングヘッドセットです。
低価格帯でありながら、ソフトで通気性の高い低反発イヤーカップで装着感も非常に快適です。
オーディオドライバーは40㎜のものを搭載しているので、非常にクリアなサウンドを再現することができます。
ソニー INZONE H3
価格(税込) | 8,945円 |
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重さ | 299g |
接続方法 | 3.5㎜接続・USB接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | なし |
2つ目に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「ソニー」から販売されている「ソニー INZONE H3」です。
この「ソニー INZONE H3」は1万円以下でありながら立体音響に対応しているゲーミングヘッドセットです。
ゲーム向けに最適化されているソニーの立体音響技術により、まるでゲームの世界に入り込んだかのような臨場感と没入感で敵の足音や銃声が非常に聞きやすいです。
Razer BlackShark V2
価格(税込) | 9,980円 |
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重さ | 262g |
接続方法 | 3.5㎜接続・USB接続 |
ノイズキャンセリング | あり |
マイクのノイズキャンセリング機能 | あり |
3つ目に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「Razer」から販売されている「Razer BlackShark V2」です。
この「Razer BlackShark V2」は1万円以下でありながらパッシブノイズキャンセリングとマイクのノイズキャンセリング機能を搭載している非常にコスパの良いゲーミングヘッドセットです。
イヤークッションにFLOWKIT製のメモリーフォームイヤークッションを使用しているので熱の蓄積を抑えるだけでなく、ヘッドセットの締め付けを軽減することができます。
そして262gと非常に軽量なため長時間ゲームを遊んでいても首や頭が疲れにくいです。
オーディオテクニカ ATH-GDL3
価格(税込) | 12,726円 |
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重さ | 220g |
接続方法 | 3.5㎜接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | なし |
4つ目に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「オーディオテクニカ」から販売されている「オーディオテクニカ ATH-GDL3」です。
この「オーディオテクニカ ATH-GDL3」は220gと今回紹介する有線ゲーミングヘッドセットの中では最軽量で長時間装着していても非常に疲れにくいゲーミングヘッドセットです。
45㎜の大口径オーディオドライバーを搭載しているので通常では聞き取ることのできない小さな音も聞き取れ、足音や銃声から敵の位置が把握することができます。
ゲーミングヘッドセットにしては珍しい開放型のゲーミングヘッドセットなので聞き疲れしてしまう方や低音が出すぎてしまうのが苦手な方には非常におすすめなゲーミングヘッドセットです。
HyperX Cloud III
価格(税込) | 12,980円 |
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重さ | 307g |
接続方法 | 3.5㎜接続・USB接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | あり |
5つ目に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「HyperX」から販売されている「HyperX Cloud Ⅲ」です。
この「HyperX Cloud Ⅲ」は快適性、音質、耐久性で人気のある「HyperX Cloud Ⅱ」の進化版です。
53㎜のオーディオドライバーを搭載しているためよりメリハリのあるダイナミックで没入感のあるゲーム音を楽しむことができます。
そしてマイクにはノイズキャンセリング機能を搭載しているためコミュニケーションが従来のマイクよりも非常にとりやすくなっています。
ヘッドセット上にオーディオボリュームコントローラーとマイクのミュートボタンを搭載しているので、接続している機器の設定を開かなくても直感的に操作をすることができます。
Logicool G PRO X
価格(税込) | 13,620円 |
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重さ | 320g |
接続方法 | 3.5㎜接続・USB接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | あり |
6つ目に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「Logicool」から販売されている「Logicool G PRO X」です。
この「Logicool G PRO X」はプロゲーマーと協力して開発されているLogicoolのPROシリーズのゲーミングヘッドセットです。
PRO-G 50㎜オーディオドライバーにより、より広い音域でより正確なゲームサウンドを再現しています。
そのため足音などの物音をしっかりと聞き取ることができるので試合を有利に進めることができます。
イヤーパッド部分が低反発のクッションと通気性の高い素材によりずっと快適な状態でゲームを楽しむことができます。
ASTRO Gaming A40
価格(税込) | 15,100円 |
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重さ | 363g |
接続方法 | 3.5㎜接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | なし |
7つ目に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「ASTRO」から販売されている「ASTRO Gaming A40」です。
この「ASTRO Gaming A4」はゲーム音を忠実に再現することができ、装着感も非常に快適なゲーミングヘッドセットです。
通常のゲーミングヘッドセットと違い、マイクが左右どちらにもつけられるので、いままで邪魔だからマイクを別で使用していた方でも使用することができるかもしれません。
40㎜のオーディオドライバーを搭載しているため、従来よりもバランス流のとれた音で様々なゲームに最適なサウンドで楽しむことができます。
イヤーカップもクロスイヤークッションにより疲労の心配なく、ゲームに集中することができます。
SteelSeries Arctis Pro
価格(税込) | 16,500円 |
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重さ | 350g |
接続方法 | 3.5㎜接続・USB接続 |
ノイズキャンセリング | なし |
マイクのノイズキャンセリング機能 | あり |
最後に紹介する有線ゲーミングヘッドセットは「SteelSeries」から販売されている「SteelSeries Arctis Pro」です。
この「SteelSeries Arctis Pro」はハイレゾが再生可能で非常に高音質なサラウンドサウンドに対応しているゲーミングヘッドセットです。
USB接続のChatMix Dialが同梱されていて、高品質なサラウンドサウンドだけでなく、ゲーム音とボイスチャットのボリュームバランスを簡単に調整することができます。;
また専用のソフトウェアを使用することで、イコライザー設定やマイクの設定を自分の好みに調整することができます。
有線のゲーミングヘッドセットによくある質問
ここからは有線ゲーミングヘッドセットによくある質問に答えていきます。
FPSには有線の方が良い?
有線の場合遅延の心配が全く無いので、FPSゲームを遊ぶ場合は有線ゲーミングヘッドセットが最適です。
ですが、無線ゲーミングヘッドセットであっても最近は有線とほとんど変わらない遅延の無さなので、無線であってもFPSを遊ぶことができます。
とは言え完全になくなるわけではないので遅延に敏感な方は有線ゲーミングヘッドセットをおすすめします。
ゲーミングヘッドセットは有線と無線どっちがおすすめ?
メリット・デメリットでも紹介しましたが、ケーブルが邪魔で、出来るだけ装着したまま動き回りたい、自由な体勢でゲームを遊びたいという方には無線ゲーミングヘッドセットがおすすめです。
ただ充電する手間がどうしても嫌な方や、出来るだけ安く抑えたい方は有線ゲーミングヘッドセットの方がそういったデメリットが無く、遅延の心配もないのでおすすめです。
まとめ
本記事では有線ゲーミングヘッドセットのメリット・デメリット、選ぶときのポイントを紹介し最後にはおすすめの有線ゲーミングヘッドセットを8つ紹介してきました。
改めてまとめると
- 遅延の心配が全くない
- 価格が無線よりも安い
- ケーブルが邪魔で移動に制限がかかり、デスクが乱雑に見えてしまう
- 接続方式に3.5㎜接続とUSB接続がある
- 出来るだけ軽いゲーミングヘッドセットがおすすめ
- おすすめの有線ゲーミングヘッドセット8選
有線ゲーミングヘッドセットの魅力は安さと遅延が無いことそして種類が豊富だということです。
今回紹介した機種以外にも多くの有線ゲーミングヘッドセットがあるのでぜひお気に入りの有線ゲーミングヘッドセットを見つけてください。
これを機に有線ゲーミングヘッドセットを手に入れて遅延の無い快適なゲームで勝利を掴みましょう!