「ゲーミングチェア」は長時間、快適にゲームやパソコン作業をする為に、レーシングシートである、バケットシートの技術からフィードバックした人間工学に基ずいた椅子です。
ゲーミングチェアは、その名の通りゲーマーがゲームを長時間プレイする為に使われているイメージですが、長時間座っても疲れにくい点や、正しい姿勢を保てるということで、長時間のパソコン作業をする会社がオフィスチェアとして、ゲーミングチェアを採用したりと、ゲームをする為ではなく、長時間のデスクワークで疲れにくい椅子ということで、ビジネスシーンに採用されることが多くなってきました。
そんな「ゲーミングチェア」を今回は、メーカー別・価格別におすすめのゲーミングチェアを紹介していきます。購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングチェアとは?
ゲーミングチェアは、ゲーマーの為に長時間座りっぱなしでプレイしても疲れにくいように開発されたデスクチェアです。
このゲーミングチェアの形状がレーシングカーのバケットシートに似ているものが多いのは、長時間レーシングカーを運転するレーサーの為に開発されたバケットシートからフィードバックを受け、ゲーミングチェアを開発しているからです。
200キロ~300キロのレーシングカーを何時間も運転するレーサーの身体が疲れにくいように、長時間集中できるようにと、開発されたバケットシートからフィードバックを受けているので、身体をしっかりと包み込むように支えてくれて、疲れにくい姿勢を長時間保つことができます。
このため、多くのゲーミングチェアがレーシングシートのような形状をしているのです。
そして、バケットシートの形状にした椅子に、ゲームプレイの快適性を上げるために、椅子の高さ調整や、アームレストの高さや位置を調整する機能、リクライニング機能を追加したものが「ゲーミングチェア」です。
ゲーミングチェアと一般的なデスクチェアとの違い
一般的なデスクチェアとゲーミングチェアの違いの定義は難しいのですが、通常のデスクチェアに付いていない機能がついているものがゲーミングチェアとすると以下のようになるでしょう。
- レーシングシートのような形状
- ヘッドレストが付いている
- 腰をしっかり支えてくれるランバーサポートが付いている
- 高さ、位置を調整することができるアームレストが付いている
- 130度~180度シートを倒すことができるリクライニング機能
レーシングシートのような形状
一般的な椅子の形状は、腰までを支えるローバック形状や、背中までを支えるハイバック形状ですが、ゲーミングチェアは背中から頭までの上半身全体を支えてくれるレーシングシートのような形状で、上半身をすっぽりと包み込むように支えてくれるので、しっかりと身体がホールドされて、正しい姿勢を保つことができるので長時間座っていても疲れにくくなります。
ヘッドレストが付いている
ゲーミングチェアには、頭と首をしっかりと支えてくれる枕のようなヘッドレストが付いています。集中してゲームや、パソコン作業をしていると人間は自然に前かがみの姿勢になってしまい、前かがみの姿勢を続けていると、肩が凝ったり最悪の場合、ストレートネックになってしまい、日常生活に支障をきたすことになるかもしれません。
しかし、ヘッドレストが付いていることで、もたれ掛かった時に頭と首にフィットして支えてくれるので、座っているのにまるで寝ているような感覚になり、自然と前かがみになるのを防いでくれて、正しい姿勢を保つことができます。
腰を支えるランバーサポートがついている
ゲーミングチェアの腰のところには、背骨の形に沿うような形のランバーサポートが付いています。
このランバーサポートがついているおかげで、腰をしっかり支えてくれるので正しい姿勢を保つことも可能になり、腰への負担も軽減されます。
実際、私は学生時代にスポーツをやっていたことで、第五腰椎分離症になり悪化が進んでしまったせいで、完全に完治することはなく、長時間ずっと座り続けることは辛いのですが、ヘッドレストとランバーサポートが付いているおかげでしっかりと身体を支えてくれて、腰痛持ちの私でも楽に長時間座っていることができています。
高さ・位置を調整可能なアームレストが付いている
一般的なデスクチェアにも付いていることが多いアームレストは、ゲーミングチェアになると高さ調整が可能になるので、自分の体格に合わせた好みの高さに調整することが可能になります。
またゲーミングチェアのグレードが高いものになれば、高さだけでなく、前後左右の位置調整が可能になり、より詳細に好みに合わせたアームレストの調整ができます。
130度~180度のリクライニング機能
ゲーミングチェアといえば、「リクライニング機能」でしょう。このリクライニング機能があることで、ゲームやパソコン作業に疲れた時に休憩したり、仮眠を取ったりできます。一般的なデスクチェアだとリクライニング機能が無いものが多く、あってもロッキング機能(ゆりかご機能)ぐらいでしょう。
ゲーミングチェアによってリクライニングできる角度が違い、可能な角度は130度~180度まで対応のものがほとんどです。
個人的には、フルフラットになる180度まで倒すことのできるゲーミングチェアがおすすめです。
【実体験】ゲーミングチェアを使うことで変わること
ゲーミングチェアを使うことで、かなり身体への負担度合いが変わりました。
実際私がゲーミングチェアを使い始めて1年以上経ちますが、それまでは3000円の普通のデスクチェアを3年以上使っていました。
ゲーミングチェアを使うことで変わったことは、腰の骨が物理的に折れている私は長時間座り続けることはかなり辛いもので、腰が痛くて仕方がありません。
しかし、ゲーミングチェアに変えたことで、しっかり身体全体を支えてくれて腰への負担が減って長時間ゲームや、パソコン作業をしていても「腰が痛くて座ってられない」なんてことは無くなりました。
値段が高くて最初は買おうか迷いましたが、買って正解でした。今後何年も使える耐久性もあるので、結果的には安い買い物だったと思っています。
現在、普通のデスクチェアで長時間のゲームや、パソコン作業をしていて肩凝りが酷い人や、腰痛持ちの人がこのまま、普通のデスクチェアで長時間座り続けると、ストレートネックなどの、疲労から来る痛みで日常生活にも支障をきたすことになってしまう可能性が高いです。
疲労が溜めると、作業の生産性が悪くなる、ゲームを長時間プレイしたいのにできないなんてことになりかねません。
ゲーミングチェアを使うことで、少しでも身体の負担を減らすことができれば、疲れにくくなるのはもちろん、仕事の生産性も上がったり、長時間ゲームをプレイできるようになると思います。
また、長時間のデスクワークをしている人は、足の血流が悪くなって足がむくんでしまう人も多いと思います。そんな人もしっかりとした対策をした上で、ゲーミングチェアを使うことで、疲れにくくなり、足への疲労も緩和されるのではないでしょうか。
※あくまで個人的見解で、医療的に保証されたものではありません。
ゲーミングチェアの選び方
ゲーミングチェアの素材
椅子に長時間座り続けると、背中や太ももが蒸れてしまいます。特に日本の夏はじめじめしていて暑いので、余計に蒸れてしまいます。
ゲーミングチェアの素材には、メッシュ生地と合皮レザーがあります。
メッシュ素材だと、通気性は良いので快適にプレイできるのですが余程の夏の暑い日だと汗をかいてしまって、汗が椅子についてしまうこともあるかもしれません。そんな時はファブリーズなどで、対策してあげると清潔に保つことができると思うので、この先長く使い続けることができると思います。
また、メッシュ生地の場合で、一番困るのは飲み物をこぼしたとき完全に拭き取ることは難しいです。なので飲み物を飲む場合は、細心の注意を払って椅子にこぼさないようにしましょう。
レザー生地のゲーミングチェアはメッシュに比べると通気性には劣りますが、それでも通気性が悪いことは無く、もし蒸れてしまってり、飲み物をこぼしてしまってもレザーなら拭き取ることができるので、メッシュ生地よりもメンテナンス性が高いと言えます。
メッシュ生地とレザー生地は1万円程値段が違うので、どちらにするかはお財布との相談ですね。おすすめはレザー生地です。
リクライニング可能な角度
ゲーミングチェアによってリクライニング可能な角度は変わってきます。
130度までのものから180度まで可能なものまであるので、これは完全に好みの問題です。
180度(フルフラット)まで倒すことのできるゲーミングチェアであれば、簡易ベットにもなるので普通に寝る事が可能です。
リクライニング角度は、好みや使う人によって変わるので、リクライニング角度は購入前にしっかり確認しておきたい項目です。
またリクライニングした時に、最大角度まで倒すことのできるスペースが必要なので、普段座っている場所の後ろにどのぐらいのスペースがあるかも確認しておくことがおすすめです。
アームレスト調整
アームレストの調整機能は、ゲーミングチェアのブランドや、グレードによって変わります。グレードの低いものだと、高さ調節だけしかできないことが多いです。
逆にグレードが高いと、アームレストの高さ、前後左右の位置まで詳細に調整することが可能になります。
購入前にアームレストがどのぐらい調整可能なのか、自分がどのぐらいの調整をしたいのかに合わせて選ぶと良いと思います。
個人的には、高さ調整しか必要ないと思っていたので、私の使用しているDXRacerのゲーミングチェアは高さ調整だけのものです。
アームレストの位置が気に入らなければ、ほとんどの場合アームレストだけを取り外すことが可能なので、気に入らなければ外せば良いと思います。
ゲーミングチェアおすすめメーカー
AKRacing(エーケーレーシング)
多くのプロゲーミングチームのスポンサーを務め、多くのプロゲーマーの活躍を裏で支える「AKRacing」は中国で立ち上げられた会社で、プロレーサー向けのレーシングシートの製造をしていたこともあり、本格的なレーシングチェアからフィードバックを受けたゲーミングチェアなので、品質の高さにとても定評があります。
また世界的な盛り上がりを見せるeSportsの大会会場にも導入されており、世界中のゲーミングチェア市場での認知度が高く評価も高いです。ゲーミングチェアなら、AKRacingと次に紹介するDXRacerは外せません。
ゲーマー向けのゲーミングチェアはもちろん、最近では、ハイエンドオフィスチェアの開発もしています。
DXRacer(デラックスレーサー)
「DXRacer」はアメリカを中心に世界展開しており、AKRacingと並ぶゲーミングチェアのトップシェアブランドとして認知度がとても高い会社です。
また、日本国内の有名ゲーミングチームである、「DetonatioN Gaming(デトネーションゲーミング)」「DeToNator(デトネーター)」「SCARZ(スカーズ)」「SHINOBISM(シノビズム)」のスポンサーを務めており、多くのプロゲーマーを裏から支えています。
世界中で展開している「DXRacer」は、サイズラインナップが豊富で、小柄な女性にピッタリなクイーンシリーズや、体格の良い男性でも座れるキングシリーズまであるので、体型に合わせたゲーミングチェア選びができます。
Bauhutte(バウヒュッテ)
「Bauhutte」は、大阪で日本企業が立ち上げたゲーミング家具ブランドで、最高のゲーム環境をデスクや、チェアといった家具の視点から商品を販売している会社です。
Bauhutteは、「デスク秘密基地化計画」というスローガンを抱えているほど、ゲームをする為のデスク環境を自分だけの秘密基地のように作りこんでいく楽しさをコンセプトに家具作りをしています。
ゲーミング空母と呼ばれるゲーム環境や、寝ながらゲームをできるデスク環境など、他社には無い、少年時代を思い出させるワクワクさせてくれるような、ゲーム環境を作ることがBauhutteでは可能です。
そんなBauhutteのゲーミングチェアは、プロゲーマー向けに開発されたあらゆる体格、ゲームジャンルに対応できるように作られたプロシリーズから、学生ゲーマー向けに作られたコストパフォーマンス最優先で開発されたスチューデントモデルまで、最高の環境を求める様々なユーザー層に対応可能なPCデスク、ゲーミングチェアを開発しています。
またBauhutteのゲーミングチェアは、とても柔らかい座り心地なので快適すぎて寝てしまいそうになります。
GTRACING(ジーティーレーシング)
「GTRACING」は2011年に創業された新しいゲーミングチェアブランドにも関わらず、年間100万台以上のゲーミングチェアを生産、販売し、北米、北欧、アジアなど世界各地に市場展開しているブランドです。
GTRACINGの座り心地と品質の高さは、世界的な盛り上がりを見せるeSports大会の会場の椅子に使われるほどで、さらに値段も比較的安く購入することが可能で、非常にコストパフォーマンスに優れています。
また、GTRACINGは、特に我々アジア人の身体に合うように開発されています。
【価格別】おすすめゲーミングチェア
1万円台
GTRACING ゲーミングチェア(GT002)
GTRACINGゲーミングチェア GT002は、価格が2万円を切るリーズナブルなゲーミングチェアです。
1万円台で購入できるにも関わらず、機能性・デザイン性にも優れており、椅子全体がPUレザー素材で作られており、メンテナンス性も高く高級感があります。
頭と首をしっかりと支えてくれるヘッドレストと、腰への負担を軽減してくれるランバーサポートも付いており、長時間のゲームや、パソコン作業でも疲れにくくなっています。
またリクライニング角度が165度と、かなり椅子を倒すことが可能なので、休憩をしたり仮眠を取るには最適です。
アジア人の体格に合わせて作られているので、快適な座り心地を体感できると思います。
価格 | 17,800円 |
生地 | PUレザー |
ヘッドレスト・ランバーサポート | 共に〇 |
リクライニング角度 | 165度 |
アームレスト調整 | 高さのみ |
2万円台
DXRacerゲーミングチェア フォーミュラシリーズ DXR
DXRacer(デラックスレーサー)の「フォーミュラシリーズ」は、デラックスレーサーシリーズの最もスタンダードなモデルです。
素材は布地のメッシュ生地を使用しており、通気性が高く蒸れずらいので夏場の暑い日でも快適にゲームやパソコン作業をすることができます。
またレーシングバケットシート技術からフィードバックした人体工学に基ずく三次元立体成型スチールフレームを採用しており、頭、肩、腰、膝の4点をしっかりとホールドして、長時間座っていても正しい姿勢を崩さない工夫がされています。
150度のまで倒すことが可能なリクライニング機能に加えて、座面ロッキング(ゆりかご)機能があることで、快適に休憩や仮眠を取ることが可能です。
価格 | 29,800円 |
生地 | 布地 |
ヘッドレスト・ランバーサポート | 共に〇 |
リクライニング角度 | 150度 |
アームレスト調整 | 高さのみ |
DXRacerゲーミングチェア クイーンシリーズ DXJ
DXRacerのゲーミングチェアの中で、全体的に1番コンパクトなモデルの「クイーンシリーズ」は、フォーミュラシリーズに比べて、小型化されており、小柄な男性や女性の体格に適したモデルです。
全体的な小型化に伴って、ヘッドレスト・ランバーサポート、アームレストの機能が省かれていますが、作り自体はフォーミュラシリーズと変わりないので、しっかりと身体を支えてくれて長時間座っていても姿勢を崩さず、快適に座り続けることが可能です。
値段も控えめに設定されているので、身長150cmぐらいの小柄な体格の女性で普通サイズのゲーミングチェアが大きすぎるという人には、とてもおすすめです。
価格 | 24,800円 |
生地 | 布地 |
ヘッドレスト・ランバーサポート | × |
リクライニング角度 | 150度 |
アームレスト調整 | × |
Bauhutteゲーミングチェア プロシリーズ RS-950RR
Bauhutte(バウヒュッテ)の「プロシリーズ」のゲーミングチェアはプロゲーマー向けに開発された、最高性能のゲーミングチェアです。日本の企業なので、日本人の体格にあうように設計されており座り心地がすごく柔らかいので、快適に長時間のゲームやパソコン作業ができます。
素材は、布地で長時間座っていても蒸れにくいので、夏場の暑い日でも快適に座っていられます。
またこの価格帯では珍しい、4Dアームレストを採用しており、高さのみならず、前後・上下左右・あらゆるポジションに調整することが可能です。細かくアームレストを調整できる2万円台のゲーミングチェアをお探しの人はこのゲーミングチェアがおすすめです。
リクライニング角度は135度と少し浅めかと思われますが、高濃度ウレタンフォームのヘッドレストとランバーサポートがあるので、まったく苦にならず快適に休憩や仮眠をとることが可能です。
価格 | 29,529円 |
生地 | 布地 |
ヘッドレスト・ランバーサポート | 共に〇 |
リクライニング角度 | 135度 |
アームレスト調整 | 高さ・前後左右可能な4Dアームレスト |
3万円台
AKRacingゲーミングチェア Wolfシリーズ
AKRacingの「Wolfシリーズ」のゲーミングチェアはAKRacingのゲーミングチェアの中ではエントリーモデルです。
エントリーモデルといっても、構造や機能は上位シリーズのものと同じで、素材に布地を使用することでコストダウンしています。レザー素材にこだわらない人や、逆に通気性の良い布地のゲーミングチェアが欲しい人には最適です。
またAKRacingのゲーミングチェアは180度のリクライニングが可能でフルフラットになるので、簡易ベットのように休憩や仮眠をとることが可能です。
価格 | 39,800円 |
生地 | 布地 |
ヘッドレスト・ランバーサポート | 共に〇 |
リクライニング角度 | 180度 |
アームレスト調整 | 高さのみ |
今後もっと追加予定です。
4万円台
準備中
まとめ
長時間のゲームはもちろん、長時間のパソコン作業や勉強の際にも快適に長時間座っても疲れにくいゲーミングチェアは椅子の買い替えの際には是非選択してほしいです。
通常のデスクチェアに長時間座り続けて、身体に疲労が溜まると、肩凝りや腰痛の原因になり最悪の場合、ストレートネックなどの日常生活にも支障をきたすことになりかねません。
是非そうならない為にも、長時間のゲームやパソコン作業を日常的にしている人は早めにゲーミングチェアに買い替えることをおすすめします。