ゲーミングマウスは、PCゲームをプレイしている人には欠かせないデバイスであり、特にFPSなどの正確なマウス操作を求めるゲームでは必須ですよね。
ただ、ゲーミングマウスといっても多くの種類があり、どんなマウスがFPSにおすすめなのか、選び方がよく分からないという人も多いのではないでしょうか?
本記事では、ゲーミングマウスの中でもFPSにおすすめな有線モデルを6つ厳選してお伝えし、選び方の基準なども併せて詳しくお伝えしていきます。
【ゲーミングマウス】FPSにおすすめなモデルの選び方!
ゲーミングマウスの中でも、FPSにおすすめなモデルの選び方に「正解」はありません。
人によって大きいマウスが好みの人や、重いマウスが好みの人など、人によって様々なのでその人に合ったマウス選びが必要です。
FPSゲームは視点移動が多くなるのでマウス操作の量が非常に多くなりますし、狙った場所に素早く照準を合わせるシューティング(AIM)の精度も求められます。
では、どんなゲーミングマウスがFPSにおすすめなモデルの特徴を詳しくお伝えしていきます。
ゲーミングマウスを選ぶ時の注意点
ゲーミングマウスの中でも、特にFPSにおすすめなモデルを選ぶ時に”絶対に選んではいけないもの”の特徴があり、それは以下の通りです。
- 格安ゲーミングマウス →DPIの設定が細かくできなかったりとデメリットが多く、安物買いの銭失いになる可能性が高い。
- 有名ではないメーカー →ある程度知名度のあるメーカーは製品の質が高く、信頼性が高いので、保証がしっかりしている。
格安のゲーミングマウスの特徴は、センサーの性能が低いことや、DPI調整などのカスタマイズができないゲーミングマウスが多いので注意が必要です。
また、有名ではないよく分からないメーカーのゲーミングマウスは、値段は安くなりますが、製品の質が悪かったり、保証が無いことがあるので注意が必要です。
裏を返すと、プロゲーミングチームをスポンサードしているような知名度の高いデバイスメーカーのゲーミングマウスを選ぶことがおすすめです。
ただ、価格は高くなりますが、品質が高いのでそういったデバイスメーカーは保証がしっかりしているので、不具合が起きた場合には修理・新品交換対応を行ってくれるので安心です。
有名な人が使っている=自分にも使いやすいではない
ゲーミングマウスを選ぶ上で、「FPSで強い有名な人が使っているから」という理由で買うことはおすすめ出来ません。
有名人が使っているからといって、「自分にも使いやすい」という訳では無く、人それぞれ手の大きさや、マウスの好みなどが違います。
ゲーミングマウスの相性は人それぞれなので、有名な人が使っているからという理由で買ってしまうと自分に合わず、失敗してしまう可能性のあるので気を付けましょう。
FPSにおすすめなマウスの「形状」の特徴・違い
ゲーミングマウスでFPSに最適なものを選ぶ際には、マウスの「形状」で選ぶことも重要になり、大きく分けて2つの種類があります。
- 左右対称
- 左右非対称
左右非対称は「IE3.0クローン」とも言われることがあります。
IE3.0クローンのマウス形状は、人間工学の観点から握りやすいように開発されており、多くの左右非対称マウスでIE3.0クローンが採用されています。
FPSに最適なマウスを選ぶ上で、マウスの形状は「マウスの持ち心地」・「操作性」に大きく関係するので、慎重に選びましょう。
左右対称
左右対称のゲーミングマウスは、「左利きの人」や「つまみ持ち」の人におすすめです。
FPSゲームは、マウス操作が非常に多いので、普段から「つまみ持ち」で振り回すような操作をしている人は「左右対称」のゲーミングマウスがおすすめです。
左右非対称
左右非対称のマウスは、基本的に「右利き」の人向けで、「かぶせ持ち」の人におすすめです。
左右非対称のゲーミングマウスの多くは、「右利き」の人向けに作られており、右利きの人の手に馴染むような形状になっています。
左右非対称マウスの多くは「IE3.0クローン」であり、どんな人の手にも合うようなエルゴノミクスデザインになっている為、世界で活躍されている多くのプロゲーマーに使用されています。
ただ、つまみ持ちの人にとっては少し使い辛く、一般的には「かぶせ持ち」でマウスをしっかりとホールドしてFPSをプレイする人におすすめです。
DPI・IPS・ポーリングレートで選ぶ
DPI
ゲーミングマウスの中でも、FPSにおすすめなモデルを選ぶ上で「DPI」の調整を細かくできる点が非常に重要になります。
「DPI」とは、マウスを動かしたときにどれだけカーソルが動くかということを示すものであり、簡単に言うと「DPI=感度」ですね。
最近は格安のゲーミングマウスでもDPI設定が可能なものが多いです。しかし150単位での設定など、単に設定できるだけでは意味が無く、1単位でDPI設定できるものが最も好ましいです。
FPSゲームでは、精度の高い正確なマウス操作を必要とするので、DPI(感度)も、より詳細に設定できることは必須です。
また、「CPI」という単位もありますが基本的には「DPI」と同じ意味です。
IPS
ゲーミングマウスの中でも、FPSにおすすめなモデルを選ぶ上で「IPS」の数値も非常に重要な要素になります。
「IPS」とは、レスポンス速度と言われ、マウスを激しく動かした時にセンサーがどのぐらいの速度まで感知するかを示すものです。
安価なIPS数値が高くないゲーミングマウスを超高速で動かすと、マウスが動きの速さに追いつけず、反応が悪くなります。
反射神経や、瞬間的なのマウス操作を必要とするFPSゲームでは、IPS数値の低さはとても不利になります。
FPSゲームで使うゲーミングマウスは「IPS数値」の高いものを選ぶと有利になり、勝敗を分けるといっても過言ではありません。
ポーリングレート
ゲーミングマウスの中でも、FPSにおすすめなモデルを選ぶ上で「ポーリングレート」は遅延と密接な関係があり、非常に重要になります。
「ポーリングレート」とは、PC本体とマウスが1秒間に何回データの送受信をするかを示す数値であり、数値が高いほど僅かなマウスの動きもセンサーが感知してくれます。
なので、制度の高い正確なマウス操作を必要とするFPSゲームでは、ゲーミングマウスのポーリングレートの高さは非常に重要です。
【ゲーミングマウス】FPSにおすすめなモデルを好みで選ぶ!
ゲーミングマウスの中でも、FPSをプレイする人におすすめなモデルを選ぶ上で、「大きさ・重さ・ボタンの数・持ち方」などの人それぞれの好みで選ぶことも重要です。
マウスの持ち方や、自分の手の大きさに合ったサイズ・重さのゲーミングマウスを選ぶとより、快適にゲームをプレイすることができます。
手の大きさや、合った重さは人それぞれなので私がおすすめのサイズや重さを紹介することはできませんが、基準として参考にしてください。
またボタンの数も多ければ良いのですが、多すぎるとFPSゲームでは逆に使いずらくなり向いていないので適切なボタン数を選びましょう。
マウスボタンの数
ゲーミングマウスの中でも、FPSゲームをプレイする時におすすめなマウスボタンの数は4つ程度あるものが良いでしょう。
MMO用ゲーミングマウスのようなサイドボタンが12個もあるものは、逆に使いずらくなってしまうのでFPSにはおすすめ出来ません。
FPSゲームでサイドボタンに振り分けるキーは、キーボードで押しづらい「Cキー」や「Zキー」の2つをボタンに振り分ける人が多いのではないでしょうか?
ゲーミングマウスに必要なボタン数はプレイするゲームによって変わるので、何個のキーをマウスボタンに振り分けたいか考えて選びましょう。
マウスの重さ
ゲーミングマウスの中でも、FPSにおすすめなモデルを選ぶ上で「マウスの重さ」も好みが分かれ、操作感に違いが出る重要な点です。
軽いマウスはスムーズに動かすことができ、瞬時に反応した射撃が得意で、重いマウスはAIMが安定して正確な射撃が得意であり、どちらもFPSのプレイには重要です。
また、軽いマウスはスムーズに動かせるので肩や腕への負担が少ないので疲れにくく、重いマウスは止めたいところでピタッと止めることができ、安定した操作ができます。
重さの基準ですが、100g前後であれば比較的軽い方。110g以上となると比較的重い方という判断基準で良いと思います。
どちらのゲーミングマウスもFPSにおすすめできるのですが、好みやプレイスタイルによっても違うので、ご自身の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
マウスの持ち方
ゲーミングマウスの中でも、FPSにおすすめなモデルを選ぶ上で「マウスの持ち方」も好みが分かれ、操作感に違いが出る重要な点です。
マウスの持ち方には、大きく分けて3種類あります。
かぶせ・つまみ・つかみ持ち方に合ったサイズ・重さを選びましょう。
では一つずつ見ていきましょう。
かぶせ持ち
「かぶせ持ち」は手のひら全体をマウスにかぶせるような形で持つマウスの持ち方です。マウスの持ち方で最も一般的なマウスの持ち方だと思います。
かぶせ持ちは、手全体でマウスを支えているので安定した操作ができるので、安定したAIMを求めるFPSプレイヤーにおすすめです。
一般的に、かぶせ持ちの人は「左右非対称マウス」を好む傾向が強く、IE3.0クローン形状のゲーミングマウスであれば、多くのかぶせ持ちユーザーにフィットしてくれると思います。
つまみ持ち
「つまみ持ち」は指先の力だけでマウスを持つ持ち方であり、マウスを振り回すような操作をしてFPSをプレイする人におすすめです。
つまみ持ちは指先だけでマウスを持つ為、マウスパッド全体を使ってマウスを振り回すので、小さくて軽量な「左右対称マウス」がおすすめです。
つかみ持ち
つかみ持ちは、指先と手のひらでマウスを持つ持ち方です。
持ち方としては、かぶせとつまみの中間的な持ち方で、ローセンシでもハイセンシの人でも、どちらにも対応できます。
つかみ持ちの人は、少し大きく、重いマウスを使うと安定した操作を行うことができる傾向が強くあります。
【ゲーミングマウス】FPSにおすすめな有線モデル6選!
ここでおすすめしているゲーミングマウスは、DPIが詳細に設定でき、IPS数値が400前後、ポーリングレートが1000Hzまで上げられる、FPS向けのゲーミングマウスを紹介しています。
本当に良いと思ったゲーミングマウスだけを厳選して紹介していきます。
紹介の順番はランキング形式ではありません。ランキングを付けるソース元もありませんし、好みは個人的主観でしかないのでランキング付けできないからです。
無線(ワイヤレス)ゲーミングマウスについては、
【ゲーミングマウス】無線と有線どっちがおすすめ?プロも使用する無線マウス4選でお伝えしていますので、そちらを参考にしてください!
Razer(レイザー)DeathAdder Elite

出典:Amazon
世界最速のオプティカルセンサー搭載・ゲーム用メカニカルマウススイッチ
オムロン社と共同開発されたゲーム用に最適化されたメカニカルマウススイッチを搭載し、ライバルに対して絶対的な優位を確立する為に世界最速のセンサーを搭載した、勝利の為のゲーミングマウスがこの「Razer Death Adder Elite」です。
エルゴノミクスデザインで自然と手に馴染む持ち心地でかつ、精度と速度の高いオプティカルセンサーと最速の反応速度を実現したRazerメカニカルマウススイッチを搭載しているので、精度の高い正確なマウス操作をしなければならないFPSゲームでは特におすすめのゲーミングマウスです。
すべてがeSportsグレードの勝利にこだわって作られたゲーミングマウスであるのに対し、7,000円を切るリーズナブルな価格で提供しているRazerはさすがです。
DPI | 16,000(100刻みで設定可能) | ボタン数 | 7個 |
IPS | 450 | 重さ | 105g(軽量) |
ポーリングレート | 最大1000Hz | 持ち方 | かぶせ・つかみ(右利き) |
接続方式 | 有線 | オンボードメモリ | なし |
Razer(レイザー)Mamba Elite

出典:Amazon
鮮やかなライティング性能を備えながらも高いゲーミング性能を備えたマウス
20のライティングゾーンを搭載した「Razer Manba Elite」。Razer Chromaライティングを個別に設定することが可能で、自分だけのライティングエフェクトを作ることができるので鮮やかにマウスを光らせることができます。
ライティング性能だけでなく、ゲーミング性能も高いのでゲーミングマウスとしての性能も侮れません。
精度の高い高性能なRazer 5Gセンサーと、Razerメカニカルマウススイッチを搭載しているので性能はDeath Adderと同等です。
さらに、ティルトクリックスクロールホイールを搭載しているので、カスタマイズできるボタン数も多いので、FPSゲームには最適なゲーミングマウスです。
DPI | 16,000(100刻みで設定可能) | ボタン数 | 9個 |
IPS | 450 | 重さ | 96g(軽量) |
ポーリングレート | 最大1000Hz | 持ち方 | かぶせ・つかみ(右利き) |
接続方式 | 有線 | オンボードメモリ | あり |
Logicool(ロジクール)G-PPD-001r

出典:Amazon
勝利を目指した驚異的なスピードと精度を実現した軽量ゲーミングマウス
ロジクールGシリーズのPROゲーミングマウスは、世界で活躍する多くのプロゲーマーと共に開発された、トップアスリート向けのゲーミングマウスです。
PROゲーミングマウスは、1ミリ秒の差で勝敗が分かれる過酷なeSportsの大会でも最大限にパフォーマンスを発揮できるように、ロジクール史上最高精度の「HERO 16kセンサー」を搭載し、非常に正確なトラッキングを実現しています。
マウススイッチは、オムロン社と共同開発されたPROメカニカルスイッチを搭載しており、耐久性・反応性にも優れた勝利の為のゲーミングマウスです。
形状も左右対称でシンプルに作られているので、利き手に左右されず使用することができます。
また、それだけではなく重さもかなり軽量になっているので疲れにくく、ストレスフリーで使用することができるFPSゲームには最適なゲーミングマウスです。
DPI | 16,000(50刻みで設定可能) | ボタン数 | 6個 |
IPS | 400 | 重さ | 83g(超軽量) |
ポーリングレート | 最大1000Hz | 持ち方 | つまみ・つかみ(両利き) |
接続方式 | 有線 | オンボードメモリ | あり |
Logicool(ロジクール)G403h

出典:Amazon
驚異的なスピードと性能を実現した軽量エルゴノミクスマウス
eSportsグレードの高精度センサーである「HERO 16kセンサー」を搭載しており、正確なトラッキング性能を実現しており、1ミリ秒の一瞬の動きも見逃さない勝利の為のゲーミングマウスです。
さらに、G403hは快適性にも優れており、エルゴノミクスデザインを採用し自然と手にフィットする快適性を重視しており、コントロール性を向上させる為にラバーグリップを装着しています。
また、オプションで10gの取り外し可能なウェイトを使うことで自分好みの重量にカスタマイズすることができる快適性に優れたFPSには最適なゲーミングマウスです。
DPI | 16,000(G-HUB使用時1刻みで設定可能) | ボタン数 | 6個 |
IPS | 400 | 重さ | 87g(軽量) |
ポーリングレート | 最大1000Hz | 持ち方 | かぶせ・つかみ(右利き) |
接続方式 | 有線 | オンボードメモリ | あり |
HyperX(ハイパーX)Pulsefire Surge

出典:Amazon
人間工学に基づいたデザインで手にフィットして勝利を逃さない
高品質で評価の高い「Pixart 3389センサー」を搭載し、最高のパフォーマンスと精度を追求しており、ハードウェアを加速させることなく、滑らかで確実なトラッキング性能を実現した「Pulsefire Surge」。
人間工学に基づいた快適性を追求したデザインで、手にフィットして思い通りのスムーズな操作が可能で、ずっと握っていられるような快適性があり、マウスが手を離しません。
マウスが手を離してくれないように、勝利も逃すことのない、確実性の高いマウスセンサー、マウススイッチで、FPSゲームには最適なゲーミングマウスです。
DPI | 16,000(50刻みで設定可能) | ボタン数 | 6個 |
IPS | 450 | 重さ | 100g(軽量) |
ポーリングレート | 最大1000Hz | 持ち方 | かぶせ・つかみ(右利き) |
接続方式 | 有線 | オンボードメモリ | あり |
Corsair(コルセア)M65 RGB ELITE

出典:Amazon
高耐久アルミニウムフレーム設計で耐久性・パフォーマンス・精度の3拍子完璧
「Corsair M65」はFPS特化型のゲーミングマウスです。
CORSAIRの特徴とも言えるアルミニウムフレーム設計をマウスにも採用し、耐久性に何の心配もなく激しくマウスを振っても全く問題なく使用することができます。
センサーには高品質で評価の高い「Pixart 3391センサー」による高精度オプティカルセンサーを使用しており、1DPI刻みで設定可能でより詳細にプレイヤー好みの感度設定が可能で、思い通りのマウス操作を確実にトラッキングしてくれます。
マウススイッチには、反応速度・耐久性ともに優れたオムロン社のスイッチを採用しています。
また、好みのマウス重量は人それぞれだと言うことで、97g~115gの間でウェイトを調整することができ、どんな人にも対応できるFPSゲームには最適なゲーミングマウスとなっています。
DPI | 18,000(1刻みで設定可能) | ボタン数 | 8個 |
IPS | 400 | 重さ | 97g~115gの間で調整可能 |
ポーリングレート | 最大1000Hz | 持ち方 | つかみ・つまみ(両利き) |
接続方式 | 有線 | オンボードメモリ | あり |