ゲーミングマウスを使っていると、親指が触れているラバー部分がだんだん「べたべた」してきて不快に思っている人も多いと思います。
ゲーミングマウスは値段が高い物がほとんどで、買い替えるにしてもお金がかかるし、壊れているわけではないので、べたつきが解消されれば買い替える必要は無いので今回の記事ではべたつきを落とす方法を紹介します。
このマウスのべたつきの原因などは、調べればいくらでも出てくる内容ですので、超簡潔に説明すると、マウスを使っているうちに、ラバーが加水分解という化学反応を起こし ラバーの原料である石油を加工する際に用いられた「可塑剤」というものが、溶け出すことによってマウスの「べたつき」を生じるようです。
マウスを使っているのは人間なので、個人差はあるにしろ手汗は出るものなのでマウスのラバーの劣化を防ぐことは難しいです。
対処法① 消しゴム
私が最初に行った対処法は、消しゴムでラバーを擦るという方法です。
いきなりですが、結果から言うと全く効果は無い!
自分のやり方が悪いのかもしれませんが、まったく効果はありませんでした。
長期間放置したフィギュアなども同じ理由で、べたつきが発生するのですが、ほとんどの人が中性洗剤や重曹で洗い流しています。
中性洗剤で落ちるということは「油分」ということなので、消しゴムは油分を落とすことは当然できないことから、消しゴムはラバーのべたつきを落とすにはまったく効果は無いと思います。
しかしマウスは防水ではないことがほとんどなので、フィギュアのように丸洗いすることはできません。
対処法② エレクトロニッククリーナー
マウスが丸洗いできないので、普通のパーツクリーナーで掃除しようかとも思ったのですが、ラバー樹脂をパーツクリーナーが溶かしてしまう可能性があったので、電気部品の基盤掃除専用のエレクトロニッククリーナを使用することにしました。
結果としては、樹脂を溶かすことなくラバーのべたつきを落とすことができました。
エレクトロニッククリーナーは基盤掃除などにも使えるので、電気製品の天敵「水」が含まれていないので、水没して壊れる心配もありません。
エレクトロニッククリーナーは速乾性に優れているので拭き取る必要が無いので、とても楽にマウスのラバーのべたつきが解消されて良かったです。
対処法③ 無水エタノール
無水エタノールで、油分を落とすという方法もあります。
私は無水エタノールを使ってラバーの掃除をしたことが無いのでなんとも言えませんが、エタノールは油分や汚れを落とす効果があるので、効果はあると思いますし、調べれば無水エタノールを使った効果などを書いた記事も出てきますので、気になる方は調べてみてください。
私が無水エタノールを使わなかった理由は、エレクトロニッククリーナーよりも高かったからです。
Amazonなどでも1,700円程しますし、薬局などで買うと2,000円ぐらいします。しかし、エレクトロニッククリーナーは1,000円以下で購入することができるので安く済みます。
エレクトロニッククリーナーは安いですし、マザーボードなどの掃除にも役立つのでとても重宝しています。
逆に無水エタノールであれば、電子レンジや、冷蔵庫、トイレの便器の掃除などにも使えるので、そういった電化製品などのお掃除にも使いたいという人は無水エタノールの方が汎用性があるので良いのではないかと思います。
あくまでも、私個人が自己責任で行ったことなので、この記事を参考にして実践してみた人のマウスがもし壊れてしまっても責任はとりかねます。
まとめ
マウスのラバーの劣化は製品として加工されている段階から始まっています。
使い始めて少しでもべたつきを感じたら、すぐにラバーを掃除した方が良いです。そのまま放置を続けるとマウスのラバーはどんどん進んでしまうので、マウス自体は使えるのにラバーのべたつきが原因でマウスを変えることになってしまうと、ラバーの掃除をするよりもお金がかかってしまいます。
定期的にマウスのラバーを掃除してあげることで、マウスを長く使うことができるようになると思うので、長く使い続けられるように掃除をしてあげると良いでしょう。