BTOパソコンを購入する際にどこのショップを選んでいますか?BTOパソコンショップは数多くあるので「どこのショップを選んで良いか分からない」と思ったことはありませんか?
人によってパソコンの使用用途は違いますし、その使用用途にあったパソコン、BTOショップを選らばないと、パソコンは安いものではないので、違うBTOショップを選んでおけば良かったなどの、後悔は誰もがしたくないと思います。
BTOパソコンショップは数多くあり、ショップによって特徴が様々異なるので、どんな人にどこのBTOパソコンショップがおすすめなのか紹介していきます。
直近、BTOショップのパソコンの購入を考えている人の参考になればと思います。
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BTOパソコンショップとは?
BTOパソコンショップとは、「Build to Order」の略語で、受注生産といった意味になります。
具体的に言うとネット通販などでパソコンを購入しようとしたときに、パソコンのパーツ構成を変更することができることがあると思います。
本体価格にプラスしてお金を払うことで、CPUプロセッサを上のグレードに変更できたり、メモリを8GBから16GBに変更できたり、HDDの容量を増やしたり、SSDを追加で搭載したりと、自分の要望に合わせてパソコンを注文できることがあります。
この方式をBuild to Order(BTO)といいます。
受注生産方式にはなるのですが、完全な受注生産ではなく、ある程度出来上がったパソコンに構成の変更を加えているだけなので、完全な受注生産などとは異なります。
BTOパソコンショップである、ドスパラやパソコン工房などのBTOパソコンと、DELLやNECといったメーカーのパソコンどちらもカスタマイズをすることが可能なので、どちらもBTOパソコンと言えます。
しかし、BTOパソコンショップのパソコンと、メーカー製パソコンには決定的に違います。その違いはなんなのでしょうか?
メーカー製パソコンとBTOパソコンでは何が違うのか
メーカー製パソコンも、ドスパラ、パソコン工房などのBTOパソコンどちらもBTOパソコンといえるのに、なぜ分けて考えられているのでしょうか。
理由は簡単で、ドスパラ、パソコン工房、TSUKUMOなどのBTOパソコンを作っているショップは、パソコンメーカーではなく、自作パソコンのパーツを販売しているパソコンショップだからです。
DELLや、NECといったメーカー製パソコンと決定的に違うところは、BTOパソコンショップのパソコンは、ATX・MicroATXなどの自作パソコンと同じ規格に基づいてパソコンを組み上げ販売しているところです。実はBTOパソコンはほとんど自作パソコンと同じなのです。
BTOパソコンショップのパソコンはメーカー製パソコンよりもカスタマイズの自由度が高く、CPU、メモリ容量、HDD・SSD容量、グラフィックボード、OSの有無などの内部パーツも詳しく変更できることに加え、パソコンケースの種類、大きさまで詳細にカスタマイズすることができ、自作パソコンを自分で作るか、誰かに作ってもらうかの違いでしかなく、BTOパソコンはほとんど自作パソコンです。
メーカー製パソコンは、デスクトップ型でもモニターと一緒になったオールインワンパソコンが多く、かなり小型化されており拡張性が低いですが、BTOパソコンは自作パソコンと同じで小型化されていないので、拡張性が高く、あとから自分自身の手で、パーツの変更や追加を簡単にできることもメーカー製パソコンとの大きな違いです。
メーカー製パソコンよりもパフォーマンスが高い傾向にある
メーカー製パソコンは液晶一体型のオールインワンパソコンなどが近年非常に多く、デザイン性・小型化重視であるのに対して、BTOパソコンは、性能重視かつコストパフォーマンス重視なので、性能が高いにもかかわらず、価格も比較的抑えられているものが多いです。
これはいくつか理由があり、まず一番は小型化にとらわれず、自作パソコンと同じ規格を使用することで、最新のチップセットを搭載した性能や造りのしっかりしたマザーボードを使用するなどして、性能重視で作られていることです。
メーカー製パソコンにはグラフィックボードが搭載されておらず映像処理にはCPU内臓グラフィックが使われることが多いですが、BTOパソコンには、標準でグラフィックボードが搭載されていることが多いことも理由の一つです。
他にも、CPU、SSDといったパソコンの処理に重要なパーツには最新のものが使われていることが多いので、パソコンの処理能力が高く、ストレスを感じることなくサクサクパソコンを使うことができます。
また、BTOパソコンにはMicrosoftOfficeや必要の無いアプリケーションソフトが最初から入っていることはなく、ドライバなどの必要最低限のソフトウェアに抑えることによって、メーカー製パソコンに比べてその分価格を抑えることができます。
必要なアプリケーションソフトを自分でインストールしなければならない面倒さはありますが、Officeソフトをインストールすることなどは簡単に誰でもできることですし、BTOショップで購入時にカスタマイズすれば最初からOfficeソフトがインストールされた状態で届くので、心配はありません。
BTOパソコンは拡張性が高い
BTOパソコンは自作パソコンと同じで、購入時にカスタマイズの自由度が高いことはもちろんですが、購入後に自分でカスタマイズをすることや、メンテナンスが楽にできます。
自作パソコンと規格がまったく同じなので、後からメモリを増設したり、ハードディスクを追加したり、グラフィックボードを交換したりすることが楽に安価にできます。
一度購入してしまえば、後からパーツを追加することでずっと使うこともできますし、もし壊れてしまった時には、ショップに修理を出すことももちろんできますが、知識があれば、原因部分のパーツを自分で交換することでまた普通に使うことができます。
実際私が今使っているパソコンはもともとはBTOパソコンでしたが、現在では当時の原型は無くすべてのパーツが変わっています。唯一変わっていないのはOSのプロダクトコードぐらいです。そしてずっと使い続けることができています。
BTOパソコンのメリット
自分の使用用途に合わせた細かなカスタマイズが可能
パソコンは人によって使い方は様々で、YouTubeで動画を見るだけから、重たい3Ⅾゲームをプレイしたい人や、動画編集や画像編集と書き出しを毎日行う人など、パソコンの使い方は様々あるように、それぞれの人の用途に合わせたパソコンスペックがあります。
ゲームや動画編集を毎日する人であれば、スペック不足になると快適にゲームできないことや、生産性が落ちることに繋がります。
BTOパソコンであれば、パーツひとつひとつを細かくカスタマイズすることができるので、スペックの過不足が無い構成のパソコンを購入することが可能なので、使っていて不便に感じることはまずありません。
コストパフォーマンスが高い
BTOパソコンは、メーカー製パソコンに比べてコンパクトさには劣りますが小型化する分のコストを性能に回すことができますし、不必要なソフトウェアを省くことでもコストカットして性能だけにコストをかけることが可能なので、価格を抑えつつもメーカー製パソコンよりも性能の高いパソコンを作ることができています。
また、デザイン重視していないところもコストパフォーマンスが高い理由の一つです。
拡張性が高い
前提としてパソコンの知識が必要ですが、購入後に自分でパーツを交換したり、増設したりすることが簡単にできるので、後からスペックを上げたいとなった場合にも、対応できます。
メーカー製パソコンは購入時の時点が完成形ですが、BTOパソコンは完成形というものが無く、それぞれの状況に合わせたカスタマイズが簡単にできるので、メーカー製パソコンよりも安価に長く使い続けることが可能です。
また自分でパーツの交換や増設が不安な人も、ショップに送ってプロの人に作業をお任せすることも可能です。
BTOパソコンショップの選び方
カスタマイズ性の高さで選ぶ
BTOショップは数多くあり、ショップごとにカスタマイズ性の高さが違います。
ほとんどのショップでパーツ構成を変えられるところは同じなのですが、中にはPCケースまで変えられるショップや、普通の人があまりこだわらないところまでカスタマイズできるショップもあります。
例を出すと、国内知名度No.1のドスパラではパーツ構成は変えることは可能なのですが、パソコンケースは変えることはできません。しかし、パソコンショップSEVENや、PCワンズではパソコンケースまでカスタマイズすることが可能です。
パソコンの外観までこだわりたい人や、こだわりを持たない人それぞれいるかと思います。
カスタマイズをどこまで細かくできるかでBTOショップを選ぶのも一つの選び方だと思います。
サポートや保証・アフターサービスで比較する
21時までサポート対応しているショップから、24時間365日の無料サポートをしているショップもあり、サポート体制は、ショップごとに違います。
初めてパソコンを購入する初心者の人であれば、24時間365日サポートが受けられれば何か分からないことや不具合が生じたときには安心です。しかし、パソコンを使い慣れていて、サポートは必要としない人もいると思います。
品質の良いと言われているパソコンでも、経年劣化や個体差によっていきなり不具合がでることは仕方がないことです。そんなときにサポート体制がしっかりしているショップで購入しておけば安心ですね。
特に、初めてパソコンを購入する人であれば、ショップのサポート体制がしっかりしたところがおすすめです。
おすすめのBTOパソコンショップ
ドスパラ
- 国内知名度No.1のBTOショップ
- ユーザー数が多い
- 分割手数料無料期間があるので、ローンで購入する人はおすすめ
ドスパラは国内知名度No.1の業界トップクラスのBTOパソコンショップです。
利用しているユーザー数も計り知れないほど多く、人気が高いです。
価格の安さ・性能のバランスがとても良く、コストパフォーマンスにも優れており、有名なショップなので初めてパソコンを購入する初心者にはおすすめです。
しかしドスパラには、少し気になる点もあり、電源のグレードがBronzeであることとワット数がギリギリのものが搭載されていることが多く見受けられます。
問題ないことではあるのですが、私のような細かい部分にこだわりが強い人には少し、気になってしまう部分ではありますね。
しかし、保証やサポート体制もしっかりしていますし、ユーザー数もかなり多いので安心して購入できるBTOショップです。
マウスコンピューター
- 24時間365日体制の電話・LINEサポートがあるので初心者でも安心して購入できる。
- パーツ構成のバランスが良くコストパフォーマンスに優れている
- ラインナップが豊富で、様々なニーズに答えるパソコンが選べる
マウスコンピューターは性能と価格のバランスが良くとてもコストパフォーマンスに優れています。
また、24時間365日の電話・LINEサポートに対応しており、サポート体制という点ではBTOショップNo.1だと思いますので、初心者でも安心して購入することができます。
また、ラインナップが豊富でガチゲーマーから、ライトゲーマーに向けのパソコンから、動画編集、レンダリング作業用の高性能パソコン、デイトレーダー向けのパソコンまで、様々なニーズに答えるパソコンがあるので、自分の使用用途に合ったパソコンを見つけやすいです。
Sycom
- フルカスタマイズ可能なBTOショップ
- フルカスタマイズできる代わりに価格は高め。
- 自分の好みのデザインを作れる
Sycomはフルカスタマイズ可能なカスタマイズ性の高いBTOパソコンショップです。
カスタマイズにはそれなりのパソコンの知識が必要であることと、価格が高めなので初心者が購入するには向きません。
しかし、Sycomのパソコンは価格は高いかもしれませんが、良いパソコンであることに間違いないです。
カスタマイズ性の高いBTOショップなので、知識のある人はどんぴしゃで自分に合ったパソコンを作ることが可能なので、こだわり派の人にはとてもおすすめなBTOショップです。
FRONTIER
- セール時の価格が異常なほどに安い
- パーツ一つ一つがこだわり抜かれたもので品質がとても高い
- 品質に対して価格がとても安い
FRONTIERはヤマダ電機グループの傘下のBTOブランドで、私が一番おすすめなBTOパソコンショップです。
FRONTIERは期間限定セール、月末セールといったセールを頻繁に行っており、セール時の価格が異常なほどに安いです。直近でBTOパソコンの購入を考えている人は絶対にFRONTIERのセールを確認してみてください。
最新のハイエンドPCでもセールを利用すれば、かなり安く購入することが可能で、品質もかなり高いです。
FRONTIERのパソコンは、パーツひとつずつにこだわりを持っており、他のBTOショップでは、標準でグレードの高い電源ユニットは搭載されていないことが多いですが、FRONTIERのパソコンは標準でグレードの高いものが搭載されているにもかかわらず、価格も抑えられており、品質に対するコストパフォーマンスがとても高いです。
ラインナップは少ないのですが、何を選んで良いか分からない初心者にとっては予算で選ぶことが簡単で、買いやすいBTOショップです。
パソコンショップSeven
- フルカスタマイズ系のBTOショップにしては値段が安い。
- パーツの品揃えが豊富で、構成を細かく変更することができる。
- こだわり派の人におすすめ。
パソコンショップSevenもSycomと同じフルカスタマイズ可能なBTOショップです。
フルカスタマイズ可能なショップで比較すると、価格がとても安いです。
フルカスタマイズ可能なので、すべてのパーツを細かくカスタマイズ可能で、選べるパーツのラインナップも豊富で、かなりこだわり派の人にはおすすめです。
フルカスタマイズ系のショップなので、ある程度のパソコンの知識が必要ですが、一つ一つ解説されているので、パソコン初心者だけどこだわって購入したい人は一度、パソコンショップSevenを確認してみてはいかがでしょうか。