最近PCゲームを始めた人や、普段からPCゲームをプレイしている人であれば、ゲーム用のキーボード、マウスといったゲーミングデバイスを使っている人もしくは、購入を考えている人は多いのではないでしょうか?
そんな人の中で、ゲーミングモニターを買うよりも先にゲーム用のキーボードやマウスを買っている人が大半だと思います。
実際に私の周囲のフレンドの人達も、キーボードやマウスは良いデバイスを使っているけど、ゲーミングモニターを使っている人は少ないです。
しかし、一番最初に買うべきゲーミングデバイスは「ゲーミングモニター」です!
そこで本記事では、ゲーミングモニターを最初に買うべき理由と、おすすめの144Hzゲーミングモニターをご紹介します。
本記事では、PCゲーマー向けのモニター記事となっています。PS4ゲーマーの人は
PS4用おすすめのゲーミングモニターを紹介!選ぶ際のポイントを参考にしてください!
ゲーミングモニターを最初に買うべき理由
ゲーミングキーボードや、ゲーミングマウスに比べてゲーミングモニターは値段が高いこともあってか、後回しにしがちです。
しかし「ゲーミングモニター」は一番最初に買うべきゲーミングデバイスです。
理由は、ゲームプレイの快適さに一番変化があるゲーミングデバイスだからです。
ゲーミングマウスや、ゲーミングキーボードでもゲームプレイの快適さに変化はあるのですが、ゲーミングモニターに比べれば、それほど大きな変化ではありません。
普通のモニター(60Hzモニター)からゲーミングモニター(144Hz・240Hz etc…)にするだけで、画面の滑らかさが2倍もしくは4倍になります。
特に、最近人気の「PUBG」や「ApexLegends」「フォートナイト」などの動きの激しいFPS・TPSゲームでは、かなり有利になります。
ゲーミングモニターにすることで画面の滑らかさが上がると、敵の視認性が上がり、敵の小さな動きでも正確に認識することができるようになるので、照準を正確に合わせやすくなり、勝率が上がります。
他の強いゲーマーの人は当たり前にゲーミングモニターを使っているので、持っているだけで強くなる訳ではなく、プレイヤースキルが一番重要なことを忘れないでくださいね。
逆を言うと、ガチのPCゲーマーなら持っていて当たり前なので、持っていない人はすぐに買いましょう!
ではもう少し詳しく、ゲーミングモニターのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
ゲーミングモニターと普通のモニターとの違いについては、ゲーミングモニターと普通のモニターとの違いは?で詳しく解説しているので参考にしてください。
ゲーミングモニターとは
一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzほどですが、ゲーミングモニターのリフレッシュレートは144Hz・240Hzと2倍以上の滑らかな映像を表示することができます。
モニターのリフレッシュレートとは、1秒間に画面の映像が何回切り替わるかを表す数値です。
ゲーミングモニターは、一般的なモニターに比べて、画面の映像を切り替える回数が多いので、より滑らかなヌルヌルした映像を表示することができます。
ゲーミングモニターのメリット
ゲーミングモニターを使うメリットは、FPS・TPSゲーム、格ゲーやレースゲームといった動きの激しいゲームで、画面が滑らかに表示されることによって視認性が上がることです。
一般的なモニターで素早い操作を行うと、映像に残像が残りやすくなり、手振れの多い映像のように視認性が悪くなり、動く物体を捉えにくくなるので、結果的に視認性が悪くなります。
しかし、ゲーミングモニターは画面の映像を切り替える速度が速いので、映像が滑らかに表示されることで、そういった素早い操作を行っても残像が残りにくく、動く物体を目で捉えやすくなります。
この差はかなり大きく、プレイの快適さは圧倒的に違い、キーボードやマウスなどの他のゲーミングデバイスを変えることによる変化よりも大きいです。
ゲーミングモニターのデメリット
ゲーミングモニターを使うこと自体のデメリットはありません。
ただ、あえてデメリットを挙げるとすれば、「価格が高いこと」、「グラフィック(画質)を多少犠牲にすること」がデメリットです。
まず1つ目の価格が高いことに関しては、一般的なモニター(60Hz)のモニターに比べてゲーミングモニターはどうしても価格が高くなってしまいます。
しかし、ゲーミングモニターを使うことのメリットの方が大きいことと、モニターは頻繁に買い替えるデバイスでは無いので、それほどデメリットでは無いと言えます。
次に、グラフィック(画質)を多少犠牲にしてしまうことに関しては、144Hzモニターを使っているのであれば、144fps(フレームレート)出ている必要があります。
フレームレートを稼ぐには、グラフィック設定を下げる必要があり、画質のクオリティが下がるので、超高画質でのゲームプレイを求める人には不向きです。
ただ、FPSゲームではグラフィック設定を下げた方が見やすくなるので、そこまでグラフィック(画質)は重要ではありません。
ゲーミングモニターの選び方
応答速度(1ms以下)で選ぶ
応答速度は、画面の色の切り替わりの速度を示す数値です。
応答速度の速いモニターほど映像に残像が残りにくいので、滑らかな映像を表示することができます。
FPS・TPSゲームでは、画面に映し出される映像の遅延は致命的で、どれだけプレイヤースキルがあっても負けてしまうことがあります。
ほとんどのゲーミングモニターでは、「1ms以下」のものがほとんどで、中には0.6msのゲーミングモニターもあります。
ただ、1ms以下は人間が認識できないレベルの遅延なので、1msのゲーミングモニターであれば大丈夫です。
ゲーム用の機能で選ぶ
ゲーミングモニターには、ゲーム内の暗い場所を明るくする機能があるモニターが多くあります。
BenQは「BlackeQualizer」、I-ODATAは「Night Clear Vision」など各デバイスメーカーそれぞれ暗所を明るく見せるゲーマー向けの機能を搭載しています。
この機能によって、暗所に芋っている敵プレイヤーを見つけやすくなったりというメリットがあります。
ただ、この機能を使うと映像全体が白っぽく表示されてしまうというデメリットもあります。
私は、ゲームをプレイする時以外の設定を作って、ゲームをプレイする時以外では、この機能をオフにして使っています。
解像度・画面サイズで選ぶ
解像度
解像度は、「1920×1080」などと表され、この数値はモニターに表示される画質がどれだけ細かいかを表しています。
この数値が高いほど、画質が良いということになり、数値が高くなればなるほどグラフィック処理の負荷が高くなります。
画面サイズ
次に画面サイズは、「24インチ・27インチ」などコンパクトなモデルから大型のモデルまで幅広くあります。
ただ、ゲーム用のモニターは画面サイズの大きいものは、あまりおすすめ出来ません。
特に、動きの激しいFPS・TPSゲームでは、画面が大き過ぎると画面全体の情報を捉えきれないので、ゲーミングモニターは、自分の視界に収まるサイズ感が最適です。
そして、自分の視界に収まる最適なサイズは、24インチ前後と言われています。
ただ、プレイ環境によっても異なるので、27インチでも全体の情報を捉えきれるのであれば、27インチのゲーミングモニターでも大丈夫です。
おすすめの144Hzゲーミングモニター
I-O DATA(アイ・オー・データ)GigaCrysta EX-LDGC241HTB2
- 【リフレッシュレート】144Hz
- 【応答速度】0.7ms[GTG]
- 【画面サイズ】24インチ /1920×1080 /TNパネル /非光沢 /350cd
- 【接続端子】HDMI×3 /DisplayPort×1 /アナログRGB×1 /ヘッドフォン端子
- 【サイズ・重量】幅:56.8cm×奥行:23.1cm×高さ:41~52cm /6.0kg
- 【付属品】DisplayPortケーブル、電源コード
- 【保証期間】3年間
- VESAマウント付き
Acer(エイサー)KG251QHbmidpx
- 【リフレッシュレート】144Hz
- 【応答速度】0.6ms[GTG]
- 【画面サイズ】24.5インチ /1920×1080 /TNパネル /非光沢
- 【接続端子】HDMI /DisplayPort :30-144Hz、DVI:30-120Hz
- 【サイズ・重量】557.9mm×429.7mm×215.5mm /4.2kg
- 【付属品】DVI-Dケーブル、DisplayPortケーブル、電源ケーブル
- Free-Sync機能搭載 /ベゼルレスデザイン /ブルーライトシールド /フリッカーレス
BenQ(ベンキュー)ZOWIE XL2411P
- 【リフレッシュレート】144Hz
- 【応答速度】1ms
- 【画面サイズ】24インチ /1920×1080 /TNパネル /非光沢
- 【接続端子】HDMIx1、DVI-DLx1、Display Portx1 /ヘッドホン端子
- 【サイズ・重量】429~559(H) x 570(W) x 219(D) /約5.9kg
- 【付属品】DisplayPortケーブル /電源ケーブル
- 色の鮮明さを20段階で調整可能
- 暗所の視認性を高める「Black eQualizer」機能搭載
- フリッカーフリー、ブルーライト軽減モード機能を搭載