「つかみ持ちってたまに聞くけどどういうものなんだろう?」「自分がしている持ち方は何なのかな?」と思っている方はいませんか?
今回はそんな「つかみ持ち」についてとことん詳しくご紹介いたします!
つかみ持ちの特徴や向いているゲーム、そしてつかみ持ちにピッタリなゲーミングマウスまでご紹介いたします!
よくある質問についても解説しているため、ご自身のプレイしたいゲームや環境も含めて考えながら読み進めてみてくださいね。
ゲーミングマウスの持ち方について詳しくなることで、よりゲームにおいて高ランク帯になれること間違いなしです!
ゲーミングマウスのつかみ持ちとは?メリット・デメリットを解説!
つかみ持ちは、「かぶせ持ち」と「つまみ持ち」のちょうど中間のような握り方です。
具体的には、マウスのサイドを、親指・薬指・小指の指先で支えて、マウスの後ろ側を手のひらで支える持ち方となっています。
かぶせ持ちのように、手のひら全体を覆いかぶせるようにマウスを握ったまま、指先を立てる状態にすることで「つかみ持ち」になります。
つかみ持ちをするに向いている方々についてまとめてみました。
- FPS系の俊敏な操作が必要なPCゲームをする方
- 細かい操作が必要なクリエイターの方
- 長時間使用したい方
PCで何かをしたい場合、この「つかみ持ち」はとても特化しているため、とてもおすすめな持ち方です。
つかみ持ちのメリット
ここからは上記の3点をより詳しく、つかみ持ちをした際のメリットについて解説いたします!
- 細かいエイム調整ができ、安定性まで◎
- 反応速度が早い!
- 長時間使用しても疲れにくい
細かいエイム調整もできて安定性も高い
「つかみ持ち」は、その名の通り指先を立てる、指先でつかんでいる持ち方なので、
指の力を全然使えない「かぶせ持ち」のデメリットを克服しつつも、
「つまみ持ち」の安定性の低さを克服した「かぶせ持ち」と「つまみ持ち」の中間のような持ち方です。
つかみ持ちは指を使った細かいエイムだけでなく、精度の高い細かいエイムができる上に、
指だけで縦方向の動きも可能とゲームにおいてとても向いている持ち方です。
また、手首の動きも制限されにくいので、手首を使った左右の大きな動きも可能であり、ローセンシの方であっても使いやすいところが特徴です。
指先でマウスを操作できるので反応速度が速い
つかみ持ちは指先を立てたマウスの持ち方な為、マウスのクリック速度が速くなることから、
結果的に反応速度が上がり、ゲームにおいてとても有利になります。
なぜつかみ持ちはクリック速度が速くなるのかを体感するための具体例は以下の通りです。
手を開いて机に置いた状態で、人差し指に力を入れようとしても、力が入りづらい
→反対に手を開いて机に置いた後、指先を立てるようにすれば、
人差し指に力を入れやすく、連続で動かしやすい
そのため、つかみ持ちは、かぶせ持ちよりもクリック速度が速くなり、タップ撃ちの速度もかなり速くなります。
ゲームの中でも特にFPSゲームでは反応速度がとても大切なので、他の持ち方よりも俊敏な動きができるつかみ持ちはとても優秀です。
手のひらと指先の両方を使うので疲れにくい
つかみ持ちは手のひらと指先でマウスを支えるため、長時間使用したとしても指先でマウスをつまむ
「つまみ持ち」をした場合よりも疲れを感じにくいです。
また、かぶせ持ちと同じように、安定していて疲れにくい上に、つまみ持ちのような繊細なマウス操作もできるなどと「つかみ持ち」はとても優れている持ち方です。
つかみ持ちのデメリット
では次に、つかみ持ちのデメリットについて解説いたします。
- クリックミスが多くなる
- 慣れるまでは持ちにくいので慣れるまでは弱い可能性がある
指先を立てる持ち方なのでクリックミスが多くなる
つかみ持ちは指先を立てた持ち方で、クリックしやすいところが反応速度にも繋がっておりメリットでもありますが、
その分、マウスを動かした時に意図しないクリックミスが発生することがあります。
この点は意識と慣れで改善できる部分ではあるので、もしクリックミスがあったとしてもめげずにつかみ持ちをし、慣れていく必要があります。
慣れるまで持ちにくいので一時的に弱くなるかも
つかみ持ちは他のマウスの持ち方と比べかなり慣れが必要な特殊な持ち方なため、慣れるまでとても違和感があります。
特に「かぶせ持ち・つまみ持ち」から「つかみ持ち」に変える場合は、意識をしないと元の持ち方に変わってしまうほど慣れが必要です。
また、意識が違和感が強いことから意識がゲームではなくマウスに向いてしまう可能性があり、一時的にゲームでパフォーマンスが落ちる可能性もあります。
しかし、メリットでもご紹介した通りエイム調節や反応速度の点ではどの持ち方よりも優れているため慣れさえすれば最強です。
つかみ持ちに最適なゲーミングマウスとは?選び方のポイント
ここからは上記のメリット、デメリットを踏まえつつ「つかみ持ち」に最適なゲーミングマウスの選び方のポイントについて解説いたします!
- マウスの高さが高めの形状
- 形自体はなんでも良い
- 重量はなるべく軽いマウスを選ぶ
- 有線かワイヤレスかで選ぶ
元々慣れが必要な持ち方ではありますが、マウスがつかみ持ちに向いていればその慣れるための期間が少なくて済むためしっかりと考えてみてください!
マウスの高さが高めの形状で選ぶ
「つかみ持ち」に最適なゲーミングマウスの選び方1つ目は「マウスの高さが高めの形状で選ぶ」ことです。
高さがあるとクリックがしやすいので高さがあるものを選ぶと反応速度の面で有利に立ちます。
また、マウスのサイズは小さすぎないものを選ぶことがおすすめです。
参考程度にサイズ.jp様が掲載している「男女の平均的な手のひらのサイズ」は以下の通りです。
平均的な手のひらサイズ | |
---|---|
男性 | 183.4mm |
女性 | 169.3mm |
参照:サイズ.jp 様
続いて、Logicool様が掲載している「ゲーミングマウスの一般的なサイズに推奨されている手のサイズ」です。
マウスサイズ | 手のサイズ |
---|---|
小 | ~17.5cm |
中 | 17.5~19.0cm |
大 | 19.0cm~ |
参考:Logicool 様
つかみ持ちは、高さがある方が良いですが、サイズに関しては大き過ぎず小さ過ぎないサイズが一番使いやすいため、ご自身の手のひらのサイズをある程度知った上で選ぶことがおすすめです!
エルゴノミクス・左右対称はどちらでも良い
実は「つかみ持ち」は他の持ち方と違い、ゲーミングマウスの左右対称・左右非対称やエルゴノミクスデザイン等々の「形状」を気にする必要がありません。
その理由としては、指先と手のひらの一部でマウスを摘んでいる持ち方であるためです。
ただ、マウスの高さが高いものが多く販売されている「エルゴノミクス形状」の方が向いている可能性があります。
重量はできるだけ軽いマウスで選ぶ
「つかみ持ち」に最適なゲーミングマウスの選び方3つ目は「重量はできるだけ軽いマウスを選ぶ」ことです。
ゲーミングマウスの平均の重さが「100g」であるため、軽いマウスは「80g以下」と言われています。
軽いマウスが良い理由としては、
- 軽い方が長時間の使用であっても疲れを感じにくい
- ローセンシの方は軽い方が操作性が良い
という2点です。
しかし、ハイセンシの方は軽すぎると振り向きすぎてしまう可能性が高いので選ぶ際は注意が必要です。
「有線かワイヤレスか」で選ぶ
「つかみ持ち」に最適なゲーミングマウスの選び方4つ目は「有線かワイヤレスか」で選ぶことです。
実は有線とワイヤレスとでは使い心地が全く異なります。
まず、有線のゲーミングマウスのメリットは以下の3点です。
- 有線であるため、こまめにマウスを充電する必要がない
- 有線は販売数が多いため、好みの形状や性能、色などで選びやすい
- 有線は無線と比べ、手が出しやすい金額のものが多い
次に、ワイヤレスゲーミングマウスのメリットは以下の3点です。
- 近年のゲーミングマウスは有線と変わらない遅延のなさが楽しめる
- ケーブルがないため、軽い力での操作が可能
- ケーブルがないことから机やキーボードとの接触を気にする心配がない
基本的に操作のしやすさから「ワイヤレス」がおすすめです。
特に今回は「つかみ持ち」なため、ケーブルがない方が操作がしやすいです。
しかし、ワイヤレスは金額が高いものが多いのでお手頃価格のものが良い方は有線を選ぶのも1つです。
つかみ持ちに最適なゲーミングマウスのおすすめ7選!
上記でご紹介した選び方4点を踏まえ、ここからは「つかみ持ち」に最適なゲーミングマウスを7点ご紹介いたします。
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
Cooler Master MasterMouse MM710
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス1つ目は「Cooler Master MasterMouse MM710」です。
メーカー | Cooler Master |
---|---|
サイズ | 11.66 x 6.26 x 3.83 cm 53 g |
形状 | 左右対称 |
接続方法 | 有線 |
- 有線ではあるものの、ケーブルに耐久性と柔軟性があるため軽い力で自由な操作が可能
- ハニカムシェルデザインで軽量かつ、通気性が良く快適
- 最大16,000DPIの光学式センサー搭載により、俊敏なマウス操作ができる
「Cooler Master MasterMouse MM710」は、左右のクリック部分にオムロンスイッチが採用されており、2,000万回のクリック耐久性が丈夫なゲーミングマウスです。
また、穴が空いているハニカムシェルデザインで「53g」まで軽量化されており、素早いマウス操作が可能で、長時間使っても手首が痛くなりにくいです。
ただ、穴が開いていて「ホコリや水」に弱くてすぐに壊れる心配があるかもしれませんが、「防水防塵・撥水加工」がされているので、全く心配ありません。
長く使用ができる=それだけ手に馴染むため、このゲーミングマウスはあなたが勝利を掴むたびにすぐそばにいる、一番の相棒になること間違いなしです。
Logicool G703h
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス2つ目は「Logicool G703h」です。
メーカー | Logicool |
---|---|
サイズ | 12.4 x 6.8 x 4.3 cm 95 g |
形状 | エルゴノミクスデザイン |
接続方法 | LIGHTSPEEDワイヤレス |
- HERO 25Kセンサー搭載でトラッキング精度が最大25,000DPIもあり追従性が高い
- 超高速LIGHTSPEEDワイヤレスで有線接続と全く変わらない遅延のなさ
- 別売りのマウスパッド「POWERPLAY」を使用するとゲームをしながら充電することができる
「Logicool G703h」は、人間工学に基づきデザインされた「エルゴノミクス」により、持ちやすさ、つかんだ際のフィットしやすさがあります。
また、1回の充電で最大60時間の連続使用が可能な上に、別売りの「POWERPLAY」マウスパッドを使えば、常に充電できるので、定期的な充電から解放されます。
他にも、最大25,000DPIまで可能な高いトラッキング機能搭載で、あなたの思うがままの操作をすることができ、より勝利に近づくことができるマウスです。
Pulsar Gaming Gears Xlite V2 Wireless
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス3つ目は「Pulsar Gaming gears Xlite V2 Wireless」です。
メーカー | Pulsar Gaming |
---|---|
サイズ | 12.04 x 6.35 x 3.81 cm 56 g |
形状 | エルゴノミクスデザイン |
接続方法 | ワイヤレス |
- 56gと卵よりも軽いマウスで長時間の操作でも疲れを感じにくい
- 最大20,000DPIと追従性が高く、一瞬の操作もしっかり反映する
- バッテリーが中央にあるため、重心バランスが取れており操作が安定している
押しやすく、8,000万回までのクリック耐久性がある上に、マウスソールが付属と手厚く、自分にとって使いやすいマウスにカスタマイズ可能です。
また、高い20,000DPIの高い追従性があることから、FPSゲームなどの瞬発力が必要となるゲームでしっかり活躍することができるため、あなたのランクが鰻登りになることも時間の問題でしょう。
BenQ ZA12-C
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス4つ目は「BenQ ZA12-C」です。
メーカー | BenQ |
---|---|
サイズ | 6.5 x 12.5 x 4.1 cm 270 g |
形状 | 右利き |
接続方法 | 有線 |
- 背面にかけて緩やかに高さがあるデザインなため、つかみ持ちにピッタリ
- ケーブルの付け根が斜め上を向いていることからマウスパッドと擦れにくく、操作がしやすい
- ケーブルがパラコード化されているため柔軟性と安定性があり激しい動きにもしっかり対応できる
有線ではありながらも、ケーブルが斜め上を向いていたり、柔軟性があったりと他の有線よりもケーブルが気になりにくく、操作がしやすいマウスです。
上記は「Medium」ではあるものの他に「Small」「Large」とサイズも3つ展開と豊富なため、自分に合うマウスに出会える上に使いやすく、あなたを上位まで連れて行ってくれること間違いなしです。
SteelSeries Prime Wireless
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス5つ目は「SteelSeries Prime Wireless」です。
メーカー | SteelSeries |
---|---|
サイズ | 5.9 x 12.52 x 2.3 cm; 80 g |
形状 | エルゴノミクスデザイン |
接続方法 | Quantum Wireless 2.0 |
- フル充電で最大100時間の連続使用が可能であり、15分の充電で15時間使えるなど使いやすい
- Quantum Wireless 2.0テクノロジー搭載でワイヤレスでも超低遅延
- 1億回のクリックにも耐えるためどれだけ激しい操作をしても安心
こちらの指の方が先に限界がきてしまいそうな1億回のクリック耐久性があり、どれだけ白熱した試合をたくさんプレイしても心配の必要が全くありません。
特に15分の充電で15時間の連続使用が可能であるため、他のマウスよりも早く「つかみ持ち」に慣れることができ、操作性の安定性も含めてゲームにおいてかなり有利になるマウスです。
Xtrfy M42 ワイヤレス
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス6つ目は「Xtrfy M42 ワイヤレス」です。
メーカー | Xtrfy |
---|---|
サイズ | 18.8 x 10.4 x 6.4 cm 50 g |
形状 | 左右対称 |
接続方法 | 2.4GHzラグフリーワイヤレス |
- 重心バランスを自分の好きにカスタマイズすることができるので自分い合ったマウスにできる
- 2.4Ghzラグフリーワイヤレス搭載でワイヤレス接続でも遅延を感じずに目の前のゲームを楽しめる
- フル充電で75時間と長持ちで使いやすい
2箇所分のスペアソールとサイズ調整で使える2つのシェル、そしてキーキャップ付属するなど手厚く、重心バランスのカスタマイズも含めマウス全体を自分に合うマウスにすることができます。
自分に合っているマウスで遅延を感じずにゲームに集中できるなんて、どんどん強くなれると言って過言ではありません!
このマウスを手に入れて、より上のランクを貪欲に目指しましょう!
Logicool G PRO X SUPERLIGHT
「つかみ持ち」におすすめなゲーミングマウス7つ目は「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」です。
メーカー | Logicool |
---|---|
サイズ | 12.5 x 4 x 6.35 cm 63 g |
形状 | 左右対称 |
接続方法 | LIGHTSPEEDワイヤレス |
- ロジクールG最軽量の63g未満という軽さ
- 25,00DPIの高トラッキング性能があり細かいエイム調整がしやすい
- 遅延の心配が無い「LIGHTSPEEDワイヤレス」搭載
- フル充電で連続で70時間の使用が可能
「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」は、世界中のプロeスポーツ選手や配信者の方が使用している人気の高性能ゲーミングマウスです。
25,000DPIの高いトラッキング精度と「LIGHTSPEEDワイヤレス」によって、無線でも有線と全く変わらない性能で、操作の安定性が保証されているゲーミングマウスです。
このマウスを使用することで、あなたもまるでeスポーツ選手のようなあっと言わせるプレイをすることができますよ!
ゲーミングマウスの「つかみ持ち」によくある疑問
最後に「つかみ持ち」によくある疑問2点について詳しく解説いたします!
- かぶせ持ちとの違い
- つまみ持ちとの違い
かぶせ持ちとの違いは?
つかみ持ちとかぶせ持ちの違いは以下の通りです。
指先と手のひらの一部でマウスをホールドした持ち方
手のひら全体でマウスをホールドした持ち方
つかみ持ちは上記で解説した通り、FPSで必ず必要となる細かいエイム調整や俊敏な動きが得意なものの、そのメリットを活かすためにはコツコツとした慣れと意識が必要です。
かぶせ持ちは大きく、そして俊敏な動きが得意であり、特別持ち方についての慣れは不要で操作に安定性はあるものの、細かいエイム調整は苦手なので自分で意識し、慣れることが必要です。
つまみ持ちとの違いは?
つかみ持ちとつまみ持ちの違いは以下の通りです。
指先と手のひらの一部でマウスをホールドした持ち方
指先のみでマウスをホールドし、手のひらはマウスに触れない持ち方
つかみ持ちは、細かいエイム調整や俊敏な動きが得意ですが、その得意面を活かすためには独特な持ち方に慣れる必要があります。
まとめ
以上が「つまみ持ち」についての内容でした!
ここまでの内容をまとめますと以下の通りです。
- 細かいエイム、マウス調整や俊敏な動きが可能なためFPSをはじめとするゲームプレイヤーやグリエイターにピッタリな持ち方
- 持ち方に癖はあるものの慣れさえすればゲームにおいてとても強い!
- 長時間の使用でも疲れにくい!
- 選ぶ上では形状よりも、マウスの高さ・軽さ・接続方法を重視
この記事があなたのゲーミングマウス選びの参考になれたら幸いです!