ゲームをするのにスピーカーを使っているけどゲーミングヘッドセットはどうなんだろう?普通のヘッドホンじゃダメなのかな?と思ったことはありませんか?
そして、ゲームをするならゲーミングヘッドセットと言われていますが、本当にそうなのか?ゲーミングヘッドセットはいらないんじゃないか?と思っている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために普通のヘッドホンとゲーミングヘッドセットの違いを分かりやすく説明していきます。
ゲーミングヘッドセットはいらない?普通のヘッドホンとの違いは?
ゲーミングヘッドセットも音楽を聴くときに使うようなヘッドホンも同じように感じますよね。
そこでまずは、ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンの違いを紹介します。
ゲームによってはゲーミングヘッドセットは必要ない
ゲームをするならゲーミングヘッドセットがあった方がいいと思いがちですが、プレイするゲームや人によってはゲーミングヘッドセットがいらない場合もあります。
ゲーミングヘッドセットが必要ない人の特徴は、
- 一人でプレイするシングルプレイゲームしかプレイしない人
- FPS・TPSゲームではなくMOBAやMMOゲームをメインでプレイする人
- VCを繋いでゲームをプレイすることが無い人
この3つに当てはまる人はゲーミングヘッドセットでなく普通のヘッドホンでもゲームを楽しむことができるかもしれません。
普通のヘッドホンとゲーミングヘッドセットの違いは?
それでは実際にゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンの違いを説明していきます。
ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンの違いは、
- ゲームに特化した音質の違い
- 高性能なマイクの有無
- サラウンド機能の有無
この3つです。
それぞれ詳しく説明していきます。
ゲームに特化した音質の違い
ゲーミングヘッドセットは、FPS・TPSゲームで敵の位置を探るのに重要な足音などが聞こえやすいように特化しています。
そのため低音重視のゲーミングヘッドセットが多いです。
逆に、普通のヘッドホンは、中音から高音域が強く、音楽を聴くには最適ですが、ゲーム向きとはあまり言えません。
ただ、ゲーミングヘッドセットも音質が良く、大口径ドライバーを使用していて、低音が響くので、音の臨場感は普通のヘッドホンよりも高いです。
また、ゲーミングヘッドセットは普通のヘッドホンと比べ一つ一つの音がはっきり聞こえて来るのでより細かく音の聞き分けがしやすいです。
高性能なマイクの有無
ゲーミングヘッドセットには、ボイスチャットのために高性能なマイクが搭載されています。
搭載位置も本体内蔵ではなく、口元に来る最適な位置に搭載されているので相手が聴き取りにくいということもありません。
なので、VCを繋いでフレンドと一緒にゲームをプレイする時に、クリアな音質で円滑なコミュニケーションをとることが可能です。
普通のヘッドホンでは、内臓マイクで更に音質も悪いものも多いです。
さらにマイクが本体に内蔵されていると、聞いている音がマイクに入ってしまい、ハウリングの原因にもなってしまいます。
また、最近のゲーミングヘッドセットのマイクには、ノイズキャンセリング機能があるものもあるので周囲の雑音が入らずよりクリアな音声を相手に届けることができます。
サラウンド機能の有無
ゲーミングヘッドセットには、「5.1ch・7.1ch」などのサラウンド機能が搭載されています。
そのため、音の定位(方向)が分かりやすいです。
ですが、普通のヘッドホンだと、音の定位が曖昧になってしまいます。
そのため方向は分かっても、距離感までは分かりにくいのが普通のヘッドホンの特徴です。
サラウンド機能があれば、特に音が重要なバトロワ・FPSゲームで、音で敵の位置を正確に把握することが可能になるので、戦いを有利に進めることができます。
ゲーミングヘッドセットが必要なゲームと使うメリット
次にゲーミングヘッドセットが必要なゲームと使うメリットについて説明していきます。
もしRPGなど対人ゲームというよりストーリーを楽しむようなゲームのみプレイするのであれば、ゲーミングヘッドセットはいらないかもしれません。
足音が重要なバトロワ・FPSゲームでは必要
それではゲーミングヘッドセットが必要なゲームは何かというと、「足音が重要なバトロワ・FPSゲーム」です。
これらのゲームは足音を聞くことで、敵の位置が把握でき試合を有利に進めることができます。
そこで低音が重視されているゲーミングヘッドセットが必要になってきます。
オンラインでVCを繋いでゲームをプレイしたい人
そしてオンラインでVC(ボイスチャット)をつないでフレンドなどとゲームをプレイしたい人もゲーミングヘッドセットが必要になってきます。
普通のヘッドホンだとマイクがついていても性能が低かったり、そもそもついていない機種もあります。
そこでゲーミングヘッドセットを使うことで高性能なマイクが搭載されているゲーミングヘッドセットが活躍します。
ゲーミングヘッドセットの選び方は?
ここまで、ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンの違いやメリットを紹介してきました。
ここからは実際購入するにあたって、ゲーミングヘッドセットの選び方を紹介していきます。
ゲーミングヘッドセットの選び方は大きく分けて
- 有線とワイヤレスの違いで選ぶ
- ヘッドセットの軽さで選ぶ
- マイクの性能で選ぶ
この3つです。
有線とワイヤレスの違いで選ぶ
まず1つ目は「有線とワイヤレスの違いで選ぶ」です。
ここに関しては何を重視するかで変わってくるので有線とワイヤレスそれぞれのメリット・デメリットをお話しします。
有線のメリット
- ワイヤレスと比べ安いヘッドセットが多い
- 充電の必要がなく時間を気にせず遊べる
有線のデメリット
- 離席する時に毎回ヘッドセットを外さないといけない
- コードで机の上がごちゃごちゃする
- 配線するのが面倒くさい
ワイヤレスのメリット
- ケーブルがないので配線する手間がなく机の上がすっきりする
- 無線でも遅延が無くしっかり高音質で有線より快適
- ケーブルがないので離席する時にヘッドセットを着けたまま動き回れる
ワイヤレスのデメリット
- 有線ヘッドセットよりも価格が高くなってしまう
- 無線だと使える時間がバッテリー持続時間に制限される
このメリット・デメリットをもとに有線にするかワイヤレスにするか決めたらいいかと思います。
価格を抑えたいなら有線に、使用する際の快適さを求めるならワイヤレスをおすすめします。
ヘッドセットの軽さで選ぶ
2つ目の選び方は「ヘッドセットの軽さで選ぶ」です。
簡単に言ってしまうと、できるだけ軽いヘッドセットを選ぶことをおすすめします。
軽い方がおすすめな理由と重いヘッドセットのデメリット
なぜ軽いヘッドセットをお勧めするかというと、重いゲーミングヘッドセットを長時間使っていると、頭や首への負担が大きくなり、疲れだけでなく痛みも引き起こすことがあるので、軽さは快適性に非常に大きな影響があります。
なので、軽量なゲーミングヘッドセットを使用することで、頭や首への負担が少なくなるので、長時間ゲームをプレイしていても負担が少なく快適にプレイできます。
軽いは何gから?
軽さというのは人それぞれですが基本的には300gより軽いヘッドセットが軽いヘッドセットと言われています。
本当に軽いヘッドセットだと165g程のものもありますので是非自分好みの軽いヘッドセットを探してみてください。
マイクの性能で選ぶ
3つ目の選び方は「マイクの性能で選ぶ」です。
マイクの性能によって、ボイスチャットの快適性が大きく変わります。
通話相手がより聞き取りやすいものにしたい場合は、ノイズキャンセリング機能やヘッドセット事態に音声調整機能が付いた製品を選ぶことをおすすめします。
ですが、ヘッドセットとは別にマイクを購入する場合は特に考える必要はありません。
とはいえ、マイク付きのヘッドセットの方がデスクも散らからず、すっきりするので是非マイクの性能も注意してヘッドセットを選んでみてください。
バトロワ・FPSに最適なおすすめのゲーミングヘッドセット8選!
ここまでの内容をもとに、バトロワ・FPSに最適なおすすめのゲーミングヘッドセットを8つ紹介していきます。
- Logicool G435
- Razer BlackShark V2 X
- JVCケンウッド JVC GG-01-H
- HyperX Cloud II
- オーディオテクニカ ATH-GL3
- Logicool G535
- Logicool G733
- ソニー INZONE H7
では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。
Logicool G435
1つ目に紹介するのは「Logicool」から販売されている「Logicool G435」です。
値段 | 5,600円(税込) |
重さ | 165g |
接続方法 | Bluetooth接続・2.4GHzワイヤレス接続 |
どうしても高くなりがちなワイヤレスヘッドセットにも関わらず5,600円という低価格に加え、Bluetooth接続・2.4GHzワイヤレス接続両方に対応しているのがこのゲーミングヘッドセットの特徴です。
PCからCS機やスマホなどデバイスを選ばず接続できるのがこのゲーミングヘッドセットの強みです。
そして何より165gという今回紹介する中でも最軽量なのが魅力です。
Razer BlackShark V2 X
2つ目に紹介するのは「Razer」から販売されている「Razer BlackShark V2 X」です。
値段 | 5,980円 |
重さ | 240g |
接続方法 | 有線接続 |
6,000円以下という安い価格でありながら、「優れたオーディオ、クリアなマイク音声、高い遮音性」の3つの特徴を兼ね備えた、コスパ最強のヘッドセットです。
「RAZER TRIFORCE 50mmドライバー」により、高音・中音・低音を個別に調整し、明るくクリアな音声で忍び寄る敵の足音も聞き逃しません。
ノイズキャンセリング機能が付いた高性能マイクにより、快適でクリアなボイスチャットが可能であり、仲間と最高の連携をして、敵を打ち倒すことができるでしょう。
「240g」とかなり軽量で、長時間ゲームをプレイしていても、頭や耳が痛くなりにくいので、よりゲームに集中できます。
JVCケンウッド JVC GG-01-H
3つ目に紹介するのは「JVC」から販売されている「JVCケンウッド JVC GG-01-H」です。
値段 | 6,861円 |
重さ | 199g |
接続方法 | 有線接続 |
7,000円以下という価格の安さに加えて、「199g」という軽量ハニカムリブ設計で、長時間ゲームをプレイしていても疲れにくく快適な装着感でゲームに集中できます。
また、軽いことで「頭や耳が痛くなりにくい」だけでなく、スポーツメッシュイヤーパッドで蒸れにくいため、暑い夏場でも「ベタベタして不快」なんて心配はありません。
JVCの熟練の音響エンジニアがゲーム用途に合わせたチューニングにより、かすかな敵の足音も聞き逃さず、音の方向まで正確に認識できて圧倒的に有利になります。
HyperX Cloud II
4つ目に紹介するのは「Hyper」から販売されている「HyperX Cloud Ⅱ」です。
値段 | 7,980円 |
重さ | 275g |
接続方法 | 有線接続 |
8,000円以下の安い価格でありながらも、7.1chサラウンドサウンドに対応しているため、臨場感あふれる音でゲームを楽しむことができます。
通常「7.1chサラウンド」は、PCにソフトをインストールしないと使用できませんが、「HyperX Cloud Ⅱ」ならハードウェア駆動なので「7.1chサラウンド」の使用にソフトは一切必要ありません。
さらにイヤーカップが低反発クッション、高級レザーレットで長時間付けていても耳が痛くなりにくいです。
また、多機能オーディオコントロールボックスを搭載しているので、デバイスでメニューを開く必要なくすぐに音量の調整などが可能です。
オーディオテクニカ ATH-GL3
5つ目に紹介するのは「オーディオテクニカ」から販売されている「オーディオテクニカ ATH-GL3」です。
値段 | 10,018円 |
重さ | 220g |
接続方法 | 有線接続 |
ヘッドホン・マイクロホンのメーカである「オーディオテクニカ」なのでほぼ10,000円という低価格でありながら圧倒的音質でゲームを倒しむことができます。
新設計の「45mmドライバー」により、音が重要なFPS・バトロワゲームで、近くにいる敵の動きも音だけで把握できるほど繊細な音を表現できて、一瞬の隙を狙って敵を倒すことができるでしょう。
「約230g」と圧倒的な軽さにより、長時間ゲームをプレイしても耳や頭が痛くなりにくく、よりゲームに没入することができます。
またゲーミンググッズにありがちなごちゃごちゃした配色やLEDが無くスタイリッシュなデザインも魅力的です。
Logicool G535
6つ目に紹介するのは「Logicool」から販売されている「Logicool G535」です。
値段 | 10,354円 |
重さ | 236g |
接続方法 | 2.4GHzワイヤレス接続 |
「LIGHTSPEEDワイヤレス」によって全く遅延がない安定した接続が可能で、最大12メートル離れていても使える圧倒的な自由で快適な使い心地が特徴です。
無線で遅延が無いだけでなく、「236g」という軽量さと最大33時間ものバッテリー寿命により、1日中ゲームをプレイしても「頭や耳が痛くなりにくい」です。
ゲーム性能も高性能で、「40mmのネオジムドライバー」搭載によって、クリアで臨場感のある音質で、FPSやバトロワゲームで有利になること間違いありません。
Logicool G733
7つ目に紹介するのは「Logicool」から販売されている「Logicool G733」です。
値段 | 14,154円 |
重さ | 278g |
接続方法 | 2.4GHzワイヤレス接続 |
「Logicool G733」は、最高峰の遅延のない「LIGHTSPEEDワイヤレス技術」によりケーブルは必要なく、20メートルの範囲内なら、自由に動き回れる圧倒的な解放感があります。
「40mm PRO-Gオーディオドライバー」と「7.1chサラウンド」によって、まさに自分がその場にいるかのような臨場感を味会うことができます。
ライティングをOFFにすれば、最大稼働時間が29時間を超えるので、「ゲーム中に充電切れで音が聞こえなくなった」なんて心配もありません。
ソニー INZONE H7
そして最後に紹介するのは「ソニー」から販売されている「ソニー INZONE H7」です。
値段 | 18,000円 |
重さ | 325g |
接続方法 | Bluetooth接続・2.4GHzワイヤレス接続 |
「ソニー INZONE H7」は18,000円と価格は高いですが、その値段以上の機能が盛りだくさんのゲーミングヘッドセットです。
ソニー360立体音響技術で7.1chサウンド再現し、音の定位感と解像度の高さによって、音だけで敵の位置を正確に認識できるので、勝利に貢献してくれるでしょう。
自分の耳を撮影してPCソフトで設定することで、耳の形や大きさによって音の聞こえ方が変わらないように、自分の耳に最適化してくれる機能があり、他社のヘッドセットには無いユニークな機能です。
もちろん、快適性にも非常に優れており、遅延のない「2.4GHzワイヤレス接続」によって、ケーブルに動きを制限されず、自由で快適にゲームをプレイできます。
最大稼働時間も40時間と非常に長く、10分の充電で60分使える急速充電にも対応しているため、「ゲーム中に充電切れで音が聞こえなくなった」なんて心配もありません。
ゲーミングヘッドセットの違いによくある疑問
ここからは、ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンの違いよくある疑問にお答えしていきます。
ゲーミングヘッドセットじゃなくてイヤホンじゃダメなの?
実際、イヤホンでもゲーム自体のプレイには問題ありません。
ですが、ゲーミングヘッドセットの方がサラウンド機能が使えるので、FPSゲームにはゲーミングヘッドセットが最適です。
とはいえヘッドセットが苦手で、頭や耳がどうしても痛くなる人は、イヤホンの方が適しているかもしれません。
スピーカーでFPSゲームはプレイできる?
基本的には、スピーカーではなく、イヤホンやヘッドセットの方が、周りの音が遮断されるので、音の方向を正確に捉えることができます。
スピーカーだと、音の定位が曖昧になってしまうので、どうしてもどこから音がしたのか分からなくなってしまいゲーミングヘッドセットを使うよりも対戦上で不利になってしまいます。
まとめ
本記事では、ゲーミングヘッドセットと普通のヘッドホンの違いや、ゲーミングヘッドセットの選び方を紹介したうえで、実際におすすめゲーミングヘッドセットをご紹介してきました。
改めて、内容をまとめると以下の通りです。
- FPS・TPSをするならゲーミングヘッドセットが必要
- プレイするゲームによっては普通のヘッドホンでも問題ない
- バトロワ・FPSに最適なおすすめのゲーミングヘッドセット8選!
- ゲーミングヘッドセットの違いによくある疑問
ゲーミングヘッドセットも普通のヘッドホンも同じだと思われがちですがそこにはしっかり違いがありました。
もしFPSなどの対人ゲームをよくプレイするなら、ゲーミングヘッドセットを是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか?