ゲームでフレンドとボイスチャットをしたり配信をしたりするときに役立つオーディオインターフェイスですが、種類が多かったり値段が高すぎたり中々選べないですよね。
今回はおすすめの安いオーディオインターフェイスを紹介していきます。
高いオーディオインターフェイスとの違いや、安いオーディオインターフェイスの選び方を紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください!
安いオーディオインターフェイスとは?高いモデルとの違いは?
まずは、価格の安いオーディオインターフェイスの特徴を紹介していきます。
やはり安いからこそ高いオーディオインターフェイスよりも機能が少なくなってしまったりします。
安いオーディオインターフェイスの特徴をしっかり把握したうえで選んでいきましょう。
安いモデルは入力端子が少ない
安いオーディオインターフェイスの特徴として1つ目は「安いモデルは入力端子が少ない」ことがあります。
価格を抑えるためにはあまり使われない端子や上級者しか使わないような端子は省かれやすいです。
そのため安いオーディオインターフェイスを購入する際は自分が使いたい端子が搭載されているかしっかり確認しましょう。
- XLR端子
- コンボジャック端子
この2つの端子のどちらかが搭載されているモデルがほとんどです。
また中にはMIDI接続ができないモデルもあります。
音楽作成には必要不可欠なものになるので、ゲームや配信だけでなくDTM等の音楽作成も行いたい場合はHDMI接続搭載のモデルを選択しましょう。
特にXLR接続のマイクとパソコン以外を接続する予定がない場合は安いオーディオインターフェイスでも十分満足することができます。
ループバック・ミキサー機能が無い
安いオーディオインターフェイスの特徴として2つ目は「ループバック・ミキサー機能が無い」ことがあります。
ループバック機能とは、自分の音声とパソコンで流している音楽やゲーム音を同時に配信できる機能の事です。
配信や実況動画撮影以外ではあまり使わず、また最近は配信ソフト自体にループバック機能が搭載されている機種もあるので必要不可欠な機能ではないかもしれません。
ミキサー機能とは様々な音源(ゲーム音や自分の音声)の音量を調整する機能です。
ループバック機能同様配信ソフトに搭載されていることが多いので必ずしも必要な機能ではありません。
ですが、オーディオインターフェイスの場合自分が聞く音量と配信で流す音量の調整もできるので、より細かく音量を設定したい方は注意が必要です。
ゲーム向けの機能が無い
安いオーディオインターフェイスの特徴として3つ目は「ゲーム向けの機能が無い」ことがあります。
音の処理をパソコンで行わなくなるので、オーディオインターフェイスを接続するだけで音質の向上が見込まれます。
ですが、高いオーディオインターフェイスではゲームに合わせたイコライザーの設定が可能な機種があります。
FPSの場合、低音域を強調することで足音や銃声音が聞こえやすくなります。
高いオーディオインターフェイスの場合は、フォートナイトやApex Legendsなどのゲームに合わせたイコライザーのプリセットがあり自分のプレイするゲームごとに変更することができます。
イコライザーの設定もこだわりたい方は注意が必要です。
コスパ重視!安いオーディオインターフェイスの選び方
ここからは実際に安いオーディオインターフェイスの選び方をご紹介します。
具体的には、
- 価格で選ぶ
- 使いたい入力端子の数で選ぶ
- ループバック機能の有無で選ぶ
- サンプリングレートとビット深度で選ぶ
それでは1つずつ見ていきましょう。
価格で選ぶ
安いオーディオインターフェイスの選び方として1つ目は「価格で選ぶ」です。
安いオーディオインターフェイスを選ぶのですからもちろん価格で選びますよね。
基本的に、安いオーディオインターフェイスの価格の基準は「1万円前後」となっています。
中には5,000円前後で買えるとても安いオーディオインターフェイスおあります。
ですが機能的に劣っていたり必要な機能が全く無かったりすることがあるので、価格だけで選ぶのは注意が必要です。
使いたい入力端子の数で選ぶ
安いオーディオインターフェイスの選び方として2つ目は「使いたい入力端子の数で選ぶ」ことが重要です。
もしマイクを接続したいだけなら本格的なマイクを接続できるXLR接続端子があれば後はほとんど必要な端子はついているので十分です。
ですが、マイクだけでなくギター等の楽器も接続したい場合はコンボジャックにすることでほとんどの機器と接続できるようになります。
ぜひ何を接続したくてどんな端子が必要なのかよく考えて選びましょう。
配信に使いたい人はループバック機能が必須!
安いオーディオインターフェイスの選び方として3つ目は「ループバック機能の有無で選ぶ」ことが重要です。
ループバック機能があることでBGMやゲーム音などのパソコンで再生している音も自分の声と合わせて配信に乗せることができます。
カラオケ配信やゲーム実況をする場合は必須の機能です。
ただ最近の配信ソフトにもループバック機能は搭載されているのでループバック機能のオンオフを切り替えることが無い場合は必要ないかもしれません。
ただ配信ソフトよりもオーディオインターフェイスでループバック機能を使用する方が簡単にできます。
なので、頻繁にループバック機能を使用する方はオーディオインターフェイスにループバック機能が搭載されている機種を購入することをおすすめします。
サンプリングレートとビット深度で選ぶ
安いオーディオインターフェイスの選び方として4つ目は「サンプリングレートとビット深度で選ぶ」ことが重要です。
サンプリングレートとは、1秒間に音を何分割したかを表すもので、数字が大きいほど滑らかな音で、高音質になります。
音のフレームレートといった感じです。
具体的な数字だと、できれば96khz以上は必要で192khzあるととても高音質になるのでこのくらいがおすすめです。
そしてビット深度もサンプリングレートと同様、数値が大きいほど高音質になります。
具体的には16bitでも高音質と言えますが、24bitあるとベストなのでできるだけ24bitのものを選びましょう。
サンプリングレートだけが高くてもビット深度が低いと音質は良くならないのでどちらも最低限のラインはクリアしている機種を選んでください。
コスパの良い安いおすすめオーディオインターフェイス6選!
ここからは、コスパの良い安いおすすめオーディオインターフェイスとして、以下の6つを紹介していきます。
まだ自分の欲しいオーディオインターフェイスが見つかっていない方はこの中から選べば間違いありません。
ぜひ安いオーディオインターフェイスを手に入れましょう。
M-Audio M-Track Solo
価格 | 5,936円 |
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重さ | 300g |
サイズ(縦*横*高さ) | 114*164*55mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac/iOS |
まず最初に紹介するのは「M-Audio」から販売されている「M-Audio M-Track Solo」です。
この「M-Audio M-Track Solo」は、6,000円以下と非常に安い価格でありながら必要な機能はほとんど揃っているオーディオインターフェイスです。
基本の必要な機能はすべて揃っているのでこのオーディオインターフェイスを購入しておけばまず困りません。
またAIR社製のエフェクトプラグインも80種類以上用意されているので自分の欲しいエフェクトが必ず見つかります。
出来るだけ安く抑えたい方に非常におすすめのオーディオインターフェイスです。
BOMGE BMG22
価格 | 5,950円 |
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重さ | 情報なし |
サイズ(縦*横*高さ) | 125*170*46.45mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac/iOS |
2つ目に紹介するのは「BOMGE」から販売されている「BOMGE BMG22」です。
この「BOMGE BMG22」は、6,000円以下の低価格でありながら、ループバック機能のついているオーディオインターフェイスです。
この価格帯でループバック機能がついているのは珍しいです。
またコンボジャックが2つ搭載されているので、音楽作成したいかたにも非常におすすめのオーディオインターフェイスです。
ベリンガー UM2 U-PHORIA
価格 | 7,043円 |
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重さ | 300g |
サイズ(縦*横*高さ) | 118*128*46.45mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac |
3つ目に紹介するのは「ベリンガー」から販売されている「ベリンガー UM2 U-PHORIA」です。
この「ベリンガー UM2 U-PHORIA」は、ゲーム実況の配信やボイスチャットなど聞く用途がメインの方におすすめのオーディオインターフェイスです。
低価格帯でありながら基本的な機能は揃っているので、配信で音声を流したい方にはおすすめです。
ただループバック機能は無いので、音楽作成やより細かい設定で配信を行いたい方にはおすすめできません。
BOMGE BMG11S
価格 | 7,990円 |
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重さ | 情報なし |
サイズ(縦*横*高さ) | 85*141*47mm |
PCとの接続規格 | USBtypeB |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac |
4つ目に紹介するのは「BOMGE」から販売されている「BOMGE BMG11S」です。
この「BOMGE BMG11S」は、コンボジャックと標準ジャックが1つずつ搭載されているので、ゲーム配信はもちろん音楽配信も可能なオーディオインターフェイスです。
24ビット/192kHzの録音に対応しているので、非常に高音質で録音が可能です。
金額はそこまで出したくないけど、音質にこだわりたい方にはおすすめのオーディオインターフェイスです。
ベリンガー UMC22 U-PHORIA
価格 | 8,492円 |
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重さ | 500g |
サイズ(縦*横*高さ) | 125*163*46.45mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac |
5つ目に紹介するのは「ベリンガー」から販売されている「ベリンガー UMC22 U-PHORIA」です。
この「ベリンガー UMC22 U-PHORIA」は、コンボジャックと標準ジャックを搭載している非常にシンプルなオーディオインターフェイスです。
16ビット/48kHzの録音に対応していますが、通常よりも少し音質は低くなってしまいますが、音声を配信したり実況で録画する程度であれば問題なく使用することができます。
したのグレードのUM2よりもマイクの録音音質が少し良くなっているので、少し予算に余裕がある方におすすめのオーディオインターフェイスです。
ZOOM U-24
価格 | 9,980円 |
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重さ | 285g |
サイズ(縦*横*高さ) | 191.8*92.3*42.7mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac/iOS |
最後に紹介するのは「ZOOM」から販売されている「ZOOM U-24」です。
この「ZOOM U-24」は、非常にコンパクトで持ち運びしやすく、単三電池でも動くオーディオインターフェイスです。
24ビット/96kHzの録音に対応しており通常使用にはなんの問題もない高音質で録音・配信ができます。
ここまで紹介してきたオーディオインターフェイスの中では金額は高いですが、コンパクトなことと欲しい機能はほとんどついています。
なので1万円以内である程度機能のしっかりついている機種が欲しい方におすすめです。
まとめ
本記事ではコスパの良い低価格なオーディオインターフェイスについて、特徴や選び方を踏まえていくつかおすすめのオーディオインターフェイスを紹介してきました。
改めてまとめると、
- 低価格のため接続端子が少ない
- 機能が削られてしまう
- 選ぶときは必要な端子が搭載されているかを確認する
- 安すぎるオーディオインターフェイスは性能が低いものもあるので注意
- 配信で使う場合はループバック機能が必須
- コスパの良いおすすめのオーディオインターフェイス
安くても性能が良く必要な機能のついているオーディオインターフェイスも多くあります。
もちろん高いオーディオインターフェイスであれば、もっとたくさん機能もついてくることもあります。
ですが最初に購入するオーディオインターフェイスであれば、今回紹介した中から選んでも満足できるかと思います。
これを機に安いオーディオインターフェイスを手に入れて最高の配信環境を整えましょう!