ゲーム実況者の環境紹介でオーディオインターフェイスはよく出てきますが、配信をしない普通の人がゲームをする場合は必要なのでしょうか?
本記事ではゲームをするのにオーディオインターフェイスは必要なのか、オーディオインターフェイスの選び方を分かりやすく紹介していきます。
最後に実際におすすめのオーディオインターフェイスをいくつか紹介しているのでぜひ最後まで見ていってください!
オーディオインターフェイスはゲームに必要?
スピーカーやヘッドホンを使っていて問題なくゲーム音は聞こえるし、オーディオインターフェイスは必要ないと思っている方もいるのではないでしょうか?
実はゲーム向け機能の搭載されたオーディオインターフェイスがあるととても便利なんです!
ゲーム向けの機能があると、足音や銃声を強調して聞きやすくできます。
そのため音の情報で圧倒的に試合で有利になります。
もちろん、ゲーム向けの機能がなくてもオーディオインターフェイスを使用することで、音の解像度があがり足音や銃声が非常に聞きやすくなります。
また、もし配信もしたいのであればオーディオインターフェイスは必要不可欠です。
オーディオインターフェイスをゲームで使うメリット
ここからは、オーディオインターフェイスをゲームで使うメリットを紹介していきます。
オーディオインターフェイスをゲームで使う主なメリットは、
- 足音や銃声が聞きやすくなる機能が使える
- マイクの音質が良くてクリアなボイスチャットができる
- ゲーム配信で使えば良い音質で配信できる
この3つです。
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。
足音や銃声が聞きやすくなる機能が使える
オーディオインターフェイスをゲームで使うメリットの1つ目は「足音や銃声が聞きやすくなる機能が使える」です。
パソコンやゲーム機には最初から音が出力できるような機能がもちろん備わっています。
ですが、音が出ればいいという程度の音質なのでオーディオインターフェイスを使用することで音質が良くなり、足音や銃声が聞こえやすくなります。
さらにイコライザー機能搭載のオーディオインターフェイスであればさらに自分好みの音に設定することもできます。
マイクの音質が良くてクリアなボイスチャットができる
オーディオインターフェイスをゲームで使うメリットの2つ目は「マイクの音質が良くてクリアなボイスチャットができる」です。
1つ目のメリットでも紹介したようにオーディオインターフェイスを使用することで音質が良くなります。
それは出力だけでなくマイクでの入力についても同じです。
マイクの音質が良くなることでオーディオインターフェイスを使用していないときよりもクリアな音声を仲間に届けることができよりコミュニケーションが円滑に進められます。
またゲーム機の場合ゲーム音とボイスチャットの音を同時にヘッドセット等で聞くのは難しいですが、オーディオインターフェイスを使用することで簡単に両方の音を聞くことができます。
さらにゲーム音とボイスチャットの音のバランスの調整もできます。
そのため配信をしなくても友達と通話しながらゲームを良くするのであれば、オーディオインターフェイスを使用することをおすすめします。
ゲーム配信で使えば良い音質で配信できる
オーディオインターフェイスをゲームで使うメリットの3つ目は「ゲーム配信で使えば良い音質で配信できる」です。
もしもミキサー機能を搭載したオーディオインターフェイスを使用すれば、
- ゲーム音
- BGMの音量
- 自分の声の音量
などの音量をすべて個別で調節することができます。
また、BGMは配信だけに音を乗せて、自分は聞こえないように設定もできてとても便利です。
ゲームに最適なオーディオインターフェイスの選び方
ここからはゲームに最適なオーディオインターフェイスの選び方を紹介していきます。
具体的な選び方は、
- ゲーム向けのイコライザー機能の有無で選ぶ
- Switchなどのゲーム機を接続できるかで選ぶ
- 配信したいならミキサー機能の有無も重要
主に上記の3つです。
それでは詳しくみていきましょう。
ゲーム向けのイコライザー機能の有無で選ぶ
ゲームに最適なオーディオインターフェイスの選び方の1つ目は「ゲーム向けのイコライザー機能の有無で選ぶ」ことが重要です。
イコライザー機能が搭載されていることで、銃声や足音が格段に聞こえやすくなります。
普通のオーディオインターフェイスを使用するだけでも音質が向上しますが、イコライザー機能で銃声や足音の音域(主に低音)を強調することでさらに聞き取りやすくなります。
Switchなどのゲーム機を接続できるかで選ぶ
ゲームに最適なオーディオインターフェイスの選び方の2つ目は「Switchなどのゲーム機を接続できるかで選ぶ」ことが重要です。
次に「Switchなどのゲーム機を接続できるかどうかで選ぶ」です。
パソコンでしかゲームをしないなら気にする必要はありませんが、もしSwitchやPS4/5でオーディオインターフェイスを使用したいなら、ゲーム機に対応しているか確認する必要があります。
ゲーム機で使用する場合USB接続のオーディオインターフェイスをおすすめしますが、USB接続のものでもゲーム機に対応していないものもあります。
そのため必ず接続するゲーム機にオーディオインターフェイスが対応しているか必ず確認してください。
配信したいならミキサー機能の有無も重要
ゲームに最適なオーディオインターフェイスの選び方の3つ目は「配信したいならミキサー機能の有無も重要」です。
オーディオインターフェイスを使用することで配信の音質が向上するのはもちろんですが、他にも必要な理由があります。
配信ソフトを使えば自分の声とゲーム音を同時に流したり、BGMも同時に流したりなどできますが、それぞれの音の調整などはできないソフトが多くあります。
オーディオインターフェイスを使用することで配信で流すゲーム音と自分が聞くゲーム音の音量も調整することができるので、配信側では音が小さいのに自分は大きすぎるということがありません。
もしゲーム配信もしたいならオーディオインターフェイスを購入しましょう!
ゲームにおすすめなオーディオインターフェイス5選!
ここからはゲームにおすすめなオーディオインターフェイスを5つ紹介していきます。
自分で使いたいオーディオインターフェイスがまだ決まっていないのであればこの中で選べば間違いなく満足できます!
それでは1つずつ見ていきましょう!
ASTRO Gaming MAPTR-002
価格 | 16,300円 |
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重さ | 228g |
サイズ(縦*横*高さ) | 81*133*47mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac/Nintendo Switch/PS4/PS5 |
まず最初に紹介するオーディオインターフェイスは「ASTRO Gaming」から販売されている「ASTRO Gaming MAPTR-002」です。
この「ASTRO Gaming MAPTR-002」は分かりにくい設定などなく、非常に簡単に調整ができるオーディオインターフェイスです。
注意点としてはXLR接続のマイクを使用することができないので、本格的なマイクを使いたい方にはおすすめできません。
専用のソフトウェアをダウンロードすることでより細かいイコライザー設定が可能になります。
パソコンと据え置き機の両方でオーディオインターフェイスを使用したい方に非常におすすめなオーディオインターフェイスです。
始めて購入するオーディオインターフェイスには非常におすすめです。
Sound Blaster GC7
価格 | 18,800円 |
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重さ | 280g |
サイズ(縦*横*高さ) | 116*174*44mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac/Nintendo Switch/PS4/PS5 |
2つ目に紹介するオーディオインターフェイスは「Creative」から販売されている「Sound Blaster GC7」です。
この「Sound Blaster GC7」はスマホと連動して設定ができる珍しいオーディオインターフェイスです。
通常のオーディオインターフェイスでより細かい設定を変更したい場合は、パソコンで専用ソフトウェアを開く必要があります。
ですが、このオーディオインターフェイスはスマホアプリから簡単に操作することができます。
またイコライザーの設定を最大10個まで保存できるので好みの設定を見つけたのに次使おうとしたとき忘れてしまうなんてことはありません。
注意点としてはXLR接続のマイクを使用することができないので、本格的なマイクを使いたい方にはおすすめできません。
全体的に音の解像度が高く、ボイスチャットのノイズもありません。
そしてイコライザーの設定も保存が可能なので沢山設定をいじりたい方におすすめなオーディオインターフェイスです。
EPOS GSX 1000
価格 | 22,509円 |
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重さ | 220g |
サイズ(縦*横*高さ) | 100*100*25mm |
PCとの接続規格 | USBtypeA |
内蔵エフェクトの有無 | なし |
対応OS | Windows/Mac/Nintendo Switch/PS4/PS5 |
3つ目に紹介するオーディオインターフェイスは「EPOS」から販売されている「EPOS GSX 1000」です。
この「EPOS GSX 1000」は非常にコンパクトで7.1chサラウンドサウンドに対応しているオーディオインターフェイスです。
このオーディオインターフェイスは専用のソフトウェアが必要なくすべてオーディオインターフェイス上で完結してしまう優れたオーディオインターフェイスです。
1つ注意点としては、XLR接続のマイクを使用することができないので、本格的なマイクを接続したい方にはおすすめできません。
ゲーム用途だけでなく音楽や映像を楽しみたいときも7.1chサラウンドサウンドでより臨場感や迫力を楽しむことができます。
専用ソフトウェアが必要なく様々な設定ができるので、パソコンを持ってないけどオーディオインターフェイスが必要という方におすすめです。
【XLRマイクが使える】YAMAHA ZG01
価格 | 29,000円 |
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重さ | 800g |
サイズ(縦*横*高さ) | 110*195*47.5mm |
PCとの接続規格 | USB TypeC接続 |
内蔵エフェクトの有無 | あり |
対応OS | Windows/Mac/Nintendo Switch/PS4/PS5 |
4つ目に紹介するオーディオインターフェイスは「YAMAHA」から販売されている「YAMAHA ZG01」です。
この「YAMAHA ZG01」はHDMI接続が可能なのでゲーム機と非常に簡単に接続が可能なオーディオインターフェイスです。
一般的なオーディオインターフェイスはたくさんつまみがあってどれをいじったらいいのかりかいできるまで時間がかかります。
ですが、このオーディオインターフェイスは見た目もシンプルで使いやすく、さらにXLR接続のマイクを使用することができます。
もちろんイコライザー設定でプレイするゲームに合わせた設定も可能なので、マイクにもこだわりながらゲームをプレイしたい方におすすめのオーディオインターフェイスです。
【XLRマイクが使える】Roland BRIDGE CAST
価格 | 33,000円 |
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重さ | 450g |
サイズ(縦*横*高さ) | 110*222*70mm |
PCとの接続規格 | USB TypeA/C接続 |
内蔵エフェクトの有無 | あり |
対応OS | Windows/Mac/PS4/PS5 |
最後に紹介するオーディオインターフェイスは「Roland」から販売されている「Roland BRIDGE CAST」です。
この「Roland BRIDGE CAST」はローランド初のゲーム配信に特化しているオーディオインターフェイスです。
4チャンネルのミキサー機能がありさらに自分が聞こえる音と視聴者が聞こえる音の両方の調整ができるので、自分の理想の配信環境を完璧に実現することができます。
またエフェクト機能を使うとどうしてもラグが発生してしまうことがありますがこのオーディオインターフェイスは話した音声に直接エフェクトがかかるので遅延なく快適に楽しむことができます。
さらに「Call of Duty」や「APEX LEGENDS」などの人気ゲームに適した設定をあらかじめ搭載しているのでいちいち設定を自分で考える必要がありません。
ゲーム向け機能、XLR接続のマイクが使える上に、4チャンネルのミキサー機能があって配信にも最適なのでゲーム配信をしたい方であればぜひ購入して欲しいオーディオインターフェイスです。
まとめ
本記事ではオーディオインターフェイスがゲームで必要なのかということをお伝えしたうえで、オーディオインターフェイスのメリット、選び方を紹介し、最後におすすめのオーディオインターフェイスを紹介してきました。
改めてまとめると
- イコライザー設定を行うことで銃声や足音が聞き取りやすくなる
- 単純に音質が良くなるのでゲームが楽しくなる
- 友達とボイスチャットしながら簡単にゲームの音を聞くことができる
- ゲーム向けのイコライザー設定があるかどうかで選ぶ
- Switchなどのゲーム機と接続できるかで選ぶ
- おすすめのオーディオインターフェイス5選
オーディオインターフェイスと聞くと配信用と感じてしまいますが、音質向上やイコライザー設定を自分好みに変更できるのでゲームしかしない方でも非常におすすめです。
これを機にお気に入りのオーディオインターフェイスを手に入れてより快適なゲームライフを送りましょう!